「僕はまた、旅に出る」
コロナウイルスによって狂わされた2020年。
2020年4月から現在まで多くの自由が奪われた。
外出すること、
家を離れて旅をすること、
冒険を求めて海外へ行くこと、
会いたい人に会いく行くこと、
そんな日常ができなくなってしまった。
緊急事態宣言が明けても旅には行かなかった。
旅に行くほど自分を整理できていなかった。
日常に追われていて「旅をすること」を忘れていた。
だけど、感染が縮小した8月に僕は旅に出た。
友人と再会する
あることがきっかけで悩んでいた。
これからの自分の進む道の選択に迫られていた。
「少し離れたいからレスを返せないと告げた」
そしたら電話がかかってきた。
短い時間だったけど久しぶりに声を聞いた。
どうしても会って話したくなって、
出発2日前に急いでチケットを購入して札幌へ向かった。
千歳で車を借りて札幌へ向かった。
久しぶりに聞く声、
久しぶりに見る顔、
僕は「会えること」に幸せを感じた。
半年以上ぶりの再会だけど、
会って特別なことをするわけではない。
一緒にお酒を飲んで語って、
日頃の愚痴や嬉しかったことを話して、
自分のことについて永遠と話す。ただそれだけ。
それだけでも
「会えて良かった」「話せて良かった」と感じる。
「はじめまして」がない
9月には名古屋へ行った。
4月からオンラインでずっと話していて、
一緒にmtg大臣をしてきた仲間とついに会った。
初めて会った時は、すごく不思議な感覚だった。
画面の中にずっといた人と会えてる。
この人って意外と背が高かったんだな、
画面越しでは伝わらないことを感じながら時間を共にした。
「会う」というだけなのにいろんなことを感じる。
特別な場所へ行かなくてもいい。
一緒に同じ景色を見る、
一緒に美味しいご飯を食べる、
一緒に美味しいお酒で乾杯する、
一緒に同じ時間や場所を共有する。
それだけでいい。他は何も望まない。
そんな時間が自分にとって1番好きな時間なんだ。
2021年の旅
会えることに嬉しさを感じた2020年の旅。
ほとんどの人が初めましてだった。
そんな1年間は今までにない年だった。
だから、2021年は
「自分に関わった人たちに会いにいきたい」
一緒に都市を越えて活動していても、
全員と会えたわけじゃない。話せたわけじゃない。
だから僕はそんな仲間たちに会いにいきたい。
社会人になる前に自分を変えてくれた人、
支えたくれた人、関わってくれた人へ会いにいきたい。
僕が旅に出る理由
別に旅はしなくてもいい。
でも、僕は時間があれば旅する選択を選ぶ。
旅することで、たくさんの人に会える。
旅することで、知らなかった場所にいける。
旅することで、知らなかった景色が見れる。
旅することで、自分に新しいものが入ってくる。
旅から色んなことを吸収できる。
座学では学ぶことも身につくこともできない。
それに旅は自分を1回リセットさせてくれる。
新しい場所で仲間、刺激、学びを経験して
旅をした後は自分が1回リセットされた感覚になる。
だから、
「僕はまた、旅に出る。」
日本各地にいる友人へ会いに行く。
北海道から沖縄までの友人に会いに行きたい。
日本だけじゃなくてもいい。
大学1年の時に仲良くなったラオスの友人、
大学2年の時に行ったカオハガン島へ行く、
大学2年生の時にお互いに慣れない英語で1週間生活を共にしたラオスの学生・通訳さんたち。
言語は日本語だけじゃない。
お互いに慣れない英語でも話すことができる。
2021年はそんな人たちへ会いに行こう。
再開して会える喜びを味わいたい。
「また会えたね」といい「再会」を喜びたい。
旅ができる世の中へ戻りますように。
「僕はまた、旅に出る。」