【要約】まんがでわかる ライフシフト

平均寿命は年々増加して、100歳まで生きる時代が普通になってくる。
その中で、これまで通り「教育→仕事→引退」し老後を過ごすことは金銭的にも、精神的にも難しくなる。
本書で重要なことは、自分のやりたいことをすること、無形資産を大事にすることである。
大企業に長期間勤め役員に昇格できず悩む父、新卒で大企業に入社したが、出向を命じられ退職を決意。転職先を探すもなかなか見つからない兄。
そんな彼らに共通して言えることは、男は仕事してなんぼの考えである。古い固定概念に縛られ、一生その会社で勤め上げることが正義であると思い、結果的に自分や家族と向き合おうとしなかった。
ただ、一つの会社で勤め上げることは凄いことであるし、否定はしないが、本当に自分がしたいことを考えて生きる方が、長い人生楽しくなるのではないか、というがこの本の伝えたかったことであると思う。