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2022鹿島アントラーズの妄想スタメンと、個人的に注目したい選手。


(4545文字)

前回の続きです。


https://note.com/dd310p/n/n85778b9f6e4b

 

鹿島アントラーズの展望についてのんびり語っていたら文字数が多くなり、結局何が言いたいか分からなくなった前回。そこの下書きをこっちに一部切り取って、ここでは選手だけにスポットライトを当てて語っていきたいと思います。



 それでは早速続きから。




完全に自分の好みで選んでみた、見てみたいスタメンはこちら。


守備時4−4−2、攻撃時3−5−2

ゴールキーパー:クォン・スンテ#1
右サイドバック:広瀬 陸斗#22
右センターバック:関川 郁万#5
左センターバック:キム・ミンテ#20
左サイドバック:安西 幸輝#2
右ボランチ:樋口 雄太:#14
左ボランチ:ディエゴ・ピトゥカ#21
右サイドハーフ:土居 聖真#8
左サイドハーフ:荒木 遼太郎#10
右センターフォワード:上田 綺世#18
左センターフォワード兼セカンドトップ:鈴木優磨#40



 キーパーはスンテ。もちろん他のキーパーも素晴らしいんだけど、スンテのセービングの安定感、キーパーとしての迫力は群を抜いていると思います。個人的にキーパーには「威圧感」が必要だと思っているので、それを感じさせてくれるスンテは後ろでどっしりと構えていてほしい。パントキックは置いといて、足元での繋ぎも日々上達しているように見えて頼もしい限り。


 
 センターバックには関川とミンテ。正直今年の鹿島はこの2枚のCBがどれだけ稼働できるかが順位に大きな影響を及ぼしそう。それくらい欠かせない2人だと思っています。

 関川に関しては、詳しくは後述。

 ミンテは球際の強さ、エアバトルの強さが持ち味(結構カードもらうイメージもあるけど)。ミシャの指導を受けたからか、ビルドアップもそこまで苦にしている印象は見られませんでした。新加入ですが、即戦力としての活躍を期待しない訳にはいきません。あと日本語うますぎる。



 サイドバックには安西と広瀬。

 安西はスプリント力とドリブルに長けた選手。去年途中から復帰して背番号2を背負ったもののインパクトを残すことはできず、今年にかける思いはかなり強いはず。仲良しの優磨と共に、今年のチームを引っ張っていってほしい存在です。

 広瀬は上記の通りキーマンになるプレイヤー。正対が上手くボールの置き方が極上。クロス精度も一品で、2020年のエヴェラウドとのラインは強烈でした。マリノスでSBを経験していることもあり、サッカーIQはかなり高いです。ここは常本とのポジション争いにも注目。



 ボランチにはあえて樋口とピトゥカを選びました。

 三竿ではなくてあえて樋口にしてみました。この試合を見て、彼の基礎技術の高さには驚きました。正直「こんな上手かったっけ?」と思うプレーを見せてくれました。サイドハーフでも起用できますが、やはり中央で見てみたい選手です。

 もう片方はピトゥカで間違いなし。彼に関しては来日したときから「なんで日本にいるの??」と思わせてくれたくらいには上手い。とにかく上手い。足元のテクニックだけ切り取ったらJリーグで3本の指に入るのではないでしょうか。そんなピトゥカなので、昨シーズンはビルドアップの仕事をほとんど1人でこなしていました。今年は決まり事がある中、どんな輝きを見せてくれるのでしょうか。ミドルシュートも打てたら鬼に金棒なので頑張ってほしい。



 サイドハーフには荒木と聖真。

 荒木に関しては後述。

 聖真はなんと言っても今年からキャプテンを務める男。淡々と背中で見せるその姿は、満男さんのようなキャプテンになることを妄想してしまいます。
 彼も同じく相手の嫌がるところに顔を出し、細かいテクニックでチャンスメイクする選手。とにかく賢い選手だなと思います(無理矢理海外のプレイヤーに例えるならミュラー?)。



 2トップには上田綺世と鈴木優磨(フルネームで言いたくなる2人だよね)。

 綺世に関しては後述。

 そして今年から鹿島に2年半ぶりの復帰を果たし、あの小笠原満男さんが付けていた40番を受け継いだ優磨。色々な事情はあったにせよ、並々ならぬ覚悟を持って戻ってきてくれたことでしょう。昨シーズンベルギーリーグで17得点を記録したように、彼の持ち味もまた得点力。ただ、動き出し良し、サイドに流れてのプレー良し、周りを活かすこともできる、基本的なアジリティや体の強さ&ヘディングも良し、ということで非常に総合力の高いストライカーです。「鈴木優磨 ゴール集」と調べれば分かりますが、得点パターンが本当に豊富です。こちらも例えるなら日本のベンゼマでしょうか。(またはスアレス?)
 綺世と組む2トップがどのような化学変化を起こすのか、鹿島サポでなくてもJリーグサポならみんなが楽しみにしていると思います。個人的には2人の相性はいいと思っていますし。









個人的注目選手(というより筆者の推し)



 全ての選手が鹿島アントラーズの重要なピースであるのは大前提の上で、ここからは特に注目している選手、ってか自分の推しを紹介していこうと思います。
(と言っても↑でやってたことをこちらに特出しするだけですが。)




・DF5 関川 郁万(Ikuma SEKIGAWA)


