3年ぶりに出戻った、結局は誠意。

2022年8月20日、2017年から推してた美 少年に数年ぶりに出戻りました。



元々デビュー組のオタクだった私は、何をきっかけかは忘れたが2017年3〜4月ごろ(だった気がする)に美 少年に沼落ちした。

当時は推しがいるわけでもないのに「まいジャニ」こと関西ジャニーズJr.の冠番組「まいど!ジャーニ〜」も見てたので(少クラも見てた)、美 少年初認知は多分まいジャニの帝劇レポだった気がする…で、その後ジャニーズ野球大会か運動会かなんかで「わぁ〜」ってなったような…(あやふや)



美 少年(当時東京B少年、結成2016年11月23日)の初めての現場は2017年のGWに行われたシアタークリエでの公演だった。気づいた時にはチケットは完売していたので、毎日当日券に並び3回当てるという奇跡を起こし

当時からのオタクの方々はご存知だと思いますが、当日券を希望する人全員シアタークリエの周りに並び番号の書かれた紙を渡され、自分の番号が呼ばれれば当たり、というなんともアナログ方式だった。あと余分に呼ばれるので、仮に呼ばれたとしても入れないこともある。目の前で切られたりして結局入ったのは1回のみ。


認知求めてるタイプではないけど、確定ファンサもまぁもらったこともあるし、雑誌でもファンレターで書いた内容触れてくれたこともあったし(他の人も言ってた話かもしれないけど)、グッズもそこそこ買ってたオタクだった。


推しはもちろんいたけどグループみんな好きだったし、グループでみんなで幸せになって欲しかった。初期から推してるわけだし、現場もそこそこ行って、近いうちするであろうデビューは絶対見届けたい。

そう思っていたので距離を置き一切触れない期間ができるとはまったく思っていなかった。





距離を置くきっかけになったのはYouTubeチャンネル「ジャニーズJr.チャンネル」の開設。


最初の感想としては

「んなこと求めてねぇよ!!!!!!!!!!!!」

だった。


ただ出戻りを後押ししたのもYouTubeなので今となってはオタクの必殺技こと「手のひら返し」をしています!!!!!!!!すみません!!!!!!!!!!最近の企画とか本人たちの会話が面白いのもあるし編集が変わったなと思うので、以下の一部は過去の話。

今となっては、ジャニーズとはいえ、Jrの人気が高いとはいえ、オタク以外の目に触れるメディアに露出するのは難しいから、YouTubeというフィールドなら接点作りはできるかもなぁとは思っている。事実スノストもYouTube後からのファンが結構いるし、隣国アイドルもwebバライティーが伸びてきているし。
アイドルだけじゃなくてオタクも大人になって成長するもんよ(?)


まず一番の理由として、ゴシック体恐怖症()の私は編集が無理だったし、一応デザインを齧った身として「なんそれ?!!!!!!!??!?!?!?」になることが多かった。まじでほんとに無理()

忍者はなにも悪くないし企画は面白かったけどこれは本当に許せなかった(過激派)
なにが?と思う方はそれはそれでいいと思います。



あとはやらかすとはいえ、「ジャニーズ=手が届かない存在、キラキラ」という固定概念がなんだかんだ好きだったので、オタクに近づいてこないで…下界に降りてこないで…という気持ちだった。

ジャニーズは握手会も今となってはないし、オタクと公式で対面するのは番協かコンサートの二択。


「現実世界に存在するようでしない」この距離感が好きなんだと思う、好きになって応援していてもなんだかんだ他人事でいい感じ私がいなくても向こうは一ミリも困らない感じそれでも私は彼らを生きる糧にしているちょっと切ない感じ





だから一番しんどかったのが、視聴回数という「数字」が求められたこと

さっきも言ったように結局私は超受け身なタイプなので「ここでしか恩返しできない」とか言われても全く響かない。

応援の仕方を第三者に強制されるのも無理だし、なんだかな〜と思っていたし、一応見てもまぁつまらんかった(ごめん)

この辺りから事務所に対して不信感がまーーーじですごくなり、該当担じゃなかったけど正直8.8は永遠にトラウマ。グローバル推してるのもよくわかんねぇなと思ってる(辛辣)。


私生活()も忙しくなり現場に行く回数も減る中で隣国アイドルに手を出し止まらなくなり、ズブズブハマり、推しグルがめちゃくちゃ増えた。


ジャニーズと比較すると基本的に作品にかけられてる金額も違ければ、コンテンツ充実度も違う。


正直同じYouTubeコンテンツでもここまで違うか、と思った。

隣国アイドルSEVENTEENの自社コンテンツである、通称「ゴセ」こと「GOING SEVENTEEN」。これはマフィア(人狼)×賞金っていう一見ありそうな企画だけどめちゃくちゃ面白い。これ以外にもカラオケしたりバンジー飛んだりゴーカートもしたり飲み会したりする。本人たちのバラエティー能力もあると思うけどこれがタダで毎週見れる。意味がわからない。



コロナもあり、なかなか現場には行けなかったが、現場に行かなくてもいろんなグループの曲を聴きパフォーマンス、コンテンツを見るのでだいぶ満足だった。


もちろんあちらでもMVの再生回数とか投票とかあったけど、対してやらなかったし、やらなくてもそこまで肩身は狭くなかった。


やっぱりあちらのほうがグローバルだし、母国よりも他国のオタクの方が何倍も多いことなんてザラにある。隣国とはいえ島国のオタク1人が動画を回さなくてもなんら変わらない。

