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アナザーガンダム新作!?「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」の特報を見て


誰が予想したか、スタジオカラーのガンダムです。




恐ろしいほど豪華なスタッフ

鶴巻和哉!? 榎戸洋司!? 山下いくと!? 前田真宏!?
庵野秀明!!??!????

エヴァの新作でもやるのかってレベルの布陣。GAINA(旧:福島ガイナックス)とかいう残りカスみたいな会社がグレンダイザーU作ってる間にカラーの人達はガンダム作ってたんすね…
ネームバリューだけで適当に集めると「バブル」「グレンダイザーU」のように連携が取れず酷い作品になるイメージがあるのだが、今作はある程度カラーの人達というかエヴァのスタッフで統一しているのでその辺の心配はないだろう。
そういえば「水星」の初回を観て「ウテナだ!」とか舐めた事を言っている人が多くいたのだが、本作の脚本は榎戸洋司さんである。決闘だのチュチュだのトロフィーワイフだの表層的な部分だけでウテナ判定していたイナゴ達に「本物」を教えてあげてほしい。



世界観と作風

まず冒頭から「延伸力で1Gの重力を生み出すオニール型の直径6.4kmのスペースコロニー」でファースト回帰か!?と思わせて自由と地球への憧れを抱くのは宇宙世紀末期を描いた「Gのレコンギスタ」だし、大規模な軍警察は「閃ハサ」「ガイア・ギア」のマンハンター、西暦の匂いが根強い多国籍文化や決闘は「Gガン」を思わせる。何よりPVから感じられる空気感はGAINAX時代の名作「トップをねらえ2!」そのもの。
これらから「過去作の要素をなぞりつつも換骨奪胎し全く新しいガンダムを作る」のではないかと予想している。



また女主人公かよ!? でも…

嫌な予感がした。まーたポリコレガンダムかよ、と。しかし「水星の魔女」とは決定的に違う点がある。

カワイイ。

そう、バチクソに可愛いのである。古臭さすら覚えるほどにゼロ年代の可愛さ。性を徹底的に削ぎ落とされた水星の芋女たちとはまるで違う(一部セセリアなどの例外もある)。
キャラクターデザインは先生。刀語や戯言シリーズの竹先生である。近年ではポケモンでも積極的にキャラクターデザインをしてくれている。ルザミーネやサザレなんかモロに竹先生の癖(ヘキ)の擬人化そのもの。ん?擬人化…?

ゲーッ!姉の擬人化・ゼイユ姉貴ではないか!
(ゼイユ+オモダカ)÷2=ニャアンちゃんというわけか。さすが竹先生、いい仕事してます。




最後に

アナザーガンダムは二作連続で主体性のないラジコン主人公だった。「鉄血」の三日月はオルガの指示待ち人間でオルガの死後はコントロールを失い自滅、記憶に新しい「水星」のスレッタは復讐鬼プロスペラのラジコンだったが最終的に独裁者ミオリネのラジコンになってしまった。
しかし本作の主人公アマテはPVを見る限り自由を求める姿勢やガンダムをガンダムたらしめる反骨心があるように見える。
カラーの皆さん、期待していますよ。




追記(超ネタバレ注意)


イタリア語版の公式サイトより













宇宙世紀でした。

それもパラレル宇宙世紀。サンダーボルトみたいなもんですかね。

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