荒れ予報Tips特別編「荒れ予報で当て太郎さん」vol.3いもタルタル編
「荒れ予報で当て太郎さん」とは、DDが提供している「荒れ予報」を活用し、特大馬券を的中させた方を「当て太郎さん」と称して、インタビューをさせていただき、的中の秘密に迫る!というコンテンツでございます。
第1回のぷいぷいさん、第2回のチャイさんに続いて第3回は、いもタルタル(元・芋ーたる)さんです!
いもタルタル(以下、い):よろしくお願いします。私なんかで役に立つんですか?
DD(以下、D):もちろんです!予想家の人なんかは、予想のプロセスを公開されてるケースもありますが、他の一般の競馬垢の人がプロセスをそんないちいち言わないじゃないですか?そのプロセスをオープンにすることで、少しでもヒントになればと思ってます。しかし、名前、慣れないんですがw
い:迷走してますw
D:なんかそんな感じですねw
改めて、本日はよろしくお願いします!
い:こちらこそ!
D:では、早速馬券から見ていきましょう。
投資:2,000円
回収:135,050円
回収率:6,752%
D:前回のチャイさん同様、6000%オーバーはグロすぎます!いつも、購入金額これくらいですか?
い:そうですね、1レースに数千円がベースですね。荒れ予報の「超荒」のいいところは、今回のようにハマれば、数百円でもデカい当たりが狙えるってことなんですよね。個人的にも100円で帯取るのは目標にしているので。荒れ予報は、少額でデカい配当を得るための最高のツールだと思ってます。
D:言わされてないですよね?w
い:私の意志で言ってますよ?w
D:最高の褒め言葉、ありがとうございますw
D:人気の割に、結構配当ついた印象です。馬券検討のプロセスを教えてもらっていいですか?
オッズチャージしていたジュリエットパール
い:まず、1着になったジュリエットパールは、いわゆるストック馬でした。地方から戻ってきて初戦、出遅れからの直線詰まって、完全に不利馬でしたので、どこかで狙いたいと思っていたところ、鞍上の変遷が、菅原→ルメール→鮫島駿と、陣営の期待が見えた部分があり、前走も前々走も人気していたので、いったん見送っていたところ、うまくオッズチャージしてくれて、今回、菊沢騎手で一気に妙味が出たと。
D:なるほどなるほど。
い:次に、荒れ予報を確認したところ「超荒」だと。これは狙うしかないとなりました。
D:普段からそんな感じなんですか?
ストック馬=金返せ馬
い:「超荒」のレースがあって、そこから馬を探す時もありますが、基本的には、オッズ配列がどうか?(過少人気、過剰人気が極端に表れていて妙味が出そうなレースを選定)が重要ですね。そこに、ジュリエットパールみたいなストック馬。私は「金返せ馬」と呼んでいて、取り返してもらえるまで買い続けていまして、この馬たちが出るレースで、その馬のオッズ、予報などを見ながら購入レースを選定している感じです。
D:オッズ配列をもう少し具体的に聞きたいのですが、今回、ジュリエットパールが最終オッズ30.4倍で9人気でしたよね?このオッズが買いということでしょうか?
い:黒オッズ(10倍以上)であることはもちろんですが、もし、このレースでジュリエットパールが単勝オッズ15倍程度であれば単勝一点握って終わってましたし、それ未満ならケンでしたね。
D:そういう馬券になることもあるんですね。
「超荒」では狙わない単勝
い:そうなんですが、そもそも「超荒」で単勝は不向きだと思ってまして。当たり前ですけど、単勝100倍の馬ってそうそう来ないですよね?でも、馬連100倍ならそれなりの確率で取れると思ってまして。よくいう的中率と回収率のバランスでいうと、「超荒」では、連系で狙った方が回収率は高くなると思ってます。
D:ふむふむ、で、今回で言うと馬連3頭ボックスにワイド1点という馬券になったわけですが?
い:これまでの話で理解してもらえると思いますが、私は穴党です。ただ、非現実的な馬だけを追いかけても仕方ないと思っていますので、「超荒」では穴馬2頭に赤オッズ1頭を選ぶことが多いんですね。
D:その穴馬1頭がタガノリバイバーで、赤オッズ1頭がヒデノレインボーだったと。
い:ですです。タガノは、長期休養明けで嫌われているならば、体重増える前提で買いたいと思っていました。先行脚質もプラス評価でした。正直、人気馬はヒデノかスマートビクターかいずれか迷いましたが、ヒデノも金返せ馬でもあったのでチョイスしました。
D:各馬の選定プロセスは理解できたんですが、この馬券構成に至る判断はどのようにされていたんでしょうか?
