サンピラー(太陽柱)出現しました
今日の北海道、とりわけ道北地方は今季一番の冷え込みを観測したところが多かったみたいです。
名寄市の最低気温は -27.4℃ だったようです。(5:14分観測)
寒い朝と言うのは天気がいいのです。
天気がいいと言う事は太陽が出るので「サンピラー」も出現する可能性が高いのです。
実は自分、まだサンピラーを見たことが無かったのです。
「サンピラー」とは?
サンピラー現象についてはこちらに詳しく載っています。
簡単に言うと、空中に浮かぶダイヤモンドダストに太陽光が反射して柱のようにみえる現象のことを言います。
しかし出現にはいろいろ条件があって、
気温がおおよそマイナス20℃以下
太陽が出る方向に雲がない(雲が少ない)
風が弱い
程よくダイヤモンドダストが漂っている
出現の瞬間、見える場所に自分がいるかどうか(これ1番大事)
以外となかなか条件がそろわないのです。
ちょうどその日に仕事なり、自分の用事なりが無ければいいのですが、仕事がある日は遠い場所に撮影になどなかなか出かけられません。
しかし今日!やっとその夢が実現したのです!
いざ撮影現場に
早朝5時30分、まだ暗い中家を出発します。
撮影機材はアイフォンのみ。そうです、そんな立派な機械は持っていないのです。でもビデオカメラくらいは持って行った方がよかったと後で後悔。
6時15分頃現着。
既に複数人のカメラマンさんたちが待機しておりました。
ちなみに場所は、名寄市と、幌加内町朱鞠内湖とのちょうど中間くらいにある峠の頂上です。
当たり前ですが寒いです。
でも風がないのでだいぶ楽と言えば楽でした。
先客のお2人に挨拶して一緒に撮影することになりました。
日の出直前に、太陽に向かって左側に「幻日」を見る事ができました。
一緒にいたサンピラーの達人さんは、これは期待できる!とおっしゃったので期待して待つ。
本格的なカメラと高級な望遠レンズがあればもっと素敵な写真を撮れるのですが、手持ちのiPhoneではこれが限界でした。
それにしても初めてサンピラーを撮影に出かけたにもかかわらず、こんなきれいに出てくれてとても運が良かったです。
ご一緒して下さった達人によれば、「まだ薄い。凄い時にはもっと濃く、金色に見える」とのことでした。
また同じ場所に、苫小牧からわざわざサンピラーを狙いに来た方がいて、お話を伺うとこの場所に来るのは初めてで、サンピラーを見たのも初めてと興奮しておりました。
最後に
同じ目的で、同じ時間に、同じ場所に集まり仲良くお話して下さったお2人に厚くお礼を言ってこの場所を後にしました。
今日は平日ですのでこのまま会社に向かいます。
そして会社でこれを投稿しています(笑)
帰り道、日の出直後に山で見た幻日がまだ出ていたので撮影してみました。
おまけ写真
吐いた息が襟もとで凍り付いている状況。
寒さを感じていただければ幸いです
最後までお読みいただいてありがとうございました。
文章を書くのが好きなので、一気に書き進められました。
また投稿いたしますのでご覧いただければうれしいです。
それではまた次回!
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