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ITエンジニアのキャリアを模索する会に参加してきた話

こんにちは、あきの/D-Enです。

今日はITエンジニアのキャリアを模索する会の勉強会に参加してきました。

参加したのはもう二週間弱前なのですが、内容があまりに濃くて自分の中で消化しきるまで結構な時間がかかってしまいました。(サボってた訳じゃナイヨ)

その分今回はできる限り感じたこと、考えたことをしっかりと言語化して書いてみました。

なりたいものになるために!理想像と自己肯定感の話(井上さん)

キーワード
・幸せを定義しよう
・夢は具体的に
・自己肯定感は大事

人生幸せに生きたいけども、そもそも自分にとっての幸せを定義できてないと幸せになろうと思っても難しい。
だから自分の欲望を理解して、自分の行動の指針を作り、何のために生きているのかを語れるようになろう。

今回の勉強会全体を通して感じたことですが、金銭や名誉的な報酬ではなく「何をしたいか」や「自分にとっての幸せ」を追い求めることを主眼にして話されており、どうやってその考えに行き着いたのかを実際に聞いて学ぶことができました。

特に数年後の年収や家族の年齢などをスプレッドシートで具体化することで、人生をプランニングしているらしく、そこまでやるのか!と目から鱗でした。

また自己肯定感が重要であるという部分には共感しかなく、小さな成功体験を繰り返すことで自己肯定感を高め、失敗への恐れを減らすという話の際にはうんうんとずっと肯いていました。

やりたいことや夢が定まっていないことは自分にとって悩みでしたが、そもそも本格的に自己分析をしたことがないなと改めて気づかされました。

なので自分のこと、将来考えてること、何でも具体化することをまずは試して、プランニングすることを試してみようと思います。

メモ
欲望を整理するためのツール
・夢100
・自分史
・三行日記

理想像を具現化する
・Be/Do/Have
・数値の具体化
・自分史/FP

創りながら学ぶ(安川さん)

キーワード
・プロダクト開発
・最初の一歩を踏み出す話
・やりながらやれば何とかなるよ!

何かに挑戦するとき100%うまくいくことなんてなく、うまくいったことを次回以降どうやって増やしていくかが大事。

そして何度もプロダクトを積み重ね、振り返り&フィードバックを行うことで学びのサイクルを作ろう。

挑戦して失敗したことから知見を得て、またそれを糧に挑戦するサイクルは自分の理想とする動き方だと強く感じました。

また安川さんはとにかく失敗の話をされていたのですが、その中でたった30行のコードで作られたアプリが5万DL/月を達成した際に、頑張ったり時間をかけるからプロダクトが当たるのではなく、必要とされているから成功するんだと気づかれたそうです。

まさに真理ですね…!(その求められることを見つける難易度はおいておくとくとして…)

思わず何か創りたいと思わせられるような発表でした。


沖縄でフリーランスエンジニアをやってた話(カンボさん)

キーワード
・フリーランスになった話
・フリーランスをやめた話

ブラック企業→フリーランス→27歳で企業という人生の荒波を乗り回しているカンボさん。
今回はその経験の中で学んだことを発表してくださいました。

まずはフリーランスをやる人には以下のような種類があるそうです。

フリーランスになる人の種類(カンボさんの主観)
・年収、ポスト頭打ち型
・自分で技術選びたい型
・リモートワークしたい型
・複数の案件掛け持ちしたい型

そしてカンボさん自身は直感的にやりたいことを決めるタイプで、だからこそフリーランスとして働いてみて、そして合わなかったと語っていました。

ですがその結果、自分が働くのに何を重要視しているかを気づくことができたそうです。

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ではこれを満たすためにどうしたか?

そうです、起業ですね。

感想
偏見ってわけでもないですが、今まで「起業=世のため人のためになる明確な目的がある人がする」みたいなイメージが漠然とありました。

ですがそういう自分のしたい働き方を突き詰めた結果、起業するという選択肢もあるんだと考え方を思いっきりひっくり返されました。

流石にいますぐ起業しよう!とはなりませんが、それでも物の考え方を変えるには十分すぎるほどの刺激を与えてくれたLTでした。

いけしろさんのLT

資料無し&口頭のみで、いきなり自己破産から始まるなんとも衝撃的なお話でした。

内容的には取締役やって上場するんだったらこんなとこに気をつけてね。じゃないとお金の泥沼に溺れるよ。みたいな話が中心だったのですが、そこから滲み出る失敗からの学びがとても濃い内容でした。

個人的には「失敗しても死ぬことはなく、殺されることもない、ただただ受け入れるんだ」という言葉には非常に共感しました。

自分も過去に割と大きな失敗をして(いけしろさんに比べたら小さい物ですが)似たような考え方になり、その上でむしろ喜んで全力で失敗に飛び込むようになりました。

狂気の沙汰ほど面白いとは言いますが、人生幸せに生きるならちょっとぐらいアホになって無茶やるぐらいがちょうどいいんじゃないですかね。知らんけど!

