『ヤミ市場』という名の文化祭
Hello, culture!
『ヤミ市場』というと、戦後のアレを思い浮かべる方が多いかと思いますが、そんなサバイバルな話ではござんせん。
神奈川県は横浜市、東急東横の白楽駅の近くに、六角橋商店街というところがあります。
ほとんどが木造でつくられた、小さな店舗が狭いエリアにひしめき合うような下町の商店街です。
人がふたり並んで歩くのもギリギリな狭い仲見世には、アーケードがかかっていて、とても独特な風情を残した老舗の商店街です。
この商店街、すごいのはその歴史や風情のみにあらず。
それが『ヤミ市場』。
正式には、『ドッキリヤミ市場 夜のフリーマーケット』という。
これは何かというと、かつてシャッター通り化して風前の灯火だった商店街を、なんとか盛り上げようと立ち上がったのが、地元の薬局の三代目(だったと思う)。
ほとんどのお店が閉店する午後8時から、ストリートを活かしたお祭りをやろう!と思い立ったそうな。
そこに、地元の神奈川大学の文化祭実行委員会(正式には『神大フェスタ実行委員会』)がボランティアとして加わり、以降、廃業の危機にあった商店街は、奇跡の復活を遂げ、遂には今年で20週年を迎えるほどの、地元では定番のお祭りになっています。
しかも更に凄いのは、このお祭り、毎年4月に始まり、5、6、7、9、10月と、年に6回、シーズン中は毎月の用に開催されているんです。
こんなこと毎月やっていたら、すぐに飽きられそうなものですが、飽きられるどころか、年々来場者が増えてすらいる、かなりお化けなイベントなんです。
で、どんなイベントなのかというところですが、イベントのタイトルにもある通り、『夜のフリーマーケット』というのがメインの出し物...かと思いきや、よくあるフリーマーケットと一線を隠すのが、ライブパフォーマンスの数々なんです。
歌あり、踊りあり、大道芸ありと。
しかも、そのほとんどが、ストリートではまず拝めないレベルのハイクオリティなパフォーマンスがずらり、という。
ベリーダンス
フラメンコ
民謡(?)
ジャズ(?)
ポップス(?)
もちろん露店も!
酒も飲めます。
ここに上げたのは一部で、他にも多数のパフォーマーやミュージシャンが出演しています。
下町の、狭いアーケードの商店街で繰り広げられる、ライブパフォーマンスや露天の数々。
これ、文化祭じゃね?って思うんです。
そして、そんなヤミ市の片隅で、実はこの高瀬、7年前からレギュラーで出演させていただいたりしています。
...話が唐突なんで意味がわからない方もいらっしゃるかと思いますが、実は高瀬は10年と少し前から、趣味で手品を嗜んでおりまして、このヤミ市には、手品師として出演をさせていただいているんです!
ここ数年で唯一、高瀬が本気で手品をやる場所です。
そんなヤミ市の、今シーズンのファイナルが今週の土曜日(10月21日)に開催されます!
これを逃すと、次は4月になってしまうので、お時間のある方はぜひぜひ起こしください。
高瀬の出番は21時までなので、連絡をいただければ、そのあと飲みにでも行きましょう!
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現在、『大人の文化祭(仮称)』というイベントを企画しています。
いい歳した大人たちが集い、恥も外聞も大人気もかなぐり捨てて、よってたかって「本気でやりたいことを楽しむ」、そんなイベントを目指しています。
実行委員会のメンバーとして、一緒に文化祭を楽しんでくれる人を募集しています!
すこしでも興味をもっていただけましたら、ぜひご参加くださいませ。
くわしくは 『大人の文化祭(仮称)』まとめ をご覧ください。
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えんいー
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