自分がかけたいところに金をかければいい、言ってしまえば無責任さが楽だった。



でも彼らは違う。国内音楽市場は大きいとはいえ小さな島国で、グローバル進出は正直絶望的な事務所に所属し、同じようにデビューを目指すグループがいる。どんなに私が「彼らこそデビューするべき!」と思っていても結局「金」にならないといけない。そして「金」になることを示す方法は「視聴回数という数字」。

コンサートが埋まらないほどではもちろんないので、別にデビュー組のようにCDを積む必要はなく、ただ時間をかければいいだけの話なのだがこれが「茶の間DD」にはしんどかった。

人の考え方はそれぞれだが、私にとっては時間をかけるよりも金をかける方が楽だったのもある。(まぁそんなかけてないけど)




そして同じ日本人だからなのかわからないけど、「外野」になりきれないしんどさが一番大きかった気がする。

特にジャニーズの場合、前まではファンって結局「外野」だなと思うことが多くて、それこそ外野なら責任も感じなくて済んで楽に追えてたことを考えると、アイドル(運営側)から何か求められることが私には合ってないんだなぁと思っている。



報われてほしい、でも応援する仕方が私の性に合わない。




だからここ数年は自分の好きなものに金をかけられる隣国アイドルばかり好きになって、CD買ってトレカ集めて、を繰り返し、ジャニーズは少クラを見ておしまい。

いろんなところから怒られそうだけど、隣国アイドルもいくらグローバルに活躍しようと、日本で儲けが多かろうと、結局自国のファンが一番なんだな、と思うことがあり(超直近も関連事件が起こった)、「外野」として存在できて、そういう意味で無責任でいられた。君たちの本命じゃないでしょ、的な。でも結局サバイバル番組の投票とかしちゃってるから(自分の)オタク(人格)くんさぁ…になる。



なぜそんな私が出戻ったのか。



答えは「誠意」である。





彼らのことが嫌いになったわけではなかったので、情報局(ジャニーズJrのファンクラブ)はそのまま継続していたし、ちょこちょこ現場に行ったりもしていた。

ただ、生で見れるとはいえ、動画で見る隣国アイドルのパフォーマンスの方が圧倒され、正直「これじゃあね…」と思っていた。

彼らがアメリカに修行に行っていたのも、他グルが今行っているのも正直なんのためなのかわからないし、ジャニーズがもう理解できない状態だった。




そんな私がたまたま2022年8月20日の「サマステ」初日に入ることになり、人生が変わった、戻ってきたのだ。

「サマステ」とは毎年夏に六本木EXシアターで行われるコンサートのこと。ジャニーズJrのコンサートであることが多く、過去にはキンプリなどもJr時代にこのステージに立っていた。いつも主題がつく。今年の主題は「未来少年」で一昨年は「パパママ一番!裸の少年」だった、さすが。

最初は母親も彼らが好きでコンサートに行きたそうだったので、一緒に申し込んだらなんか当たってたくらいのノリ。なんなら数日前まで初日だと気づいてなかった。(ひどい)


そんなやる気のない中チケットを発券し現場に入ればまさかの良席。

うわ〜このノリで来てないんだけどな〜って正直思っていた。



でもオープニングの彼らの持ち味である「王道さ」満載の演出から、流行りにのったレトロコーナー、「王道さ」をコミカルに捻った乙女ゲーム風演出、新曲含めダーク系、ラストは定番のサマステコーナーと、構成があまりにも天才だった。

パフォーマンスも生歌も頑張ってたし、初日だからかもしれないけど「覇気」がすごかった。


「誠意」を感じた。



めちゃくちゃ心が動いた。



え、すごい頑張ってるじゃんって


(当日に変更があったり、リハ日が少なかったりして緊張してたからかもしれないけど)



私が好きなジャニーズJrってこれなのよ!
(デビュー組にはない)「覇気」と「野心」とそれから生まれる「誠意」



あと推しの顔見て、えーーーーーーやっぱすきだわ になった(チョロ)

推しとそのオタクって似るっていうじゃん(?)



結局結成後割とすぐ推し始めたからここで戻らないともったいないなと思ったのもある。

贔屓目かもしれないけど、頑張ってるし、CMもあるし、ドラマも映画もやってる、え、デビューじゃん、しないわけなくない??????





よし、戻ろう。と決心した3日後。



美 少年のメインボーカルこと岩﨑大昇さんの20歳のお誕生日、2022年8月23日。(おめでとう!!!!!!)



かな〜〜〜〜り不穏な出来事が起きた。



美 少年のコンサート中に、初期から彼らとセット売りをされていたHiHiJetsがサプライズ登場し、数曲披露。

その後のオリ曲(通常セトリではセトリ落ち)でメンバーが泣く、その後アップされたコンサート後の動画でもなんだか暗い雰囲気。



正直良い予感はしない。

正直すでにしんどくなってる。



だから出戻らなきゃ!と思ったこの気持ちを忘れないためにこのブログを書いた。
「外野」じゃなくて(適度な)「内野」になることへの決意表明であり、私への戒め。

心を入れ替えた私は美 少年を(基本的に)(予防線は張る)何があっても応援することにしたので!!!!!!



美 少年のみんな!!!!!!

サマステ15公演完走おめでとう!!!!!!

花道だけ歩こうね!!!!!!







2022.8.28

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