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応援を学ぶ・太鼓編①
まず、最初に以下の言葉を並べておきます。
最近、ある研修で学んだ言葉です。
・難しい
・もう出来ている
・そういうもんだから
・やったことある
すべて成長に対する「思考停止」ワードです。
難しいからやらない。
もう出来ているからやらない。
そういうもんだからやらない。変えない。
やったことあるからもうやらない。
難しいかどうかやる前に逃げてませんか?
もう出来ているって、誰が言ったんですか?
ほんとに出来てますか?
そういうもんって、いつ決まりました?
誰が決めました?
やったことあって、それでどうなったんですか?
フィードバック、出来てますか?
人間、やらない理由はいくらでも考えつきます。自分で限界を決めつけて努力しなければ、成長はありえません…と。
仕事の研修で出てきた内容ですが、生き方にも、応援にも通じるものがあるなぁって思いました。
趣味だから。
自己満だから。
だからこそ全力で。
だからこそバカになって楽しめるのでは?
どうも焚火マンです。
応援船団に入って、半ば勝手にやってきたことの1つは「他チームから学ぶ」です。
◯アウェイ側の応援から学ぶ
開幕戦からやり始めたことは「アウェイ側の応援から学ぶ」ことです。
・声量が出てるか
・どんなチャントを歌っているか
・大旗の編成・振り方
・太鼓の編成・音
これは試合当日もそうですし、DAZNや公式動画など、映像として残っているものは基本全て見直していました。
以前の投稿で太鼓隊に音楽経験者はいないと書きましたが、僕の奥さんは結構ガチガチの音楽経験者です。
本人の体調の問題もあって実際に試合中に叩くことはありませんが、ビシバシ、アドバイスはもらっています。
※このnoteでは、敬意を込めて「鬼師匠」と表現させていただいています笑
だからこそ、太鼓についてはまず取っ掛かりとして取り組みやすい面はあったのかも知れません。
◯他チームに負けない音作り
以前の投稿でも触れましたが、序盤は正直、事実として音負けはしていました。
理由は2つ。
・太鼓の台数が少ない
・太鼓の音の響きが足りない
台数は増やすことでカバーしてきました。
音の響きはレベルアップできるところです。
これは個人個人の裁量ですね。
ちなみに、開幕戦のメモは以下の通りです。
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太鼓メモ
鳥取戦
トムトム×1
フロアタム×2
スルド×1
スネア×1
スタンドシンバル×1
(インチ小さめサスペンデッドシンバルorスプラッシュシンバル)
高音〜低音まである為か、音に厚みあり
全員が経験者ではなさそう
キメる所はフォルテで合わせて叩いてる
強弱メリハリがある 抜く所は抜いてる
メインスタンドには鳥取の太鼓しか聞こえてない
船団(の太鼓の音)はハリセンでかき消されてる
単純に人数の差だけか?
※ハリセンは開幕戦で配布されたグッズです。
特にこの日は、ホーム側メインスタンドはハリセン叩いていた人の多さも関係あったかも。
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ウチの鬼師匠も、過去の経験では、屋内演奏での音作りがメインだったため、青空天井のスタジアムでの音作りは初めてです。
分からない部分も多いため、昔の音楽部の先輩に連絡取ったり、楽器屋さんでぶっちゃけて聞いてみたり色々動いてくれました。
前半戦はほとんどの試合で偵察に出てくれていました(本人いわく、太鼓の編成見るのが楽しいのもあったらしいです)
◯個性あるアウェイチームの音作り
相手の太鼓(楽器)を見たって、毎回違うから意味ないやん!と思うでしょうか?
違います。毎回違うということは、各チーム、しっかりと個性を出している証拠です。
他を見ないと、自分たちも省みれないし、勉強になりません。
FC今治ゴール裏は、まだまだ伸び代だらけです。
立ち止まる理由はありません。
満足したらそこで終わり。
アウェイサポーターさんが遠く、四国の今治まで持ち込んでスタジアムに響かせる楽器たち。
各チームにアイデアがあり、それらをスタジアムで鳴らせるとどういう聞こえ方になるのか、
ほんとに勉強になります。
◯前半戦で分かったこと、始めたこと
結論は次の2つ
・今治に無かった「音作り」の概念
・太鼓の叩き方は吹奏楽の基礎のソレ
まずは、FC今治ゴール裏には太鼓の音にこだわる「音作り」の概念が無かったこと。
自分達の出している音がどういう響きなのか、少なくとも、無意識に応援している人たちのテンションを上げることが出来ていたのか?
申し訳ないけど、ある時に「太鼓なんて鳴ってりゃいい」という声が聞こえた時はほんとに悲しい気持ちになりました。
ま、だからと言って立ち止まるつもりは毛頭無いですけどね(笑)
もう一つは、他チームの「上手い人」つまりは良い音を出せる人たちの叩き方は、吹奏楽の基礎に忠実ということ。
鬼師匠は言いました。
出来るで。やるで、と。
…え?やるの僕ですか?
(この時の本音 : 大旗振りたいんだけど…)
→ここからガッツリ太鼓にハマります笑
次回「太鼓②特訓モード発動」に続きます。