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S.Q.S Ep 8 『SCHOOL REVOLUTION あの頃の僕らは』

感想にもなれない、ただの咽び泣き。
自分のためのメモ書きです。ネタバレもある。
書いてみたら6000字になりました。長い。

12月、英林高校同様に自分のところも期末テスト期間中で、有給取るならここしかない…!!というラッキーな平日。
とうとう、とうとう現場にいってしまった、S.Q.S …もう何をどうに言ったらいいかわからないけど、兎にも角にもすごかった…煌びやかで派手でギラギラしてた…最高に楽しかった!!本当に良かった、本当に、手放しで、マジで楽しかった…!!!

そもそもの話、私はサイリウムを振るタイプのイベントやライブ、舞台とは無縁の人間でした。次元を問わず、アイドルのファンなんてやったこともない。
…超小声、超小声なんですが、実はスケアにしても原作はまだ履修中…(超小声)

もともとスケアは、「知ってる俳優さんが出てるからサブスク配信観てみようかな」くらいの軽い気持ちで視聴してハマった沼です。舞台から原作に入った身なので、刷り込み的な意味でこの2.5舞台のキャラたちこそが私にとってのSolidSとQUELL…。

「原作ファンです!」と言い切るには歴が浅く、現場に行くのはちょっと場違い感あるかな…でも、やっぱり生で見たい…!!と、めちゃくちゃ勇気を出して斬心BD特典でチケット購入して、発券して震え上がりました。

最前。

今まで、こういう会場で前方席ってどんな徳積んだら入れるんかな…と思ってましたが、これ、マジで運なんですね…一生分の運を使った。

ちょっと、いやちょっとじゃない、かなり、かなり怖かった。物販並ぶ前から足が震えていたし、周りの方の熱量に押されてしまって、何度か割と本気で、逃げて帰ることを考えました。私みたいなのが最前なのも申し訳なさすぎる…。
だって、何度も何度も言うけど、ペンライトとも団扇とも無縁の人間だったんです…!
サブスクやらBDやらオンラインシートやらで観劇してきた完全ド茶の間勢。現場でのノリ方も正直わかんないし、ファンサなんてとんでもない、アイドルたちの綺麗な瞳に私なんぞ映してほしくないんだよ…!視界の片隅にだって入りたくないんだよ…!(パニック)

とまぁ、色々考えてもいたんですが、とうとうその時が来て開幕。…もうそこからは、あまり記憶がありません。とにかく楽しかったし、結論として、逃げずに行って良かった。これからもこの作品には足を運ぼう…!と強く心に誓う結果となりました笑
以下、各キャラクターの印象です。(熱気と興奮でうろ覚えです)

・柊羽さん
優しくて凛としていて、静かな湖畔のイメージがある方でした。気品とゆとりを感じる…。神々しかった。穏やかな笑顔に何度も目を奪われました。ダンスをしていてもキレがすごいし四肢の伸びが綺麗。彼の周りの空気が澄んで見える…。美しい。本当に美しい。目があった瞬間があると思うんだけど、正直記憶が飛んでます。綺麗だったことしか覚えてない…。
内魂のおかげで(?)とても面白い。特別授業、および英語の授業でめちゃくちゃ笑わせてくれましたw
心底、彼の柊羽さんに会えて良かった…!!と思いました。

・英知くん
うっわーー!キラッキラ!!!って印象です。私の中では翼と並んで「The☆アイドル!!」って立ち位置…。
英知くんは元々個人的に好きなタイプのお顔してるんですが、キャスト様のハードな減量のおかげで更にイケメン度が爆上がりしていました。そうなってくると、もうマトモにお顔見られません…手を振ってくれるタイミング何度もあったのに、ひよりました。ちょっと後悔しています。甘いマスクが可愛らしいのに背丈や体格がしっかりしてるので、めちゃくちゃ男前でした…。目の前でダンスしてくれると迫力がすごい。彼が動くたびに周りにキラキラが散ってました。はぁ…好き。

・壱星くん
彼の笑顔が大好きです。穏やかでしっかり者で、でも多分色々な苦労をしてきたんだろうな…と思わせる節があって、あの穏やかで優しい笑顔に彼の過去が透けて見える。経験が人を強くするんだなぁ…と、壱星くんを見てると本当に思う。ひだまりで幸せに笑っていて欲しいタイプの子です。
で、彼のダンスがとにかく好き。柊羽さんや英知君に比べて体格は小さいけれど、大きく伸びる動作、そこから次の動作に移るまでの一瞬の間が好きなんです。力を全て吸収して次に放つ、みたいな。(伝われ…)丁寧で、それでいて力強いダンス。目の前で踊っていただけて幸せでした…。

・壱流くん
あー、可愛かった。はちゃめちゃに元気で、見てるこちらに移ってしまうような元気さ。彼を見てると無条件にニコニコしてしまう…。慣れない芸能界で、たった1人の身内を頼りに逞しく生きていく姿がとても好印象です。それを見守る壱星の眼差しも含めて素敵でした。ダンスもキレッキレで、全身を使って踊る感じが本当に良い。とても格好いい。あと、何度も言ってしまうけど笑顔が大きくて最高です。可愛かった…癒し担当すぎました。 

