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サービスエリアの真実

先日、高速のサービスエリアで休憩をしていた
高くて不味そうなものしか無いもので、しょうがなく出来立てが飲める自販機のカプチーノを購入した
こういった時間がかかり普段あんまり飲めないものをすぐ飲めるようなサービスにはお金を払ってもいいと思っている
自販機から立ち去り際、同自販機であったかババナオレも販売しているのに気づいた
すかさず、こっちにしておけばよっかったという念がこみあげてきた
どうしようか私は考えた
そして、普段の私ではそうは行わないあったかバナナオレを買うという行為を私は選択した
若干巷の自販機より高額なサービスエリアの自販機で2つのドリンクを購入するのは、カロリーや糖分摂取量においても財布事情においても様々にリスキーである
運転疲れしている自分へのご褒美としてリスクを犯してこの行為を行った私は、妙な贅沢感と背徳感で浮足立った
こんなちっぽけな、ちいちゃな行為で女湯を覗いてでもいるような【覗いたことは小学生の頃に一回しかないです】田代まさし氏も感じたかったであろう罪悪感にまで百円玉4枚で出会ってしまった幸運という背景も含め、私は見事に奇跡を達成してしまったのである
このあったかバナナオレが関与している幸福な事実を素直に受け止め、さらなる幸福を求めて冬の山形を生きていこうと思う

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