よしなしごと
自分の中で勝手に解釈している事は意外と多い。
耳から入った語感で勝手に「こうだろう」と納得し、
後から驚愕する事がある。
祖父が NHK を流しっぱなしにする家だったので、ニュース関連の誤解釈が多い。
“汚職事件” を “お食事券” だと思っていたヒトは、私だけでは無いはずだ。
お食事で逮捕…きっともの凄く高い食事券を賄賂としたのだろう。
渡せる食事券はいくらまでか決まっているのだろうか。
一緒に食事してご馳走すれは良いのに…政治家同士は仲が悪いヒトが多いのだろうか。
政治家の友好関係に不安を募らせた。
天気予報では、“台風一過” を “台風一家” だと思っていた。
鯉のぼりの如く、大きい台風を筆頭に中、小の台風が連なって現れる現象である、と。
家族団欒の後はそれは爽快な青空が広がるのも道理である、と。
また、テレビ番組の最後にあるスポンサー紹介では
“ご覧のスポンサー” を “ゴランノ スポンサー”
というスポンサーの名前だと思っていた。
「この番組は、〇〇株式会社、〇〇食品、…、そしてゴランノ スポンサーの提供でお送りしました」
何か視る度に毎回現れる ゴランノスポンサー 。
大企業なのだろう。
何をしている会社なのか。
その間画面に映し出される企業名は、全て ゴランノスポンサー の傘下だと思っていた。
この思い込みが解けたのが いつであったか、全く記憶にない。
案外知的な思い込みではないか、と幼きコロナの自分を褒めようと思う。