・志季さん
キャスト様が丁寧に丁寧に志季さんを作ってくださったのがよくわかる。本当にありがとうございました。最高でした。
1人だけのキャス変、しかも演じるのが「リーダー」の志季さんとくれば、キャスト様にはもうめちゃくちゃプレッシャーがあったと思います。
私自身、前キャスト様の志季さんを見て彼のファンになったという経緯があるので、今回のキャス変発表の際はものすごく胃の痛い思いをしておりました。もし、もし新キャスト様の志季さんを受け入れることができなくて、そのせいでS.Q.S、果ては原作からも気持ちが離れてしまったら…と思うと怖くて仕方ありませんでした。今回のステージも、キャス変だけがネックだった…。
期待と不安が6:4くらいのまま、劇場に向かい、幕が開いて。
…びっくりしました。舞台の上にいたのは、正真正銘、篁志季さん。スタイルが良過ぎる。…顔が小さい!
お顔立ちや体躯等のビジュアルは原作の志季さんそのまま。今までの志季さんももちろん原作に忠実なんですが、さらに原作寄りになった印象です。喋り方も、ステージ上での立ち振る舞いも、本当に理想の志季さんでした。癖がなくて、キャス変を忘れてしまうくらい限りなくストレスがゼロ。完全に2次元から飛び出してきた志季さんです。ダンスもキレッキレだったし、ファンサ中の振る舞いも完璧でした。育ちが良くて、品のある正統派の篁志季。びっくりした…。新キャスト様の志季さんも、これからどんどん好きになりそうな予感です。

・翼くん
「顔ちっさ!!!!!」が登場してコンマ1秒で思ったこと。いや、、知ってたんですけど…彼のスタイルが抜群すぎることなんか知ってたんですけどね…?だって内魂さん、別舞台では着る人を選びまくる(∴✪౪⊗∴) の衣装を軽々と着こなしてしまうスタイルの良さだもんな…彼にしかできない、翼くんは彼にしかできないよ…!
最前というあまりにもアレすぎる至近距離から拝んだ翼くんは、神が作った最高傑作かと思いました。眩しかった…。頭のてっぺんからつま先、指遣いまで、何もかもが完璧すぎる「The☆アイドル!!」でした。唇が薄くてツヤツヤで最高にセクシー。こんなん女の子たち全員惚れちゃうでしょ…。全世界の男の敵、そんな奥井翼くんでした。
キラッキラな笑顔やその時に出来る笑窪はもちろんなんですが、個人的に、彼が目を細めた時の眉間が大好きです。大好きです。(2回目)ダンスもキレが凄くて、飛ばしてくれるウィンクや投げキッスを浴びるのに忙しかった…。風の噂で翼くんのファンサはやばいって聞いてたんですけど、マジでした。昇天レベル。ダンス中に団扇に気づいてファンサあげてたのも流石すぎる。あれ、貰った人は心臓止めなかったの偉いよ…。理想の翼くんでした。
ビジュアルだけじゃなくて、今回の翼くんはストーリーへの関わり方も素晴らしかった。
大の唯一の知り合い、という立ち位置でしたが、過度に干渉することもなく、過保護になることもなく…。大を信頼しているからこそ一歩引いて見守っている感じがとても素敵でした。困った時には助け舟を出してくれる、根回しできるタイプのお兄ちゃん。センターでキラキラ輝いてる時はもちろんですが、大を見守る眼差しがとてもとても優しくて、理想の大人の男でした。ありがとうございます。

・大ちゃん
今回のお当番。あまりにも好きです。今の余裕のある大人な大さんを知っているから、息苦しそうな様子に胸がざわつきました。
私の中では、「村瀬大」という男は無骨なように見えて、実はとても優しく、一つひとつの所作が丁寧な人。その場のノリじゃなくて、ちゃんと生きようとしてるから壁に当たるし、それを乗り越えようとして悩むんですよね。今回の作品は全体的にコメディタッチだったけれど、大さんが締めるところを締めてくれるから、ほろりと泣ける作品になってるなぁ…と感じました。
ダンスも良かった…。キャラクターの性質上、他のメンバーに比べて動きが硬い気がするのですが、「あの大ちゃんがこんなセクシーで、ガラの悪い(超褒め言葉)ダンス踊ってる…!!」って考えると色々と脳がバグります。あのダンスを踊っても、(良い意味で)崩れない。育ちの良い男性って感じが最高に良かった。個人的には『I AM A BARTRNDER』のグラスを仰ぐフリが好きです。あと、あれは『&Night Trap』だったかな…?ダンス中にアイコンタクトとファンサを頂いてしまい、ガチでよろめきました。あんなの、全世界の人間が村瀬大に惚れてしまう…ずるい…本当にありがとうございます、寿命延びました。

