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企業型確定拠出年金(法人版iDeCo)について③
前回の続き
こんにちは。
福岡県糸島市の企業型確定拠出年金(DC)導入の専門家、株式会社アクセルです。
世の中はゴールデンウイーク突入ですね。どこに行っても人が多いです。
普段近くの道の駅(伊都菜彩。確か日本でも有数の売り上げを誇る道の駅らしいです。https://ja-itoshima.or.jp/itosaisai/)に昼飯を買いに行くのですが、今日は入り口から交通指導員が立っていて、行列状態でした(;^^)
前回は、なぜ企業型確定拠出年金の普及が中小企業にすすまないのか?の理由についてお話させていただきました。
本当に素晴らしい制度なのに、売り手側の抱える問題もあり、中々中小企業に普及がすすまない。
当社はここに問題意識を抱えています。この現状をなんとかして変えたい。そんな想いで事業に取り組んでいます。
「そんなこと言って、企業型確定拠出年金って具体的にどうスゴイの?」
今日は、企業型確定拠出年金の魅力やメリットについて語っていきたいと思います。
個人型の「iDeCo」ではなく、企業型年金を選択するメリットとは
例えば、皆さんが給料として受け取るお金を例に考えてみましょう。
会社からの受け取る手取りのお金は、3つの税金等が差し引かれた後の金額です。
3つの税金等とは、
・所得税
・住民税
・社会保険料
ですね。
この3つの税金最低でも、それぞれ
・所得税(最低税率は5%)
・住民税(おおよそ10%)
・社会保険料(約15%)
が課されます。
合計で30%ほど国に納めているということですね。
つまり100万円の課税所得がある人の場合、最低でも所得税・住民税や社会保険料が引かれた後は約70万円になってしまいます。iDeCoの場合はこの手取りである70万円から積立額を拠出することになります。
しかし、企業型確定拠出年金(DC)の場合は、所得税、住民税、社会保険料を差し引く前の金額から積立額を拠出できます。
企業型確定拠出年金を使ってお金を積み立てると、iDeCoを使う場合に比べて、所得税・住民税・社会保険料などの計算の元となる金額が下がることにより、「税金が減ったり、社会保険料が削減されたりする効果があります。」
特に社会保険料が減る効果は、企業型確定拠出年金に加入している個人に加え、導入している企業にもメリットがあります。
iDeCoを使うことでも所得税・住民税を還付すること可能ですが、iDeCoには、社会保険料を削減する効果はありません。
まとめると、
iDeCo=税金や社会保険料を支払った「後」の手残りから貯める
企業型確定拠出年金=税金や社会保険料を支払う「前」のお金から貯める
というのが大きな違いです。
また企業型確定拠出年金制度のメリットとして、
・お金の拠出時に税金面などで効果がある。
・運用中の利益には税金がかからない。(通常は20%課税)
・老後にお金を受け取る時も税制上の優遇措置あり。
という3つのメリットを享受できます。
企業型確定拠出年金を使うことで、個人としては上記のような素晴らしいメリットがあることが伝わったでしょうか。
しかし、導入するには今働いている会社が制度を導入する必要があります。では、企業型確定拠出年金を導入することで、法人側ではどのようなメリットがあるのか?
次回は、法人が企業型確定拠出年金を導入するメリットについて、実例を交えて紹介していきたいと思います。
次回企業型確定拠出年金(法人版iDeCo)記事④。
下記のようなニーズを抱える法人で働く方は必見の内容。
になっているはず。笑
「企業型確定拠出年金制度、こんな法人様におススメですよ!」
・新規採用で良い人材を採用したい
・会社に在籍している従業員の離職率を下げたい。
次回に続く。。。
※企業型確定拠出年金とは?
「企業型」=法人で働く従業員が加入する
「確定拠出年金」=従業員が自分で拠出額や運用の指図をする
会社名
株式会社アクセル
所在地
〒819-1129 福岡県糸島市篠原西2丁目5番5号
設立
1995年12月28日
主な業務
企業型確定拠出年金導入事業
ホームぺージ
https://www.big-advance.site/c/183/1472