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アリエッティ泣ける

小学生の時はじめてアリエッティを見た時に、最後のお別れのシーンで大号泣して、それから見る度に泣いて、その度どこに泣く要素あるの?笑 とママに大爆笑されてます(笑)

なんか確かに、「君は僕の心臓の一部だ」っていうセリフとか、アリエッティはお別れを言いに来た割にはす〜ぐ翔に頼るし、翔も急に「君たちは滅びゆく種族なんだよ」と言い出したり、ツッコミどころ満載な借りぐらしのアリエッティですが、なんか泣けるんですよね…

世界観も好きで、音楽も好き。
狩りのシーンも凄いなあ…という目でみれるし、狩りで欲しかったものが手に入らず帰ってきた父とアリエッティを責めずに、「無事に帰って来れてよかったわ」と言える母の優しさも好き。

なにより、あのお別れのシーンは翔とアリエッティの状況、翔は両親と離れて屋敷で手術前の不安な状況の中アリエッティと出会っていて、そんな状況でも必死に守ってあげたい存在に出会った。アリエッティは今まで危険、危険、危険とばかり言われていた人間に出会い、危険じゃない、自分たちを救ってくれる人間も居ることを知った。だけど今までの家を捨てて、どこにあるのかも分からない、今まで通りの暮らしが出来るかは分からない場所へ引越しする。そんな状況下で出会った二人だとすれば、翔の「忘れないよ、絶対に」という言葉は本当で、いつまでも翔はアリエッティのことを覚えているのだろうし、それはアリエッティにも言えるのだと思う。そして、そういう事って誰の人生にでもあるんだと思う。ふとした瞬間、どれだけ短い時間でも、出会ったヒト、モノ、風景、それが生涯忘れられないものになることがある。私もある。きっと誰の人生にでもある。そういう瞬間を切り取ったシーンのような気がして、本当に涙が止まらないです。借りぐらしのアリエッティは美しい瞬間が集められていて、大好きです。

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