サイト制作の受託窓口をやめる話(まいどるさん)

キーワード
・自分のやりたいキャリアを歩むためにやめる勇気
・誰もやらないからこそ、自分がやる

自分のやりたいキャリアを考える上で、サイト制作の受託窓口の業務が苦手だと気がついたまいどるさん。

やめる理由として以下の三つの点を挙げられていました。

・思考が分断される
・成長価値が見出せない
・得意分野ではなさそう

そこから「Will Can Must」という自己分析フレームワークを使って強みを見つけたり、他の人がやらないなら自分がやる!とPMへ転向したりと面白いお話を聞くことができました。

LT中はやっぱり自分のキャリアを考えるならやってて楽しい、自分のやりたい仕事をするべきだよなーなんて考えながら聞いていました。
(井上さんや安川さん、カンボさんのLTの直後に聞いたのでかなり影響を受けています)

自分の苦手なことに気がついたことで、そこからやりたいことを考える方法もあるのかと感心していました。

低カロ西村流キャリアパス+キャリア論(西村さん、代打:高橋さん)

当日西村さんが台湾に出張中とのことで急遽代打の高橋さんがLTをされることに。

また台湾からリモートで繋ぎながら西村さんも参戦し、二人の掛け合いが面白く会場も盛り上がっていました。

で、

本当に申し訳ないんですが、掛け合いが面白すぎて「台湾のエンジニアの給料は安い」ということしかほとんど頭に残ってませんでした…

なので興味のある方はこちらの記事を読みましょう!

いやほんとごめんなさい…

3hows(あれっくすさん)

OKRを導入している企業が、個人のキャリアについて考えたことを3howsとしてまとめて発表されていました。

実は不勉強でOKRというものをその時初めて聞いたのですが、説明がとても分かりやすくただひたすら「なるほどー」と納得していました。

あとはよく言われる「目的と手段が逆転してしまう状態」を明確に言語化して解説しており、どのようにやりたいことを組み立てるかの参考になりました。

他にもたくさん学べることはあったのですが、なにぶんLTについていくのに必死でまだ自分で言語化できるレベルで腹落ちできてません。

なのでまた別の機会にアウトプットしたいと思います。
(ここで書くと自分のアホが露見しそうだからじゃないよ…!)

なので機会があれば是非あれっくすさんのLTをお聞きになられてみてくださいね!

エンジニアになった理由(松田さん)

普通の人が普通に苦労した話…という触りで始まりましたが、「中古車輸送会社勤務なのに自動車免許持ってない」「VBA勉強して自動化したら派遣27人減らして3人になってた」など、なかなかにぶっ飛んだ滑り出しでした。

ですがその分LTにとてもリアリティと熱量を感じましたし、特に「欲望は成長する」という言葉はとても共感しました。

目の前のことが満たされて初めて自分のやりたいことが大きくスケールしていく話の中で、今まさにそのポイントにいる自分にとってはなるほどと思うのが半分、しっかりと「自分の幸せ」が把握できるのが羨ましいのが半分な気持ちで聞いていました。

まとめ

今回の勉強会に参加して感じたこと。
・自分の幸せを定義して突き詰めた先に、周りの人の幸せとついでに成功がある。
・失敗は友達。とりあえずやってみること。
・自分のやりたいことができるキャリア&環境構築を目指す。

全体を通して感じたのが自分の幸せを追求した先に周りの幸せがあるんだということです。

今回の勉強会の趣旨的に自分の幸せを突き詰めた結果、最終的に起業という選択肢が自分にとってベストだったという登壇者の方が多かったです。

でも「だから起業しよう!」というわけではなく「自分はこう考えて、こんな道を歩いてきたんだ」という体験を中心に話してくださったおかげで、起業の合う合わないに留まらず、より大きなスコープで学ぶことができました。

失敗に関してはもともと自分の中でしっかりと軸が出来上がってたのもあり、新しい学びというよりは共感することが多かったです。

ですが自分とは違った考え方、捉え方をしている方もいらっしゃり、そこはしっかりと吸収させていただきました。

最後に

ITエンジニアのキャリアを模索する会の名の通り、自分のキャリア、ひいては人生について考えるヒントをたくさんいただけた勉強会でした。

今現在、自分は起業や転職を考えているわけではありませんが、だからと言って目を背け続けてしまえば、それは将来の給与や市場価値といった形で自分に跳ね返ってきてしまう問題です。

自分の10年、20年後を設計する上で、これを機に自分の幸せや何になりたいのかについて考え、言葉にして、アウトプットしていこうと思います。

おまけ

今回会場がLAPRASさんのオフィスだったのですが、なんと個人企業問わず無料で貸し出しているようです…!

LAPRASさんのスポンサー告知枠なども必要なく、最近だと人狼がやりたいから会場を貸して欲しいという問い合わせもあったそうな。

会場探しは意外と大変なので、とても助かりますね!


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