クリプトスペルズのバトルルールが更新!中身を解説していこう(その1)

先日エコシステムを公開していたブロックチェーン・カードゲーム「CryptoSpells」のバトルシステムが更新されました。ゲームタイトルにもある「クリプトスペル」というシステムの解説が追加されたのが目玉、といったところでしょうか?内容を細かく確認していきましょう。

(バトルシステム・ルールは以下のリンクに本文が載っています)

目玉システム「クリプトスペル」

元の記事から内容は前後しますが、目玉要素から紹介しましょう。

ゲームタイトルにもある通りの「クリプトスペル」が本作で最もユニークな要素と言えます。

バトル開始時に、各リーダーによって固定の2種類のカードから1枚選び、必ず初手に加わるカードのようですね。

しかもこのカードの選択、対戦相手のリーダーを見てから決められるので、シンプルながら奥深い戦略を生む要素に仕上がってます。

今のところ明らかになっている各リーダーごとのクリプトスペルの内容は以下の通りです。

赤文明/フェルトゴルト
コスト1:相手ユニット1体に2ダメージ
コスト5:2/2 召喚時:相手ユニット1体に5ダメージ

青文明/シーラ
コスト2:カードを2枚引く
コスト6:手札に上限まで マジックボトルを加える

緑文明/アルベリッヒ
コスト2: 味方ユニット1体を+2/+2する
コスト5:全てのユニットの攻撃力と体力を2倍にする

白文明/オク
コスト1: ティンカーベルを2体召喚する
コスト3:全ての味方を8回復する

黒文明/リッチ
コスト2: 相手ユニット1体を-3/-3する
コスト11:墓地の枚数分相手リーダーにダメージを与える

……こう見るとクリプトスペルの片方は必ず1~2コストという低コストのカードになっていて、序盤の手札事故の緩和策にもなっていますね。

高コストな方はゲームの決着まで持っていけそうな効果もあり、クリプトスペルがバトルの読み合いの中でも重要な要素となることは間違いないでしょう。


基本ルール

まずは内容を引用しつつ見ていきましょう。

・デッキ枚数:30枚
・同カードデッキ枚数制限:2枚
- レジェンド(リミテッドレジェンド含む)はデッキ中全カードの中で1枚

デッキ合計が30枚で、同時投入数が1種類につき2枚。これはまあ普通ですが、レジェンド以上のカードはデッキ1つにつき1枚までという制限はあんまり見ない試みですね。

大手デジタルカードゲームのハースストーンでも種類の違うレジェンドを同居させることは可能でしたが、CryptoSpellsではそれが不可能だということです。

・初期MP(マナポイント):1 -毎ターン開始時に1増加します
・最大MP(マナポイント):10

・LP(ライフポイント): 25

・先行後攻の決定:ランダム
・マリガン:3枚中、1度だけ好きな枚数選び同じ枚数だけ引き直しが可能

・手札上限枚数:9枚
・場のユニット上限数:6体

・1ターン目手札枚数
- 先行 3枚、ドローなし
- 後攻 3枚+ドロー1枚+マナクリスタル1枚

・1ターン時間:30秒

ライフが25、手札上限が9枚、場のユニット上限が6体と、ちょっとずつハースストーンより少なく、1ターンの持ち時間30秒は思い切って短くなっていますね。

ハースストーンよりも1試合の時間を短くしたゲームデザインを狙っているようです。

初期手札も先攻後攻ともにハースストーンと比べて1枚少ないように見えますが、これはクリプトスペルが1枚手札に追加されることを考慮した数値でしょう。

バトルの目的・システム

最初に実装されるのはフリーバトルで、その目的は採掘チケットを手に入れてカードをマイニングすることです。

いきなりマイニングという用語が飛び込んでくるのは、やはりブロックチェーンゲームという仮想通貨の文脈が出来たゲームなのだあという印象です。

とはいえ内容は難しくなく、バトルすればポイント(経験値)が増えて→レベルが上がると採掘チケットをゲット→チケットでカードを入手という流れです。

以下は引用ですが、リーダーオッズ制がユニークですね。強いリーダーばかりでは稼ぎにくい状態を利用して、環境の多様性を担保していく予定のようです。

リーダーオッズ制
各リーダーごとの 勝率等が一定の時間ごとに集計され、バトルポイント獲得の”オッズ”に反映されます。

より勝率等の低いリーダーを使用して勝利をするほど、多くのポイントを獲得できる仕組みとなります。

なお初期リーダーは5体ですが、中長期的に増加いたします。

ボーナスポイント
特定の条件をクリアした場合、バトル終了時に追加のボーナスポイントを獲得できます。なお、ボーナスポイントの条件は1ヶ月毎を目処に更新されます。

ex)デッキをブロンズカードのみで構築されている場合、獲得バトルポイント ×1.2倍

ex)1日3試合まで獲得バトルポイント×3倍

敗北時獲得ポイント
バトルに敗北した場合でも 一定割合の”バトルポイント”を獲得することができます。ただし、降伏した場合のポイントは0となります。

ex) 勝利ユーザーの獲得ポイント(ボーナスポイントを除く)の40%

また、降伏すると敗北側に入るポイントが0なので注意しましょう。

代わりに敗北時でも降伏しなければポイントが入るとのこと、この場合勝ち確で遅延行為をする悪質なプレイヤーが出てくることが気になるシステムですね。(もちろん、悪いのは勝ち確で遅延する方ですが)

遅延えの対策として1ターンが30秒ということなのでしょうか?

まとめ

・ユニークな要素は「クリプトスペル」!相手を見てから選べる強力カード!

・1ターンの持ち時間30秒!決着が早いが、素早く決断するのが求められるぞ!

・バトルしまくって採掘チケットを手にれよう!

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