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「本の読む時間がない」という全ての人へ

時間がない。

果たして、それは本当にないのでしょうか?
別に本を読むことだけに限らなくて。

時間って、ないんでしょうか?

そんなことを思うのです。
すみませんいきなりぶち込みました。

ないって言ってるだろ、って人には怒られるかもしれません。

だから、これは時間捻出したいなぁ、っていう思いがある人に向けて。
本読みたい気持ちはめっちゃある!という気合いと、あと大切なのは本当にちょっとでも何か変えたいと思っている人に向けて。

学生の頃にずーっと野球部で活動してきて、人生のほとんどの時間を野球に費やしつつも、幼い頃から常に読書を続けていた僕から。

僕流の読書術をちょっとばかし公開します。

まあ、一日一冊読んでますとかそんなレベルじゃないです。
一ヶ月に頑張って二、三冊、読めるようになりたいなぁ、ってぐらいの人向けです。

そもそもそれ以上読む人は、自分なりの読み方があって、すでにどんどん読み進めているでしょう(笑)

読みたいけど今は月一冊も読まないから、読めるようになりたい。
仕事が忙しいけど、一日の中で少しでも読書をしたい。

そんな小さな望みと少しずつの成長から、初めてみたらいいんです。

さて、僕はというと、過去の投稿文にもあるように、幼い頃から本を読む生活をしていました。

だから、世の中こんなにも無数の物語や成長できる機会があるのに、知らずに終わってしまうのはもったいないなぁ、とお節介にも思っているわけです。

忙しい人は世の中たくさんいるでしょう。
めちゃくちゃタイトにスケジュールを入れている人もいるでしょう。

読む時間がない。
なんか長いし読める気がしない。

そこにシンプルにメスを入れます。

時間がない、とは?

よく耳にしますね。
読書しない理由ランキングトップじゃないかなと思うんですが、その点を少し大袈裟に例えて考えてみましょう。

仕事が詰まりまくりで時間がない。
大事な予定が多くて時間がない。

そんなとき、あなたは歯を磨くことをしない、という選択をしますか?
時間がないから風呂に入るのやめようとか、そんなことはありますか?

一般的にはないと思います。
比較するものが生活の一部みたいなものだから、そもそも対等じゃないだろ、って?
そう、そうなんです。そこがポイントなんです。

つまり、読書は歯磨きやお風呂と対等ではないんです
もっと言うと、テレビやスマホの時間とも対等ではないんです。

時間がないというより、優先順位が低いのです

読書をしたからといって、すぐに気分がすっきりするわけではありません。
お腹いっぱいになるわけでもなければ、喉が潤うこともありません。

別にやらなくたって何も変わらないんです。

だから後でいいや、ってなっちゃう。

時間がない人は、例えば一日の中で5分間も時間がないのでしょうか?
(ほんとになかったらごめんなさい。そんな強者がいたら取材したいです。)

電車の移動時間、ご飯を食べ終わった後の少しの時間、さらには、エスカレーターを上っている数秒も"時間"です。
エレベーターも謎に待つときありますよね。

結構でかいですよ、この数秒の積み重ね。
普段スマホだって見てるんですから。
数行読んだだけでも、時間がないと嘆き読まない人よりは少しだけ進むことができます。

やらなくても何も変わらないから、やる必要がない。

だから大事なのは時間を頑張って作り出すより、自分の中での優先順位を上げること。
そのためにはやっぱり、読みたいな、変わりたいな、この想いが一番大事

読みたいと思っていない人は、時間があってもなくても読まないのです。

日常に、時間はたくさん眠っていますよ。
見つけてみてください。
多分、すぐ側に落っこちています。

僕もあなたも、月30冊読むとかいうとんでもない人も、一日は24時間です。

きっとその中に、あなただけの時間は見つかります。

本を読むということ

よし、読むぞ!
こうして気合いを入れて臨むことはとても大切です。

ただ、読書なんてそんな気負わなくてもいいんじゃないかな、とも思うのです。

読むのがハードル高かったら、見ればいいんです。
そう、眺めるんです。

そんなんで頭に入るか!
と思うかもしれませんが、そういうのは実際やってみてから言ってもらえれば大丈夫です。

どうせ頭に残るのはめちゃめちゃ響いた一節とか、
なんか知らないけど凄まじい衝撃を受けた一言。
そんなもんです。
(そんなもんじゃない方がいたらごめんなさい。読書法次第ではあります。あくまで初心者向けかなぁ。)

あと、日々読み続けたいなら、気合い根性ではなく、そもそも本がすぐに取り出せるところにあるかどうか。

背負ったカバンの中で重りになって一日終わっていませんか?
何のトレーニングだよ、と思いながら家で本を取り出していませんか?

手に持つこと。ハンドバッグ的なのに入れて持ち運ぶこと。

そうするとエスカレーターでもエレベーターでも、電車待ちでも時間を使えます。

気負わない。時間は作らない。

手に持てば、読む頻度が増えます。
まあ一度開いてみるか、という機会が増えます。

本を読み進める一番のコツは、本を開く機会を増やすこと、だと思うのです。

読書することで得られるもの

読書することに関して、文化庁からこんな調査結果があります。

「読まない」が 47.3%,「1,2 冊」が 37.6%,
「3,4 冊」が 8.6%,「5,6 冊」と「7 冊以上」が
それぞれ 3.2%となっており,1 冊以上読む
と答えた人の割合が 52.6%である

文化庁 平成30年「国語に関する世論調査」https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/1422163.html

読書のいいところはというといくつも挙げられるので、頭ではわかっている。
読書量を増やしたい、と思う人も一定の割合いる。

行動に移す人が少ないんでしょうね、きっと。

だから成功する人、大成する人は一部なのかなと思います。
別に仕組みとか運とかばかりではなく、単に行動しているか、その差は結構大きいんじゃないかなと思います。

読書するといいよ。

いつから言われてるんだってぐらい昔から聞いたことがあるし、認識もしています。
いろんな本にも書いてます。

とは言ってもやる人は全体の一部、なんでしょうね。
(読書する方が偉いとか、そんな話ではないですよ。そもそも僕偉くない。)

ただ得られるものはたくさんあると思います。
ジブリの映画みたいに、自分の状態、年齢、経験によって感じることも変わってくるものです。

本との出逢いも、人と同じように偶然の賜物であり、運命的であり。
そして、どこか必然的でもあるんだろうな、と思います。

求めていたら、そういう情報や出逢いに巡り合うのです。
引き寄せの法則ですね。
(脳科学的に、ちゃんと存在するみたいですよ。RAS、ってやつらしいです。詳しくはGoogle先生へ。)

この文章をここまで読んでいただいたのも、きっとあなたが何かを求めていたから。だと信じてます。

変えたい、本を読んでみたい、その想いを大切にしてください。

結局、そういった想いからすべては始まるのです。

僕も変化し続けます。
もし、何かのきっかけになれたら物書き冥利に尽きます。

僕流の、読書に対するお話でした。
長々とありがとうございます。

今日も何か数行だけでも、読み進めてみます。

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