凸待ち配信(参加者側)の難しさ

突然ですが皆さん、凸待ち配信はご存知だろうか。
Vtuberファンの方なら知ってると思います。記念配信とかで知り合いの配信者(稀にリスナー)から電話を貰う、お話しするというやつです。
ちなみに逆凸配信は自分から電話するやつね。陽キャがやるやつ。

今回は参加者(配信をしていない人、電話をかけられた人)から見た凸配信の難しさを語っていこうと思います。

凸待ちの参加者って、意外と難しい

『集めているのはお前じゃないくせに!!何言ってんだ!!』

ごもっともです。

でも今回は違うんです。参加者も参加者なりに考えるべきだと私は思っています。

凸待ち参加者の難しさ

じゃあ具体的にどこが難しいのか。
それは…

主役は自分じゃないこと

凸待ちって、あくまで配信主が主役なんです。そりゃそうだ。
凸待ちが開催されるのは、主に誕生日や登録者〇〇人記念の時なんです。つまり、配信主が明らかな主役なんです。
そこを勘違いしちゃいけない。逆凸だと特に勘違いしやすいので注意。
『呼んでもらえたんだから僕が主役なんだ!!』
そう、前までの私ですね。つくづく恥ずかしいヤツですよ、私は。

主役を勘違いすると、配信主やその視聴者が聞きたくもない自分語りをしたり、ガチでいらない自分プレゼンをしたりします。配信が地獄の空気になります。
そうならないためにも、私の研究成果を皆さんに共有します。ぜひ参考にしてください。

凸待ち参加者攻略全書

トークテーマは用意すべきなのか?

凸待ちの大きな課題、トークテーマ。せっかく呼んでもらった/電話をかけたのに、『どうしよう…何話そう…』これ、最悪なんですね。マジで誰も得しません。

結論としては、『ある程度仲良くなければ準備するべき』だと思います。
気軽に話せるくらい仲良ければいいんです。だって近況報告とか、お互いの活動内容とか、相手について興味があることを聞いていけば、あっという間に時間が過ぎます。

問題は『ちょっとだけ話したことある知り合い』ぐらいの距離感の人。
幸い私は仲のいい人の凸待ちにしか行ったことがないので、トークテーマには困らなかった。ただ、配信を続けていれば、いつかそこまで仲良くない人と話す時があるかもしれない。
日常生活であれば世間話をテキトーにしとけばなんとか時間凌ぎにはなる。ただ、配信しているんです。面白くないといけないんです。あら大変。

こういうことを避けるために、そんなに仲良くない人の凸待ちに行く場合は、自分でもトークテーマを用意するべきだと私は思います。
以下に参加者にオススメのトークテーマを書いときます。参考にしていただければ嬉しいです。

参加者側が用意したいオススメのトークテーマ

  • 相手がやっているゲームの話題

  • 視聴者として思ったこと、好きなところ

  • 配信で意識していること

  • 配信者としてこれからやってみたいこと

意外とねぇな…

とはいえ、上記4つを全部出せば30分くらいは持つと思います。30分。
凸待ち1人分には十分すぎる時間ですよね。
20分も経たず終わってしまった場合は完全に相手の力量不足。時には他責も大事だぜ。

自己紹介と相手を立てる比率

凸した先の配信では、大体アウェーです。
視聴者はみんな、『誰だコイツ、オレの推しとどんな関係なんだ?』と思っていることでしょう。
一番ありがたいのは、配信主が紹介してくれるパターン。
『今回来てくれた〇〇さんは、Xのハッシュタグで知り合ったんだよね』とか、
『GTAのスト鯖で知り合ったんだよね』とか。

正直、凸待ちに自己紹介がないのは論外だと思います。ただのプライベート通話だからね、それ。
でも自分語りをし過ぎちゃ面白く無くなる。この塩梅が絶妙に難しいんですよね…
もういっちょ、自己紹介に最低限入れるべき要素を箇条書きにします。

