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日記を例えるなら

​​先日、夕方のジャングルジムの影のように長いこと行っていなかった福島にて過ごした
​​目的は裏磐梯にある諸橋美術館に、ダリの絵画を見に行く為だった
​​私はダリの絵画を見る為なら、絶滅危惧種の野生動物の調査をする学者のように追いかけて行く

裏磐梯の諸橋美術館までの道中【道の駅 喜多の郷 ふれあいパーク喜多】にてトイレ休憩をしたのだが【蔵の湯】という温泉を、ふれあいパーク喜多内で発見した
​​西村京太郎が、初めて時刻表を見た時のように驚いた

入館後脱衣所でトートバッグにiPhone seがはいっていないことに気づき、普通に車だと思い風呂に入っていたが、さっき行ったトイレに置きっぱなしの可能がありもしそうだだったら、楽しみにしていたネプリーグが録画されていなかったときのようにヤバいと思い、露天風呂から飛び出しヒートテックを着ないで、髪も乾かさないで車に戻りiPhone seを発見し、また風呂に浸かった
​​頭にハコフグの帽子を被させられたお地蔵様をみるような戸惑いの視線を辺りから感じた
​​また諸橋美術館へ車を走らせる道中、進研ゼミから返ってきた答案のように赤いもみじを中津川渓谷越しにみるモダンな女性を車の窓ガラス越しに発見した
​​「押すなよ!」と言っているのに押してくる人がいないような孤独と、高橋英樹が「越後製菓」と丁寧にゆっくり言った時のような正解感があった

そして、諸橋美術館である
​​颯爽と入場し閲覧していると、福島の老夫婦が私と同じフロアで閲覧しておられ

夫「オメェ、これ意味わかってんだが?」

嫁「さっぱりわからねぇ」

夫「なんだ、バガたれ、んだば帰らんなねどれ」

等大きな声で会話していた
​​それを聴いた私は、ザブングルの加藤さんの気持ちを1番わかっている親友の気持ちのように悔しかった


​​その後、猪苗代湖にいき旧小学校をリノベーションした複合的に店などが入っている施設の中のカフェ【煙突の木】という店に入った
​​とても静かに穏やかで、学校を休んだ日の午前中のような優しさたった


​​最後に【ブックオフ会津門田店】でせきしろさんの(たとえる技術)を買ってさっき読んで、喧嘩上等のステッカーのように例えたくなってこうなっちゃった次第である
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