新卒でWeb業界に入ってみて
とあるWeb業界の会社に勤めている2年目社員と新入社員です。
今回のnoteは若手を中心として、「なぜ私たちが就職先としてWeb業界を選んだのか?」「実際に会社に入ってみて(社会人になってみて)どうだったのか?」などについて、つらつらと書いていきたいと思います。
そもそもWeb業界とはどんな業界なのか
いわゆるweb業界と言ってもかなり幅広な業界だと思います。
webページはもちろんですがページを作成するだけでもデザイン、コーディング、UI・UXといった考え方やサイト全体で言えば情報アーキテクチャという考え方も必要なってきます。掲載されたコンテンツの分析やユーザー調査などなど・・・かかわる領域は多岐にわたりますが、全てを覚えることはかなり難しいと思います。そういった様々な職種が絡む中で自分に向いていることややりたい事を検討して一つの強みを見つけていくのが専門性を身につけてることで自分の立ち位置が見えてくるのがWeb業界の特色であるといえます。
なぜWeb業界への就職を決めたのか
ESや面接で自分が何を言っていたか必死に記憶を掘り起こしているのですが、思い出せません。
ただ根本は変わっていないのでお伝えすると、
・多種多様な業界業種と関わることができる
・変わらない環境でコツコツ定常な仕事をするよりも、新たな技術が生まれては消えていく環境でキャッチアップしながら色々な仕事をする方が自分の性格に合っている
という点で、Web業界に魅力を感じ今の会社に就職しました。
Web業界に入ってみて思ったこと
社会人になって真っ先に感じたことは、「本当に自分は社会人になったのか?」ということです。
コロナの影響や、PCがあればどこでも仕事ができてしまうという業界の特性上、入社初日から在宅勤務が続いていました。同期とはオンラインでしか会えず会社にも行けないため、しばらくは学生の様な気分が続いており、数か月に一回あるかないかの出社の際も「やっと同期に会える」くらいの感覚で、「仕事に行く」という気持ちは薄かったですね笑。ある意味社会人としての自覚や責任が生まれにくかったため大変でした。
また入社してギャップを受けたことは、とてもホワイトということです。Web業界というと一般的にはブラックなイメージがありますが、私のいる会社では、いわゆる深夜労働やハラスメントなど社内で厳しく取り締まられています。そういった意味ではとても働きやすい環境であり、一概に「Web業界=ブラック」というイメージは当てはまらないと思います。
今の仕事
現在はWebディレクターとして毎日クライアントのサイトと向き合っています。Webディレクターは、お客様だけではなく社内のエンジニアやデザイナーとも上手く連携して、どのようなサイトにするのか、デザインはどうするのか、などをまとめていく役割を担っています。
突然ですがWebディレクターとして一番重要なスキルはなんでしょうか。
ソースコードやシステムなどの技術的な知識も勿論重要なのですが、自分が仕事をしていく中で特に大切だと感じたことは、「伝える力」です。毎日の様にお客様と会話をするのですが、必ずしもWebの知識があるとは限りません。自分では当たり前だと思っていることが伝わらない場面がいくつもあるため、どうすれば分かりやすく伝えることができるか?ということを考えてお客様と会話をしています。
最後に
Web業界と言うとどうしても「専門的な知識がないと難しい」と思われがちですが、今いる会社では、新卒で入社するWebディレクターのほとんどが、学生時代に全くWebの勉強などをしていませんでした。もちろん職種にもよりますが、基本的には入社後に様々なことを学べるため、「大学でWebの勉強をしていないから無理だろう」と諦めるのは早いということです。
また、冒頭挙げたように様々な職種があるため、就活をしていく中で自分は何がやりたいのか見極めていくと良いかもしれません。また、実際に体験してみるという事もとても大事なことなので、気になる会社があればインターンに応募してみるのも良いでしょう。
いかがでしたでしょうか。
Web業界を目指している、或いは気になっている学生にとって少しでも手助けとなるような情報になっていればと思います。一緒に頑張りましょう!
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