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国内最大ユーザー数にリーチできるLINE広告とは?

LINEはLINE株式会社が提供するメッセンジャーアプリでLINEは友達登録されたユーザー同士で無料でメッセージのやり取りや通話などを無料で利用することできます。

しかし、LINEはメッセンジャーアプリとしてだけではなく、ニュースや天気、デジタル決済、漫画など多様なサービスを展開しています。

LINEに広告を配信するためのLINE広告は、LINEの様々な媒体に広告を出稿することができ、LINEのユーザー層の厚さと組み合わさるとどんなユーザーにもリーチできるほどです。

この記事では、LINE広告とはどのようなものなのか、LINE広告で出稿できる広告とはどのようなものかを紹介していきたいと思います。

LINEとは

LINEとは、LINE株式会社が提供するメッセンジャーアプリです。

LINEは友達登録されたユーザー同士で無料でメッセージのやり取りや通話などを無料で利用することできます。電話とは違い、インターネットにつながってさえいれば、海外などを問わずに追加料金なしで利用できます。

スマホに登録された電話番号から自動に友達登録される機能もあり、使い始めの方でも知り合いに連絡を取ることできます。

LINEは通常メッセンジャーアプリを指しますが、その他いろいろな機能を搭載・展開しており、

・LINE NEWS
・ウォレット
・LINEマンガ
・LINE BLOG
・LINEポイントクラブ
・LINEショッピング
・LINEチラシ
・LINEクーポン
・LINEマイカード
・LINE広告ネットワーク
など様々なサービスを展開しており、多くの人に生活になじんでいます。

LINE広告とは

LINE広告とは、LINE社が提供するLINEおよびその周辺サービスに広告を出稿するためのサービスです。

LINE広告は、広告配信面(媒体)・クリエイティブ・広告配信機能の3つから構成されており、それぞれを掛け合わせて広告を配信します。それぞれの詳しい内容は後述します。

LINE広告は国内最大数という圧倒的なユーザー数を誇り、幅広いユーザー層のおかげもあってか、LINE広告でしかリーチできないユーザーも多く存在します。そのため、LINE広告は低価格で始められることもあり、広告を始めてみようという方にも非常におススメです。

LINE広告の広告配信面

他のSNSではリーチできないユーザーにもリーチできるLINE広告ですが、どのような場所に広告を出稿できるのでしょうか?

ここでは、LINE広告で配信できる広告枠について紹介していきます。

LINE広告では、以下の配信面に広告を配信することができます。

・トークリスト
・LINE NEWS
・タイムライン
・ウォレット
・LINEマンガ
・LINE BLOG
・LINEポイントクラブ
・LINEショッピング
・LINEチラシ
・LINEクーポン
・LINEマイカード
・LINE広告ネットワーク

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画像引用元:「LINE Business Guide 2021年7月-12月期」を元に編集

LINE広告は、LINE上の多くの場所に広告を配信することができるので、配信面が非常に豊富です。配信面を目的に合わせて使うことで広告の効果を最大化できるので、商材に合わせて配信面を吟味しましょう。

LINE広告のクリエイティブ

LINE広告では広告配信面ごとに使えるクリエイティブが分かれており、主に静止画と動画の2種類を使うことができます。

静止画では

・Card(1200×628)
・Square(1080×1080)
・Carousel(1080×1080)
・Small Image(600×400)

の4種類を配信することができます。

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画像引用元:「LINE Business Guide 2021年7月-12月期」を元に編集

動画では

・Card(16:9)
・Square(1:1)
・Vetical(9:16)

の3種類で配信することができます。

このうち、Verticalは(9:16)タイムライン上において、3:4の比率で広告が表示されるため、上下が省略されます。ユーザーが動画をタップすると全画面(9:16)で表示されるようになります。字幕などを利用する場合はカットされるサイズを考慮して作成するようにしましょう。

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画像引用元:「LINE Business Guide 2021年7月-12月期」を元に編集

広告の配信面とクリエイティブの対応は下記の画像の通りになります。

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画像引用元:「LINE Business Guide 2021年7月-12月期」を元に編集

LINE広告のクリエイティブは静止画と動画の2種類があり、広告の配信面と併せてどのクリエイティブを使うか選ぶようにしましょう。動画の場合にはクリエイティブの予算がかさんでしまうこともあるので、考慮しましょう。

LINE広告の広告配信機能

LINE広告の広告配信では、非常に便利なターゲティング機能とオーディエンス配信を使うことができます。

LINE広告では、属性セグメント・行動セグメント・年齢セグメント・性別セグメント・興味関心セグメント・地域セグメントによって、広告を配信するターゲティングが可能です。

属性セグメントは配偶者・子供・携帯キャリア・推定収入を設 定して配信することができ、年齢セグメントでは14歳以下から65歳以上まで年代ごとに切り分けて配信することができます。 地域セグメントでは47都道府県に加えて市町村まで区切って配信することができるので、非常に細やかなターゲティングが可能です。

オーディエンス配信では、ユーザーのデータを利用して対象のユーザーに広告を配信することができます。

例えば、初回購入したユーザーの 端末識別IDなどがあれば、そのデータを使って再び購入を促す広告を配信することができます。また、逆にその データを使って購入者を広告の配信対象から除外することもできます。オーディエンスは端末識別ID以外にも、 ウェブトラフィック、モバイルアプリイベント、LINE公式アカウントの友だちなどで作成でき、それらの 類似オーディエンスも作成可能です。
「LINE Business Guide 2021年7月-12月期」より

LINE広告の課金形態

LINE広告では、広告の種類や目的によって課金形態を選ぶことができます。

課金形態は3つに分類され、

クリック課金 (最低入札価格24円~)
インプレッション課金(1000回表示) (最低入札価格200円~)
友達追加課金 (最低入札価格50円~)

から目的に応じて選ぶことができます。

LINE広告は最低入札額も低く、低予算から始めることができます。しかし、あまり予算をかけないと運用するときにデータが足らず、CVにつながらない可能性もあります。また、LINE広告には自動最適化機能があり、自動最適化にはデータがある程度必要になるので、最適化も難しくなってしまいます。

そのため、低予算から始められるといっても、ある程度の予算から始めたほうが結果的に効果を生み出すことが多いです。