・里津花さん 
少し遡って約2年前、知っている役者様が出てるな…って軽い気持ちで視聴したS.Q.S epi3。で、すっかり落とされました。美しくて、可愛くて格好良い、性別不詳な麗人に。
あの日以来、寝ても覚めても頭の中は阿部さんの演じる世良里津花さんのことばかり。私はこの方にこの沼に落とされました。ステの最推しなんです。このキャストさまの、この里津花さんに会いたくて現場での観劇を決めたんです。

もう、何をどう言えばいいのかわからないんですが、最高でした。美しくて綺麗で凛としていて強くて、あの…最高でした。もうずっと目で追っていて、本編でもダンスライブでも、彼を見ていました。彼の見せる全ての表情が好き。本編序盤の個撮シーンの、少し疲れた躊躇いがちの表情も、大人の男性の余裕ある表情も、メンバーを労る時の聖母のような表情も好き。ぱっちりした目元と、少しだけ口角を上げた口元が好き。とてもお美しいのに、笑うと少女みたいに可愛くなるの。マジで狡いんですよ…。
それでいてライブの時は獲物を狩る眼をするんだから困ります。本当に格好良くて、ちょっと脳がバグる。さすがモデルさん、自分の魅せ方をわかっていらっしゃる…。
彼のダンスがね、一等好きなんです。例えば同じ振り付けだとしても、他のメンバーが外に開いていく男性的、直線的な力強さを持っているのに対し、彼は内側に丸まっていく女性的、曲線的な美しさがあるんです。以前「セクシーは腰!」って仰られていましたが、本当にセクシーすぎて直視できないシーンがいくつかありました笑
ファンサタイムでは、隣の席の方(通路席)が強火のリッカ推しだったようで、リッカちゃんにファンサ貰ってました。こんな至近距離でファンサしてるリッカチャンを拝見できたことこそが私にとってはご褒美なんですが、まさかの、まさか、私まで視線頂いてしまいました…。客席を覗き込まれ、気恥ずかしくて震えながら持ってた公式様の里津花さん団扇に気付いていただき、3秒見つめあっちゃった…!あの色素の薄い綺麗な目で見つめられて、本気でどうしていいかわからなかった…。勇気出してサインライト買って、ピンク色にしておいてよかった…!命日かと思いました。
特別授業での様子やダンス中、ファンサタイムの様子など…明るくてお茶目で可愛くて、彼にしか演じられない里津花さんがいました。本当にありがとうございました。

さて。
今回は「SCHOOL REVOLUTION あの頃の僕らは」とのことで、観劇後の新幹線の中、自分にとっての「あの頃」を思い返していました。

転職して夢を叶えて、休むことなく全力疾走していた頃のこと。歴も経験も技もなくて、力の抜き方もわからなくて、次第に息の仕方すらわからなくなってしまった頃。色々発症させてしまったし、管理職から休職を勧められるまで追い詰められてたのに、「休みたい」なんて言ったら人間失格になる気がして、助けを求めることもできなくなりました。「仕事に向かう」という誰だって出来ることが上手くできない自分が情けなくて仕方なかった。
どうにもならないくらい疲れてしまった日には、帰宅後必ずS.Q.Sのダンスライブパートをつけていました。ライブパートには複雑な物語がないからぼんやりと観ていられたし、現実から離れてキラキラと優しい世界に逃げ込むのは心地よかった。キャストさんの大きな笑顔や汗を散らして頑張る姿に励まされたし、ステージ上で「仕事」をして輝く彼らの姿に、やっぱり私も仕事をしたい…!とポジティブな気持ちを貰って、なんとか踏ん張って翌日の仕事に向かいました。
だから、私の「あの頃」はS.Q.Sに支えられていた頃でもある。
今ならもう少し器用に生きられるし、肩の力抜くところも覚えてきたし、あの頃の苦しさを笑って話せるくらいには成長できたと思うんです。…私、頑張ってきたなぁ…と。
少し苦くて青臭い過去を思い出しました。楽しくてほろりと苦い、そんな観劇体験になりました。

とまぁ、まさかの6000字の長文で書き殴ってしまいましたが…。
学校というのは不思議な場所で、人生100年のうちのたった3年間、されどものすごく大きな意味のある3年間を過ごす場所。楽しい思い出もくすぐったい思い出も、苦い思い出も青臭くて恥ずかしい思い出も全部残されていく場所なんです。柊羽さんが「神聖な場所」と言っていたけれど、なんとなく、その感覚はわかる気がします。平凡な毎日が特別で、一つひとつが大事件。そんな場所で起きた優しく不思議な物語、堪能させていただきました。

最後の最後になりますが、S.Q.S、行くまでずっと身構えていましたが、びっくりするくらい楽しかったし、夢のような時間でした。次回はちゃんと団扇作って参戦したいと思います笑

素敵な時間をありがとうございました!

『S.Q.S Ep 8 SCHOOL REVOLUTION あの頃の僕らは』
2022.12.6(火)昼
サンシャイン劇場



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