凸待ち参加者が自己紹介するときに最低限入れるべき要素

  • 名前(そりゃそう)

  • 活動しているプラットフォーム

  • 普段の活動内容(メインでやってるゲームなど)

  • 配信主との関係性(本人から紹介がなかった場合)

このぐらいでいいと思います。正直、視聴者はこれ以上知っても仕方ないと思ってます。多分。

凸待ちは自分プレゼン場所じゃない

皆さんは、なんで人の凸待ちに行くんですか?
自分の宣伝ですか?
わかりました。死んでください。
半分くらい冗談です。でも自分の宣伝場所ではないです。考えを改めましょう。

人の凸待ちへは、純粋に祝う気持ちでいきましょう。だってめでたいんだもの。

祝福。それ以上でも、それ以下でもない。それが凸待ちなんです。

自己紹介はほどほどにしましょう。それよりも、相手の話を引き出す方が重要です。

配信主の話を引き出す

自分のことを話しながら、相手の話も引き出す。これが結構難しい。
このためには、前回の記事で書いた『自分の立ち位置を理解する』ことが重要になってきます。まだ読んでいない方はぜひ。

私は、天然な雰囲気の配信者の登録者記念逆凸に2回呼ばれたことがあります。
1回目は、大失敗。
自分のことを話し過ぎたんですよね、前述した通り、相手の視聴者が求めていないところまで話してしまった。しかも相手は天然なのに、基本的に私がボケてしまったんですね。
ガチで反省しました。

2回目はこの反省を生かし、主にツッコミに回りました。たまにパワーワードを差し込むだけで、基本は『なんで?』や『おかしいでしょ!』などのフツーのツッコミ。
でも、それでいいんです。相手は時折とんでもないボケをぶち込んでくるほどの高火力プレイヤー。それを研究できたから、薄味なツッコミでも相手の視聴者は満足してくれる。
結局、相手の魅力をいかに活かせるかなんです。そうすれば、配信自体がいいものになりますよね。いい循環だ。

凸待ち参加時に使える小テクニック

相手の配信のコメントを見る
これ、意外といいです。自分についてわからないことがあれば、コメントで聞いてくれますからね。それを相手配信者が拾ってくれるかもしれない。
相手の配信のコメントを確認しておけば、それに対しての答えを事前に頭で考えることができます。そしてテンポが良くなる。最高ですね。

・相手の視聴者に話しかけてみる
これが意外と効果的。
例えば相手の配信者の好きなところを褒めるとすれば、『視聴者の方ならわかると思いますけど…』と付け加えてみたり、『視聴者の皆さんもそう思いますよね!?』とリアクションしてみたり。
こうすることで、自分+相手の配信者の1vs1ではなく、自分+相手の配信者&視聴者みたいな、ピクミン&オリマーみたいな、一体感が生まれます。
それにより、少し長居しても視聴者が飽きづらく、通話が終わった後も自分の話題になりやすい。(狡いテクニック)

・間を怖がらない
正直言って、通話で間を作るのってめちゃくちゃ怖いです。
対面で直接話しているなら、相手の表情が見れるので、間を作ってもあまり恐怖感がありません。
でも通話は? めちゃくちゃ怖い。相手の顔見えないし。何考えているかもわからない。次いつ話しだすかもわからない。
間を作るのはある程度仲のいい人で良いと思います。黙っても気まずくならないくらいの関係性。じゃないと逆効果になる可能性大です。
ただ、間を作った後の一言は印象に残りやすいんですね!パワーワードっちゅうヤツですわ。
印象を残すという意味では、間をうまく使うことが重要です。

凸待ちは面白い。ただ、難しい。

ここまで、凸待ち参加者側の難しさを解説していきました。
まあ、これと言って参考になることはないかもしれないですが、少しでも配信を面白くするために、ただ楽しく喋るところから脱却できたらいいなと思います。

それでは、また。

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