博士課程、シェアハウスのススメ
こんにちは
裕福な貧乏学生(@DCFX2021)です。
今回は少し観点を変えて、博士課程進学予定の学生や在籍中の学生にシェアハウスのお話をします。
私自身、シェアハウス生活三年目で三棟目なので、その経験を基にお話し致します。
シェアハウスに住むメリット
博士課程の学生がシェアハウスに住むメリットを紹介していきます。
・家賃が安い
他の一人暮らし用アパートに比べ、家賃の安いところが多いです。
特に水道光熱費は一人で住んでいると基本料+使用量になりますが、シェアハウスの場合、共益費として大体月1万円程度になります。
しかも共益費の中身は水道光熱費以外にも WiFi代や生活必需品の供給も入っていたりするので、割安感があります。
またアパートを借りるときや引き払う時に不動産業者に払う納得のいかないお金が、シェアハウスの場合なかったりします。
博士課程の学生は寝るために帰っている人も多いと思うので、滞在時間の少ない家の固定費を減らせるのは大きなメリットです。
・研究室以外のコミュニティを持てる
バイトもしていない博士課程の学生は、どうしても所属するコミュニティが研究室だけになりがちです。
私は以前先生から、「研究室以外にコミュニティを持ちなさい。それが助けになることがあるから。」と言われました。
シェアハウスに住むことで自然とコミュニティに所属します。自らコミュニティを探したり入ったり作ったりするのは労力が必要ですが、シェアハウスは住むだけで一石二鳥です。
そして、研究で疲れて家に帰ったときも、誰かしら家にいるのでたわいもない話がいつでもできます。
それが私にとってはストレス発散になっていました。
・郵便物を受け取ってくれる
常に研究室にいる博士学生は、アマゾン等の宅配に対応しづらいです。
宅配BOXがあるアパートに住んでいれば別ですが、わざわざ荷物を受け取るために大学から家に帰るのはめんどくさいですよね。
シェアハウスの場合は、誰かしらいれば代わりに受け取ってもらえます。同居人が宅配BOX代わりです(笑)
・話相手に困らない
コミュニティの話と被りますが、博士学生の場合、同期はすでに働いていて、良く話す相手は研究室の後輩か先生かになりがちです。
朝から晩まで実験を詰めていると人としゃべらずに一日が終わったり、土日も誰ともしゃべらなかった、なんてことがなくなります。
しかしシェアハウスに住むと、研究関係なく話せる相手が増え、ストレス軽減につながります。
さらに不定期に食事会やBBQ等のイベントがあったりするので、気分転換にもなります。
おしゃべり好きなひとには特にシェアハウスを薦めます。
・家具・家電がいらない
大体のシェアハウスは部屋が各自あり、それ以外は共用というパターンになります。そのためベッドがあれば生活が始められます。
このメリットは、卒業後どこに行くかわからない博士学生にとって、引っ越しの荷物が大きく減らせ、身軽な状態で次のステップに進めることを意味します。
定住が決まるのが遅くなる傾向がある博士学生は、それを見越して家具家電を持たないという選択肢もありだと思います。
シェアハウスに住むデメリット
ここからはデメリット編です。表があれば裏もあります。
ただしデメリットは別に博士学生のみならずシェアハウスの形態的な問題になりますね。
・掃除当番がある
掃除当番に関わらず、なにかしらの係(買い出しや会計)を強いられることがあります。
シェアハウスのルールなので従うしかないですが、時間が決められていたりすると厄介です。
(私が住んでいたところは、毎週月曜の朝7時からみんなで掃除、月に何回か掃除当番が回ってくるといった感じでした。)
・お風呂や洗濯をすぐにできないときがある
自分が洗濯しようとしたとき、シャワーを浴びようとしたときに他の人が使っていたら順番待ちになります。
地味に寝る時間が1時間遅れたりするので、きっちり生活したいひとには不向きかもしれません。
・話の合わない人
入居する前にオーナーさんには会えますが、同居人には会えない場合がほとんどです。
なので同居人の中にあまり話の合わない人がいてもやり過ごす必要があります。それを気にならない人か、事前に評判を聞いて準備するといった対策が必要になります。
場所によっては住む前に体験入居もできるので、試してみるのが一番かと思います。
ある程度の衝突を避けるため、シェアハウスの中でも学生シェアハウスを選んだりすることで変な人がいるリスクを減らすことができます。
まとめ
私は家賃の低さと家具家電を用意する必要のないところ、それ以外の余計な出費がないところ(つまり全てお金)で決めました。
どんな人が住む場合でもシェアハウスにはメリットとデメリットがありますが、博士学生の場合はメリットが増える気がします。
それでも苦手な人は苦手だと思うので、無理にとは言いませんが、もし興味のある方は住んでみることを検討してみてください。