【国内ドラマレビュー】JINー仁ー
2009年に放送された国内ドラマ。
『第63回 ザ・テレビジョン
ドラマアカデミー賞 最優秀作品賞』を始め
作品、キャストを含め多くの賞を受賞しました。
多くは語らずともかもしれませんが
大まかなストーリーは、
『現代を生きる医者『南方仁』が尊皇攘夷や倒幕の機運が高まる江戸時代にタイムスリップし、持てる知識を最大限に活かしながら限られた環境資源を基に医療に尽力する。』
といった所になります。
医療?歴史?と『医療×歴史』の構図から、観る前から難しそうだなと考えてしまいますよね。
しかし、僕みたいな教科書程度の知識しか無い者でも惹き込まれるストーリーとなっております。他のドラマのように医療色が強いのかと思っておりましたが、ヒューマンストーリーの描写が上手いです!ほぼ毎話、どこか胸にグッと来るような印象を持ちました。
坂本龍馬を始め、人気の偉人達も続々と登場してきます。
キャストも、大沢たかおさん。綾瀬はるかさん。中谷美紀さん。内野聖陽さん。桐谷健太さん。
他にも実力のある方々が熱演されております。
そして特別出演という事で、武田鉄矢さんも大沢たかおさん演じる南方仁に深く影響を与える人物として出演されております。やはり、重厚感あるドラマとなっている為、武田鉄矢さんも加わっている事でより深い味わいのある作品になっているように感じました。
このドラマを今紹介いたしましたのは、過去に『コロリ』という未知の病に立ち向かった医者の姿が、同じく現在の未知の病である『コロナ』と闘う医療従事者の方々を連想させられたからです。
救える命もあれば救えなかった命もある。
患者やその家族。命を救う為に命を懸ける人達。
十人十色の苦悩はあっても、それぞれ闘い続けなければならない。
世間がこの状況だからこそ、より一層心に響く作品なのではないでしょうか?
今回は『JINー仁ー』を紹介いたしました。
『JINー仁ー 完結編』もあるようなので、改めてレビューを投稿いたします。
お読みいただきありがとうございました!