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Tinderで人生が豊かになった話♯1

 お久しぶりです。誰も読んでいないかもしれませんが、久々に自分のことについて書きたくなったのでnoteを開きました。フォロワー0だったんですね。悲しいけど気軽に書けます。

 さて、題名にもありますがこの記事は私がTinderというマッチングアプリを使って、いろいろな人に出会い今の自分を形成するまでの話を書いていこうと思います。シリーズ物の予定です。使い始めたのがたぶん10年前なので10年分の物語です。超大作の予感ですね、、

 簡単に自己紹介させていただきますと、僕は現在30歳で会社で働くごく普通な男性です。
 私がTinderを始めたのは2015年頃、Youtuberの動画で『Tinder』というマッチングアプリを紹介していました。その動画内でTinderは海外発のアプリで海外の人がよく使っていると説明がありました。
 当時、海外女性に憧れ恋い焦がれていた私にとってこれ以上適したアプリはないと思いダウンロードしました。当時の私のアプリ使用目的はヤリモクというより海外目的(なにそれ)で使っていました。

 そんなこんなでTinderを使い続けていたんですが海外女性はおろか女性とマッチしませんでした。『もうやめようかなぁ〜』そう思っていた時でした、一人の女性とマッチしました。写真を見ると、ナイスバディで眉毛がキリッとし、まつ毛はクリンクリン。ラッパーのミーガン(Megan Thee Stallion)みたいな女性とのマッチをみて、『キターーーーー!!!』The 海外女性とついにマッチ!さすがTinderさん。海外女性が多いという情報は嘘ではなかったのですね。

 マッチしたはいいけど問題はこの先です。会う約束を取り付けなければマッチした意味がありません。当時の英語力はひどいもので、I'm play Baseballとか言っていました。仕方ない翻訳アプリに頼ろう、、
 この理想的な女性と会うためチグハグな翻訳英語でコミュニケーションをとりなんとか地元のHUBのような場所で会う約束をつけました。会う約束のほとんどはGoogleさんの翻訳君が取り付けてくれたと言っても過言ではないでしょう。

 いよいよ会う当日です。ここでまた新たな不安が私を襲います。
1 マッチした女性は現実に存在せず、悪い奴らが運営していてお金をとられるんじゃないか。
2 マッチした女性は現実に存在するが悪い奴らがバックについており、お金をとられるんじゃないか。
3 相手が英語しか話せない場合そもそもコミュニケーションがとれるのか。
アプリを通じて初めて人と会う不安とそもそもコミュニケーションがとれるのかの不安が特に大きな割合を占めていました。
 対面してしまえばGoogleさんの翻訳君に頼ることはできなくなってしまいます。直前までTOEIC金の単語帳を読んで最後の悪あがきします。 

 不安に思いながらもHUBに着くと、明らかに一人だけ輝いて見える女性がいます。勇気を出して声をかけます。『ハーイ!ナイストゥミーチュー』すると彼女も満面の笑みと素晴らしい発音で『Nice to meet you too!』と返してくれました。その笑顔で緊張が和らいだのを覚えています。彼女は簡単な日本語しか話せないということだったので、拙い英語とボディランゲージで話をしました。英語喋れないけど君とコミュニケーションとりたくて来たんだと一生懸命伝えると、彼女は微笑んでくれました。『なんかわからんけどコミュニケーション取れてる??』そんな変な自信もつきつつ、楽しい時間はあっとゆう間に流れました。

 2、3杯飲んでそろそろ帰ろうかという雰囲気になり、彼女が酔い覚しも兼ねて少し散歩したいと言ったので散歩することにしました。歩いていても体が触れるか触れないかの絶妙な距離感、、、なんかいい雰囲気なんじゃないのーーー!!!このままホテルとか行っちゃうんじゃないのーーー!!!アプリを始めた目的が海外目的とか言ってたのが嘘みたいですね。
 しかしここで新たな問題が。『英語でなんて誘えばいいんやーーー』直接的に誘えばいいのか、いやそもそも相手にその気がなかったら怖い仲間が出てきてボコボコにされるんじゃないか。とか。
 考えを巡らせているうちに同じ道を2周した頃、彼女が疲れたので帰るといいました。
 正直、残念な気持ちとホッとした気持ちが入り混じりました。

 そんなこんなで彼女を駅まで送り届け別れ際に握手をしました。すると彼女は悲しそうな顔をしました。『これだけ?』そんな顔で。彼女は『これが私たちの国の挨拶よ!』という感じで握手のお返しにハグをしてきました。びっくりしつつもハグし返す僕。ハグし終えると『またすぐ会えるよね?』と彼女が聞いてきました。嬉しかった僕は『Yes!Soon!』と返し彼女を見送りました。彼女を見送り終え、股間のほうに目をやるときれいなテントが張られていましたとさ。

 これが僕のTinderバージンを捨てた話です。彼女との出会いから何事も挑戦する大切さを学びました。英語喋れなくても案外楽しめるし、いい感じのとこまではいけるんやな〜と。やってみる前に決めつけず、やってみてから判断しようと思いました!
 
 一つ人生が豊かになりましたね。また次回作でお会いしましょう〜


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