
2025年1月定期ミーティングを実施しました!
こんにちは!
2025年1月9日(木)、DCDにて定期ミーティングを実施しました。
定期ミーティングは月に1回、DCDの研究メンバーが集まり、研究やシンポジウムなどのイベント準備、その他諸々の進捗を互いに共有・確認しています。
今月もミーティングの一部をNote記事にまとめていきます。
▼先月(2024年12月)の定期ミーティングの記事はこちらから▼
第2回シンポジウムに向けて
本記事を執筆している2025年1月現在、第2回目のシンポジウムの開催に向けて登壇者や会場の調整を行っています。今回はテーマを地域防災へフォーカスします。自治会のデジタル化に取り組む企業や自治会へお声がけをしています。
テーマ :災害時における自治会のICT活用:デジタルが支える地域防災と共助の未来
開催時期:2025年3月13日
場所 :東京都市大学世田谷キャンパス(オンライン配信併用)
前回のシンポジウムの開催報告の記事も書いておりますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
豊橋市松山校区防災訓練に向けて

昨月の定例ミーティングの翌週、松山校区の役員の方々と、松山校区で使われている電子回覧板アプリ「デンタツくん」の開発会社であるスミ電機さんにご協力いただき、防災訓練に向けた事前の打ち合わせを行いました。打ち合わせでは、現状行われている防災訓練がどのようなものか、その中での役員の方々の役割や、デンタツくんの活用の可能性についてお話を伺いました。
特に松山校区の防災訓練では「命のたすき」という防災アイテムを使っており、発災後、住民は安全確認ができたご家庭はたすきを玄関先に掛けることで安否を伝えるものだそうです。この命のたすきによる安否確認とデンタツくんによる安否確認の上手な掛け合わせ方の模索が今後の課題になっていくと考えられますが、まずはデンタツくんを使ったデジタルでの安否確認を役員みんなで使ってみることが大事だという方向で議論が進みました。
また、スミ電機さんには松山校区の方々からの要望により、アプリの一部仕様変更にもご対応いただいております。前回のワークショップの際にも技術的な面から様々ご協力いただいており、感謝の念に堪えません。いつもありがとうございます!
今回の打ち合わせにより把握できた松山校区自治会の現状を踏まえ、私たちでもう一度訓練の企画を考え、役員のみなさんと再度共有。そして春先ごろに小規模に練習を行ってみて、秋の本番の防災訓練に臨めたらと考えています。
今回のミーティングにご協力頂きました松山校区の皆様、スミ電機さん、ありがとうございました!引き続き、防災訓練に向けて、併走していけたらと思います。進捗がありましたらNoteでも共有していきます。
豊橋市自治会のデジタル化に関するアンケート

昨年から2025年1月にかけて、豊橋市で2つの自治会アンケートを行いました。いずれも自治会のデジタル化についての意向を調査するものです。1つは豊橋市の町自治会長を対象とし、もう1つ豊橋市の住民を対象にしたアンケートを行っています。
町自治会長アンケート
調査期間:2024年8月16日~10月4日
実施場所:愛知県豊橋市
実施方法:質問紙/web回答
調査対象:豊橋市町自治会長
回収状況:343(回収率80.9%)
質問項目:所属自治会と属性、地域住民との関係性、自治会活動の満足度・重要度、デジタル化の現状、デジタル化への関心・期待・不安など
調査主体:豊橋技術科学大学 小野悠研究室
協力:豊橋市市民協働推進課、豊橋市自治連合会
自治会長アンケートは既に集計を終えており、単純集計での報告書(速報版)を公開しております。詳しくは下記のページからご覧ください。詳細な分析は現在実施中です。
住民アンケート
調査期間:2024年12月1日~2025年1月31日
配布数:2,550部(50部×51校区)
実施場所:愛知県豊橋市
実施方法:質問紙/web回答
調査対象:豊橋市にお住まいの方(18歳以上)
回収状況:回答収集中(1月現在)
質問項目:所属自治会と属性、地域住民との関係性、自治会活動の満足度・重要度、デジタル化の現状、デジタル化への関心・期待・不安など
調査主体:豊橋技術科学大学 小野悠研究室
協力:豊橋市市民協働推進課
こちらの住民アンケートは1月現在、回答収集中です。回答〆切次第、町自治会長アンケートと同様に速報版の報告書を作成・公開予定です。公開されましたらNote記事でもお知らせ致します。
他にも、論文執筆についてや自治会のデジタル化に関する自治体支援についての調査などについても互いに報告し、話し合いました。シンポジウムのご案内なども含め、公開できる状態になりましたら記事でもお知らせいたします。
以上、ここまでご覧いただきましてありがとうございました!