ワイドは高めでハネ待ち
い:よく回収額が同じになるように掛ける金額に傾斜をかける方法があると思うのですが、私はあまり、その方法はやっていません。同額もしくは、逆にオッズつく方に積むケースもあります。それは、ハネたときに払い戻しが大きくなるからです。今回は、馬連3頭ボックスを同額にしましたが、ワイド1点は、3通りの組み合わせで一番オッズがつく買い目にBETしました。万が一、間に割られても、回収ができるような設計ですね。基本的に安めのワイドが取れて引き分けorガミみたいな馬券は買わないようにして、当たれば1000%以上にはなるけど、外れたら終了、そんな感じです。
D:ついついワイドは保険にしてしまうところですが、ワイドでも攻めるという姿勢は勉強になります。
い:いま界隈でワイド論争みたいな話があがってますが、使い方次第ですし、今回の馬券のように高めで取れれば十分回収できますしね。あとはツイートもしましたが、三連複を重ねることでも高め取れると思うんですよね。
D:私も普段から「大荒」「超荒」は総流しが正義とずっと言ってます。バリかっこ悪いかもしれないですが、意味わからん16人気とか拾いようがないレースこそ配当が大きいわけで、そんな馬、狙って取れないんですよね。
い:同意見です。競馬は「運ゲー」の要素が大きく、「まぎれ」があるということが大前提で、その「まぎれ」をいかに拾うか?それがまさに荒れ予報の世界線なわけですよ!!!
D:おー!!盛り上がってきた!!ww
まぎれ=不確定要素をいかに拾うか?
い:まぎれ=不確定要素をいかに拾うかについては、総流しもいいのですが、人気馬がきて安めの三連複を引いてしまう可能性もあるので、ワイド一点(オッズが一番つくところだけ)で回収できそうであれば、ワイドを選ぶようにしています。
D:確かに、今回は3着に1人気のスマートビクターが入って、三連複はそこまで大きな配当ではなかったですもんね。
い:はい、なので、そのあたりはワイドと三連複のオッズ次第で判断かな?と思います。あと、「超荒」の中でも、オッズ分布で、赤オッズが6頭以上いて大混戦というパターンと、逆に赤オッズが3-4頭でおさまっているパターンでいうと、肌感ですが後者の方が狙いやすいし、荒れやすいのではないか?と思うんですよね。
D:それは今までなかった観点ですね。今度調べてみて、ネタになりそうだったら、荒れ予報Tipsで取り上げてみますw
い:あと穴党ではあるんですけど、「堅い」や「鉄板」でも馬券の買い方次第では500%以上の回収率が見込める形もあるのではないかな?とか、あと、2歳戦の「堅い」って荒れやすくありません?
D:えー!!確かに、先日のファンタジーSは「堅い」ながら、結果はファンタジーでした💦
「堅い」で回収率6000%オーバー!?
い:実はいただきましたwww
D:いや、こっちも6000%オーバーかい!!!エグいって!!!
い:あざっす!今年、勝ち確しました!w
D:「堅い」も「超荒」も高めを自在に操る馬券術、参りました!
い:いやいや、たまたま同じ日にハマっただけです💦
D:今後も、ホームラン当てまくってください!
い:ありがとうございます!荒れ予報、今後も楽しみにしてます!
D:長時間、ありがとうございました!!!
あとがき
いもタルタルさんのフレームとしては、整理するとこんな感じでした。
①自分の狙い馬がいる
②狙い馬が狙えるオッズである
③そのうえで予報を見て「超荒」「大荒」なら、荒れ目で狙いを定めていく
ここでいうと、狙い馬をどうストックしていくか?であったり、②のオッズってどのへんが狙い目なのか?は本文を参考にしていただければと思います。いやー、それぞれのユーザーさんの荒れ予報の活用方法が十人十色なのが、作者冥利に尽きるというか、ありがたいでしかなかったです。いもタルタルさん、深夜に長時間、ありがとうございました!
今後もビッグヒットを飛ばした方に、是非インタビューさせていただきたいので、もし大きい馬券当てたぞ!という方がいらっしゃればDDまでご連絡下さいませ。
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