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WordCamp Tokyo 2019に参加してきました

こんにちは、100%GPLのブログ向けWordPressテーマ『SWELL』なんてのを開発したりしている、と申します。

WordCamp Tokyo 2019 ( 2日目のセッションデイ )に参加してきましたので、その感想や、参加を決意するまでに至った経緯などを書いていこうかなと。

WordCampへの参加自体が初だったのですが、非常に刺激的で楽しいイベントでした!

WordCampとは?

まずはじめに、「WordCamp」をご存知でない方もいらっしゃるかと思いますので簡単に説明?紹介?をしておきます。

実は私もつい最近まで、テーマ開発者であるにも関わらず WordCamp というものを全く知りませんでした。

WordCamp Tokyo 2019 「WordCampとは?」によると、

WordPress は世界中のコミュニティによって支えられています。
(中略)
各コミュニティでは WordPress をもっと使いやすくするために勉強会や情報交換が盛んに行われていて、その中でも WordCamp は、WordPress Foundation の公式な承認のもとに世界中で開かれている WordPress のイベントです。

と説明があります。

WordCamp Tokyo 2018の様子の動画もありますので、そちらもぜひ見てみてください。

一言でいうと「めっちゃでかい規模のWordPress公式イベント」ですね。


WordCampを知ったきっかけ

Snow Monkey」という100%GPLテーマの開発者であるキタジマさんと、そのSnow Monkeyユーザーさんたちとの出会いがきっかけでした。

以前Twitterで、「SWELL」のライセンスは100%GPLであるという旨のツイートをしたところ、

このツイートにキタジマさんが反応してくださり、「Snow Monkey Meetup」というSnow Monkeyユーザーさん達の交流会に参加しないか?と声をかけてくださったのです。

家で引きこもり生活をしている私にとって、知らない人が集まる場に出向くのはかなり気が引けたのですが、バイト時代から「WordPressのなんかめちゃくちゃすげー」と認識していたキタジマさんからのありがたいお言葉ということもあり、なんとか勇気をだして参加させていただくことにしました。

その Snow Monkey Meetup で、WordPressのコミュニティがあることや、WordCampなどのイベントが盛んに行われていることを知ったのです。

Snow Monkey Meetup は、他にも色々と大切なことに気づかせてくれた貴重な日でした。(この時のこともnoteでまとめればよかったかなと後悔...)


WordCamp Tokyoへ参加することを決めたきっかけ

実は東京へは行かなくていいかなと思っていました。

12月には私が住んでいる大阪でも開催されるということだったので、そっちだけでいいやと。

同じイベントだし東京まで足を運ぶのはちょっとなと...。(あと、入籍日の翌日ということもあり...。)

しかしWordCamp Tokyoの開催日が近くにつれ、徐々に悩み出します。

やはり東京こそ、一番すごい人たちが集まる濃い空間になるだろうし、テーマ開発者さんもどうやら何人か参加するっぽい。

キタジマさんにもまたお会いしたい。

そして、Lightningの開発者である石川さんとも少しTwitterでやりとりさせていただけたこともあり、「今ならこの人とも話せる!話してみたい!」という思いが強くなったことも大きかったです。

そしてそして、やはりどうしてもこれを手に入れたかった!

↓↓

Snow Monkeyのブランドブック。
ブースで無料配布されるようなレベルを軽く超越している衝撃のグッズです。

テーマ開発者としてこれは手に入れとかないといかんだろうと。

しかしどうやらWordCamp Osakaではすでになくなってる可能性が高いと...。

で、「行くかぁ...。」と。

WordCamp Tokyoに参加して感じた、WordPressのでかさとありがたさ

たくさんの人がWordPressに関わっていて、いろんな人がいろんなことを議論してあれやこれやと話している。

改めて、WordPressが世界中で使われているんだなということや その可能性の幅広さ・奥深さを痛感しました。

自分が知っていること・関わっていることは、WordPressのほんの一部分だけでしかないんだなと...。

世の中には、自分の知らない世界がこんなにも広がっている!

ということを、引きこもりの私はやっとこさ体感することができたのです。

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また、WordPressのコア開発にも関わっている とろゆにさんのセッション にてGutenberg(ブロックエディター)の開発裏話があり、

WordPressは世界中の人たちが様々なバグと闘いながら開発し続けてくれているんだ、ということがよりリアルに想像できるようになりました。

私のようなテーマ開発者が今こうして生活できているのも、そんなWordPress開発者の皆さま方のおかげ。

そのことをしっかり理解し、開発してくれている人々には絶対的に感謝しないといけないし、
何かバグを見つけたらちゃんと自分で報告したりテストしたりして、一緒にWordPressを良くしていくという気持ちも忘れてはいけない。

小さいことでもいいから、自分からアクションを起こしてみよう。

ということを肝に命じておかなければいかんのです。

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今回は本当に、参加してよかったなと思いました。

また、これからもWordPressのテーマ開発者として精進していきたいという思いが強くなりました。

より多くの人が、手軽に楽しく、WordPressを使って自分のサイトやブログを作れるようになるようなテーマにしていきたいなと。

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以下、おまけです。

「100%GPLテーマ」の開発者として生きていくということ

私はWordPressの思想を尊重したいので、SWELLではテーマ内のファイルを全て GPL ライセンスとしています。

いわゆる、「100%GPLテーマ」ですね。

100%GPLであるということは、一度テーマファイルを手にした人はそれをどう扱うのも自由ということです。
つまり極端な話、全く同じものを本家よりも安い値段で販売してしまうこともできてしまいます。

何百・何千時間も費やして開発しているものを100%GPLで販売するということは、ビジネスとして考えるとやはりリスクが大きいです。

しかし、それに見合うだけのリターンがあるんだということを今回のWordCampでは実感しました。

SWELLは100%GPLである」と明記しはじめてからたくさんの人と交流する機会が増え、ついに「WordPressコミュニティ」というどでかいコミュニティに深く関わっている人たちともお話させていただくことができたのです。

今はまだほんの少しだけ足を踏み入れただけですが、WordPressコミュニティの大きさや、そこに属している人々の暖かさ的なものをとても感じました。

WordPressを生業として生きていくのであれば、このコミュニティの中に入っていけるかどうかというのは非常に重要なことだと今では強く思います。

しかし、その重要さは実際に触れてみないとわからないものです...。

これからテーマやプラグインを開発していきたいと思っている方、もしくはすでに作っているけどスプリットライセンスで提供している方は、WordCampに参加してみてください。

参加するだけであれば、非100%GPLテーマやプラグインの開発者でも問題ないそうです。

そしてぜひ、100%GPLでの提供を視野に入れてみてください。

以前の私のように、「とりあえず作ってみた」状態でライセンスのことなんてよくわからないという人は、SWELLの利用規約をコピペしていただいて大丈夫です。

私はSWELLをリリースした初期の頃、その辺に転がっているスプリットライセンステーマの利用規約をコピペして販売してしまっていました...。

国内の100%GPLテーマ界隈を、ぜひ一緒に盛り上げていきましょう...!

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