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Googleアナリティクスの導入と設定

この記事では、Googleアナリティクスの具体的な導入と設定の方法を説明していきます。お持ちのWebサイトでGoogleアナリティクスの導入が実際に決まっている方は特にご確認ください。

前回の記事では、Googleアナリティクスについて解説しました。
Googleアナリティクスのメリットデメリットを詳しく紹介しているので、導入を迷っている人やまだよくわからないといった人におすすめです!


Googleアナリティクスの導入と設定

Googleアナリティクスの導入は少し複雑ですが、一つ一つ設定していけば可能なので、本記事を参考にしながら導入してみてください。

1.Googleアカウントの作成

まずは、Googleアナリティクスに登録するGoogleアカウントを作成します。
Googleのアカウント作成ページで必要事項を入力すれば、Googleアカウントを作成できます。


2.Googleアナリティクスアカウントの作成

次にGoogleアナリティクスアカウントを作成します。
作成したGoogleアカウントでGoogleアナリティクスにログインすると、Googleアナリティクスの新しいアカウントの作成画面に移動します。

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そこで、必要事項を入力し、業種やレポートのタイムゾーンを選択して、「トラッキングIDを取得する」をクリックし、Googleアナリティクスの規約に「同意する」をクリックすれば、Googleアナリティクスの登録が完了します。

3.Googleアナリティクスとタグマネージャーの連携

1.
Googleタグマネージャー公式サイトの「無料で利用する」を選択し、アカウントを作成します。

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2.
アカウントの設定の次は、コンテナの設定です。
コンテナとは、Googleタグマネージャーにおける管理の箱を意味し、コンテナを設置すれば、その中で自由にタグの出し入れが可能になります。

3.コンテナ名を入力し、コンテナの使用場所を選択します。Webサイトに設置する場合は、「ウェブ」、アプリの場合は「iOS」か「Android」、AMPページの場合には「AMP」を選択します。作成を押すと、利用規約が表示されるので同意し、次の画面へ移動します。

スクリーンショット 2021-06-16 195624

4.次のページでは、コンテナスペニットと呼ばれるタグが表示されるので、コピペなどで取得して、解析したいページにタグを埋め込みます。表示されたコードを、ページに全て指示どおり埋め込むとGoogleタグマネージャーが使えるようになります。

5.次にGoogleアナリティクスのタグを追加するため、コンテナにGoogleアナリティクスのタグを追加します。ワークスペース>新しいタグを追加 を選択すると、下記画面が表示されます。タグの設定を選択すると設定項目が表示されますので、「Google Analytics - Universal Analytics」を選択します。

6.トラッキングタイプは「ページビュー」、Google アナリティクス設定はデフォルトのまま、「このタグでオーバーライド設定を有効にする」にチェックをつけます。トラッキングIDを入力するフィールドが表示されますので、そこにGoogle アナリティクスのトラッキングIDを入力して、タグマネージャーとの連携が完了します。

4.トラッキングコードの取得と設置

Googleアナリティクスとタグマネージャーの連携の部分でも触れましたが、タグマネージャーの設定が完了すると、コンテナスペニットというタグが発行されます。

このタグをサイトの全ページのhtmlファイル<body>直後に貼り付ける事で、タグマネージャーが利用出来るようになり、連携しているGoogleアナリティクスも利用することが出来ます。

タグマネージャーは社内にプログラマーがいなかったり、サイトの作成を他社に任せたりしていると難しい部分が多くあります。そのような場合には、外部に委託するなどして対応していきましょう。

まとめ

Googleアナリティクスの導入と設定方法について紹介しました。

すこし複雑な部分も多く、ここで導入をあきらめてしまう方も少なくないでしょう。

特にタグマネージャーの部分は社内にHTMLを使える方がいないと厳しく、サイトの作成を他社に任せたりしていると難しい部分が多くあります。決して難しいものでもないので勉強して覚えるのもいいですが、外部に委託することも検討してみてはいかがでしょうか?