Tacx Neo2T、ZwiftとPC(Mac)のセットアップについて(その2)
前回はTacx Neo2Tと自転車を合体させ、周辺機器を揃えるところまでお話しました。ここではTacx Neo2T、Zwift、PC(Mac)を接続する方法について触れていきます。
PCとTacx Neo2Tを接続するのはかなり難しい!
のっけからネガティブですが、ここが一番理解に苦しむところです。Bluetoothの規格が原因なのかわかりませんが、スマートフォン、タブレットとTacx Neo2Tは簡単に接続できますが、PCとTacx Neo2Tを直接繋げる方法は結局わからずじまいです。調べるとANT+規格のUSBで接続…など出てきますが、結局は新しく周辺機器を買わなくてもなんとかなりました。私がなんとかたどり着いたのは、
Tacx Neo2T、applewatch(心拍計)
↓
スマートフォン
↓
Mac
と間にスマートフォンを噛ます方法です。手順を振り返りたいと思います。
※もし私の理解が足りていないのであれば直接接続する方法をどなたか教えていただけると幸いです。
①Tacx Neo2Tをコンセントに接続する
Tacx Neo2T自体はコンセントに繋がずとも人間が漕ぐ力で自身の電力は確保できますが、別の言い方をすれば漕いでないとただの台です。セットアップのためにTacx Neo2Tのbluetoothには通電している必要があるため、ACアダプタを繋いでおきましょう(Zwiftを使わない理由の一つ。面倒くさい。)
②PCとスマートフォンを同じWi-Fiネットワークに接続する
まずここから難しいですね。部屋にWi-Fiがあればいいですが、携帯回線のテザリングではPCでスマホを介してZwiftを使うことはできないということです。
③スマートフォンのbluetoothをオンにし、Companionアプリを起動する。
Companionアプリは水色のアイコンです。Zwiftの本アプリ(右にあるオレンジのアイコン)はパソコンから接続する場合全く使わないので注意です。
④CompanionアプリのDEVICE CONNECTIONをオンにする
右下のMORE=>SETTINGS=>DEVICE CONNECTIONから入れます。
【重要】この時別のアプリ(Tacx TrainingやZwift本アプリ)を先に起動させていると、TacxがCompanionアプリではなくそれらのアプリに繋がってしまいますので、別のアプリは必ず切っておくこと。ZwiftをPCから使うのであればCompanionアプリ以外は不要です。
DEVICE CONNECTIONをオンにしたら、「HOME」に戻っておきましょう。
⑤PCからZwiftを起動する。
ログイン後に「接続されたデバイス」画面まで遷移します。キモになるのが、右上の歯車ボタンから「Zwiftコンパニオンアプリを使う」を選ぶことです。(同じWi-Fiネットワーク上にPCとスマホがないとこれを選択できません。)これでスマートフォンがTacxや心拍計とパソコンを橋渡しすることが出来ます。左上のスマートフォンアイコンから電波のようなものが出ていなければ、ここまでのどこかでうまくいっていません。
PC上で各デバイスの「接続済み」を確認すると同時に、スマートフォンの画面が先程の設定画面から下の画面に遷移しています。右上のBluetoothのオレンジ色アイコンがTacxとスマートフォンがCompanionアプリを介して繋がっている証です。
これで接続は完了です。スマホをサイコンとして使うために、DASHBOARD画面にしておきましょう。これで速度や出力、心拍数を手元で確認できます。
お疲れさまでした。
いまここでは簡単に書きましたが、実際にはとても苦労しましたし、部屋のWi-Fiが弱いからなのか、Tacx Neo2Tの初期不良なのか、Macとの相性の問題なのか原因はわかりませんが、今でもスムーズに接続できることは稀です。また$15/月の会費も正直割高だと思いますし、今は接続の安定したTacx trainingアプリを使用してトレーニングしています。
それについては次回触れたいと思います。