【技術書典9】初めて技術同人誌に寄稿した話
現在オンラインで絶賛開催中の技術書典9で、「エンジニアの成長を応援する本2」という技術同人誌に寄稿しました。
初めての寄稿ということもあり、いろいろ考えたり苦労したことがあったので(宣伝しつつ)そのことをふりかえってみようと思います。
ちなみに9月22日まで上記のURLで無料で頒布中なので是非とも読んで見てください!
きっかけ
自分が寄稿することになった直接的なきっかけは「エンジニアの登壇を応援する会」の忘年会に参加したことです。
そこで主催者のariakiさんが「エンジニアの成長を応援する本(以後:成長本)」の続編の寄稿募集の告知をされていたのですが、それがあまりにもエモくて、その日のうちに寄稿の申し込みしてました。
残念ながら当時の発表資料は見つからなかったのですが、同様の内容がGitHubのリポジトリに書かれていたのでご興味のある方はご覧ください。
思い入れ
もともと成長本は自分にとって、とても思い入れのある本でした。
初めて参加した技術書典6で手にとったうちの一冊で、エンジニアという職の歩み方に悩んでいた当時の自分にとって、この本に書かれている様々な人の成長体験というのはとても得難いものばかりでした。
インプット&アウトプットの考え方を得たり、自分が登壇してみようと思ったきっかけになったりなど、この本からたくさんの影響を受けました。
自分の章の話
今回、「失敗」というテーマで寄稿させていただきました。
失敗ばかりの人生を歩んできましたが、そんな自分の体験を元に少しでも多くの方が失敗を恐れずに一歩目を踏み出せるようになれればとの想いを筆に込めました。
自分なりの失敗への向き合い方や失敗したからこそできる成長方法など、失敗そのものとどう付き合っていくかを思うがままに全て書いたつもりです。
ただ、寄稿するにあたり避けては通れない題材とはいえ、過去の自分の大きな失敗やトラウマをほじくり返して書いたので本当に(主に精神的に)大変でした。
書き始めた頃は「失敗に関してLTする程度には一家言あるから任せとき!」なんて内心思っていたのですが、実際やってみたらめちゃくちゃ辛かったです。(その分完成度は高められたので良しとする)
またこれは書き上げてから気がついたことなのですが、誰かのためになればと書き始めたものではありますが、結果的に自分自身にも大きな影響を及ぼしていました。
過去の負債を自分の中で改めて整理して精算したことにより、自分を深いレベルでふりかえることができて、今現在の自分がなぜここに立っているのか、行動指針はなんなのかということを自信を持って断言できるようになりました。
これを得られただけでたくさんの苦労と時間をかけた甲斐があったと言っても過言ではありません。自分としてはもう大満足です。
最後に
実は寄稿してくださる方をまだまだ募集しています。
「もう頒布したのに?」と思われるかもしれませんが、本書は物理本とは違って電子書籍のため、後から改訂版としてガンガン書き足すことができます。
おそらく物理本が出るまで募集し続けるかと思いますので、興味を持たれ方は是非ともエンジニアの登壇を応援する会のSlackチャンネルへご連絡ください。
最後になりますが、この記事を読んで成長本に興味が湧いた方。是非とも手にとってみてください。
もしかしたらこの本があなたの助けになれるかもしれません。
既に手に取り読んでくださった方。ありがとうございます。
一言二言で良いので是非ともご感想をいただければ幸いです。その一言で狂喜乱舞します。
技術書典9も残り短いですが、是非是非お楽しみください。
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