誕生日:2000年9月13日
サイズ:182cm、72kg
出身 :東京都

 1人目は関川選手。
 昨年犬飼の怪我で出場機会を得てからというもの、メキメキと力を伸ばして、終盤はレギュラーの座を掴んでいました。球際の強さと、鋭いパスが持ち味。闘志剥き出しのプレー、誰にも物応じせず向かっていく姿勢は、まさに植田直通を彷彿とさせます。経験をさらに積み、ビルドアップ時の判断を向上させ、ディフェンスの軸というべき存在になれればさらに大きく羽ばたきそうです。
 上記の通り、今年の鹿島アントラーズが優勝争いに関われるかは彼の存在、成長が必要不可欠です。1年後の彼の姿が今から楽しみです。





・MF35 中村 亮太郎(Ryotaro NAKAMURA)


誕生日:1997年9月27日
サイズ:179cm、70kg
出身 :新潟県


 ヴァンフォーレ甲府から新加入のMF。正直に言うと、彼のことを全く知りませんでしたし、プレー映像も全く見たことがありませんでした。でもだからこそ、あえて注目選手にしています。新体制発表会見の小泉社長の言葉を借りるなら「足元の技術に優れたボランチ」、「ボランチのレギュラー争いを活性化させる」とのことでした。この時点でまさに自分が好きな選手のプレースタイルと合致するのですが、加えて「アントラーズと聞いて最初に思い浮かべる人物は?」という質問に対して「柴崎岳選手」と答えていたのを聞いて、柴崎岳大好き人間の僕は本能的に「推すしかない!」と心が動きました。笑
 鹿島アントラーズは中央のポジションを得意とする選手が多くいて、ボランチのポジション争いも熾烈です。ただ、そこで出場機会を得て活躍する姿を期待しつつ、隠れ推し選手として陰ながら応援していこうと思っています。






・MF10 荒木 遼太郎(Ryotaro ARAKI)


誕生日:2002年1月29日
サイズ:170cm、60kg
出身 :熊本県

 この選手に触れないわけにはいかない。
 荒木は2021年ベストヤングプレイヤーに選ばれ、Jリーグファンなら誰もが名前を知っているくらいの選手に成長しましたね。バイタルエリアに良いタイミングで現れる→ボールを受ける→前を向く→技術の高さでチャンスメイク、という一連のプレーが大得意で、相手からしたら恐怖でしかないはず。チェルシー所属のメイソンマウント、若い時の香川真司のようなプレースタイルとでもいうべきでしょうか。今年から新たに背番号10番を背負いプレーする荒木。どんな成長を見せてくれるのでしょうか、楽しみで仕方がありません。正直今冬でいなくなると思っていたから驚き。今年の夏、冬こそは海の向こうへさよならだろうから、今のうちにたくさん目に焼き付けておこう…


 ちなみに01世代ということで、パリ五輪世代でもあります。そこもまた目指すべき場所として、突き進んでいってほしいですね。
 01世代は逸材揃いだな…。Jリーグアウォーズでの影ちゃんとの共演、非常にお似合いで見てるこちらがニヤニヤしてしまった。






・FW18 上田 綺世(Ayase UEDA)


誕生日:1998年8月28日
サイズ:182cm、76kg
出身 :茨城県

 ラストは茨城が産んだ天才ストライカー、上田綺世。同い年だし実は出身市同じということを知って、シンパシー感じずにはいられない。あと名前の響きが素晴らしくかっこよくて、つい口に出したくなる。みなさん綺世を推すしかない。

 綺世は昨年14得点をあげ、得点ランキングで堂々の4位にランクイン。「ポテンシャルお化け」と呼びたくなるほど元々能力の高い選手で期待はされていましたが、ついに数字という結果も付いてきました。彼の特徴といえばやはり卓越した動き出しの駆け引きの上手さ、バネがあるしなやかな体づかい、そして外国人クラスの強烈なシュート力でしょう。ゴラッソ製造機と呼んでも良いくらい、彼のゴールはインパクト大なものばかりです。昨年中旬からはチーム事情もあってポストプレーもこなしていました。それに関してはまだまだ伸びしろありといったところですが、逆にそれまで身につけてしまったら鬼に金棒です。
 かねてから日本のカバーニと勝手に呼んでいましたが、それを越して日本のレヴァンドフスキになれると思っています。代表でのプレーでは中々本領発揮とは言えませんが、本人は代表よりもまず鹿島でのプレーを第一優先にしてくれていることをインタビューで話していました。今年も鹿島で活躍したその先に、自ずと代表での活躍が待っているでしょう。2008年マルキーニョス以来の鹿島からの得点王目指し、突っ走っていってほしいですね。彼も今年の夏か冬には海の向こうへさよならしてしまうかもしれないので、たくさん目に焼き付けておかないとな…そのためにユニフォームも買ったし。

P.S. 結婚おめでとう。奥さん美人すぎて羨ましいし、同い年の人が結婚している事実に若干危機感を覚えてもいますよ。とまあそんなことは置いといて、守るものができたということでより一層の活躍を期待します。末長くお幸せに。









終わりに


 というわけで、2つに分けてつらつらと語ってきました。中々思っていることを書き起こす機会はサッカーでは中々なかったので、良い経験になりました。

 あと、とにかく2022Jリーグ開幕になんとか間に合ってよかった。〆切直前にならないとどうも取りかかれない癖は直していきたいところです。


 ではでは、目の前に迫った開幕戦。今年は鹿島の開幕戦に人生初めて参戦する予定なので、初めての吹田スタジアム遠征も満喫しながら選手と共に戦っていきたいと思います。
 そして今後は毎年お世話になっているエルゴラさんの選手名鑑を買って、色々と勉強しましょうかね。





 あれ、もしかして自分、もう既にサッカーのモチベ戻ってる…???

 まあこういうもんか。





 素人のこんな長文を最後まで読んでくださった方いましたら、本当にありがとうございました!今年もJリーグ、楽しんでいきましょうね!!!





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