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スタートアップ屋台って、なに?

明日、台北で行われる明星和樂に登壇する。内容は日本と台湾の働き方がテーマだ。同じ会場内でスタートアップ屋台も行う。The Bridgeの池田さんとTooonの杉山くん、株式会社サイバーエージェント・キャピタルの池田くんが参加してくれるそうだ。

スタートアップ屋台ってなんですか?と聞かれることは多い。やっていることはシンプルで

1. 時間を気にせず
2. お酒を飲みながら
3. オフレコトーク

をするトークイベントだ。分かるひとにはわかるとおもうが、要はゲンロン・カフェで行われていることを配信なしでおこなっている。このイベントはなかなか評判が良く、来年は東京でもやれないかと誘われている。ありがたい話です。

簡単にどんな流れかを説明したい。前半は登壇者の自己紹介からはじめる。なかには登壇者のファンもいるが、会場には知らずに参加するひとも一定数いる。このひとは誰でどんなことをやっているかを知っていることは重要だ。事業の話やこれまでの実績などを聞きつつ、ふつうのトークイベントであれば、端折ってしまいそうな部分も深掘りしていく。そして、用意していたトークテーマやスライドに入っていく。ここらへんでだいたい90分ぐらい経っている。そこから休憩を挟んで、前半展開できなかった話を膨らませながら、質疑応答に入っていく。いままでの傾向ではあるが、3~4人は質問してくださるから面白い。おそらく、長いこと居てくださるぐらい関心を持ってくださっているからだし、お酒が入っているのも大きいのかもしれない。

ちなみにだが、真面目な話ばかりをするわけではない。ところどころ笑いが起きるよう、努力する。そうしないと、どうも集中して聞くことが難しい。ここでもお酒を飲んでいることが影響するんだとおもうが、みんなの笑いへのハードルが下がるので、登壇者もしゃべりやすくなっていく良い循環が生まれているのではないだろうか。真面目な授業のようなイベントにしたくないこともこだわりだ。

こう書くと専門家みたいな感じにおもえるかもしれないが、冒頭に書いたとおり、ゲンロン・カフェをだいぶ意識してやっているだけだ。時間が決まっていると、余計な話はしなくなる。そっちのほうがいいようにおもえるかもしれないが、何かを語るときに本人は当たり前で見過ごしているだけで、聞いている方にとっては重要な話であることは多々ある。そんな話を聞くためには制限時間がないほうがいいに決まっている。

お酒の重要性はすでに書いたが、もちろん飲まない方もウェルカムだ。ただ、ひとは飲んでいるほうが踏み込んだ話をしがちだ。経営者同士で集まることがあるが、だいたい二軒目や三軒目で「じつはさ・・・」と重要なことをいう。それが面白いし、学びになっていた。面白い話が聞ける場所にこれからも関わり続けたい。


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