KOGURE#23によるポーカースタジアムでのトーナメントの戦い方~称号[賢人]を取った話~
あけましておめでとうございます。お久しぶりです。タイトルでネタバレしてますが、実はKOGURE#23ことうずまきです。
今回はポーカースタジアムのトーナメント戦略について語りたいと思います。
今回僕はトーナメントシーズン5のイベントを走っていました。
まず先に、今回のトーナメントの戦績を下記に記します。
参戦回数:30回 FT進出回数:11回
1位:2回 2位:4回 3位:1回 4位:2回 5位:2回 6位:1回
7位以下は数えてませんw
戦略を語る上でまず欠かせないのは、ポーカースタジアムのトーナメントのルールです。ポーカースタジアムのトーナメントは少々特殊で、順位によってもらえるポイントが大きく変動します。そのため、FTに残るのが大事になるのですが、特に4位以上からもらえるポイントの幅が大きくなるため、個人的には4位以上に残ることが肝になると考えます。(ポイントの詳細は下記公式サイト参照)
https://bandainamco-am.co.jp/am/vg/pokerstadium/howtoplay/
上記のことから、何よりもまずFTに残ること(4位以上)を優先するため、今回はタイトアグレッシブスタイルでイベントに挑戦していました。そして、これがハマってシーズン5で2位の結果が出せたと思います。というのも、ポーカースタジアムのプレイヤーは特にルースタイルの方が多く、それ故にポーカーの基本戦略である「ルースなテーブルではタイトにプレイする」の通りに戦うことが重要だなと思ったからです。
具体的に言えば、UTGはJQs、KTo、77以上から、COはJTs、QTo、66以上、HJはT9s、Q9、44以上、BTNは89s、J8o以上、ポケハンは参加というふうに決めていました。
ただし、必ずしもこのとおりでなく、対戦相手(主にルースな人)によっては多少上記のハンド以下でも参加しに行っています。(後述します)
更にフロップ以降はボードが開いてヒットしていなければたとえAKでもベットされたら即降り、ヒットしてもローヒットしかしていなければ撤退というのを意識し、ブラフをするのは極力控えていました。(相手を見てブラフが通りそうならもちろんブラフも打ってはいました)。
しかし、このタイトアグレッシブスタイルですが、実はポーカースタジアムで戦うには不利な戦略になります。なぜかというと、アンティが上がるのが早く、またすぐにBBが回ってきてどんどん負担が大きくなるため、後半になればなるほどハンドを待っていたらすぐにスタックがなくなるためです。
そこで僕が取った戦略の一つに、参加率の高いプレイヤーに3betやオールインを返すということをしました。(KOGURE#23はやたら自分のときだけ攻めてくるなと感じた人、何人かいるのではないでしょうか?)
ざっくりいうと、T4sや89oなどの同スーツ2枚や高くない数字のコネクタハンドで参加してくるような人です。
こういった方を見極めてなるべく戦わずにチップを奪うことを意識していました。(もちろんたまに痛い目に合うこともありましたが...)
上記のようなルースな人がいない場合は、ひたすらハンドを待つしかありません。ただし、ひたすら我慢して待っていれば、20回に1,2回はオールインしてもいいようなハンドが回ってきます。(来ないときは本当に来ませんが)
ひたすら待ち続けて、戦える手が来たら勝負、そこで勝てれば大きくチップを稼げますし、特に後半になれば一回の勝負が大きく、2回連続勝てただけで順位が相当アップすることもあります。それで負けてしまった場合はもう仕方ありません。
これらの戦い方でFTに行ったあとですが、正直ここからは運の要素が強くなります。FTに行く頃にはスタックが15bb以下になっていることも珍しくなく、一回の勝負でほぼ決着がついてしまうようなこともあるからです。FTまで行ってもルースな人がいることは多く、スタックがそこそこあっても賭けに出る人たちはそれなりにいたため、僕はなるべく4位以上になるよう耐え、そういう人達が飛ぶまで待つというちょっとずるい戦略を用いていました。といっても、A8以上やポケットハンドが来たら4位が確定するまで待たずに勝負を仕掛けていきました。それで飛ぶのはもうしょうがないですから。
こういう戦い方をしてきた結果、今回はシーズン5の2位を獲得し[賢人]の称号もいただくことができました。
ただ、この戦略を徹底できていたかというと実はそうではありません。最初の一週間ほどはこの戦略だったんですが、シーズン5で1位を取られたあくじきさんの途中からの追い上げが凄まじく、1/24(日)にポイントを逆転されてからは3日間ほど1位を取って抜き返す戦略に切り替えてかなりルースアグレッシブスタイルで行ってしまい、その結果FTにも行くことができずポイントを稼げなくなり、逆にもっとポイントを離され追いかけることもできなくなってしまいました。ここは今回のシーズンの大きなミスであり反省点です。
その後、1/28(木)辺りに初心に帰ってなんとかFTに残れるようになり、逆にタイトアグレッシブスタイルが有効だなというのも再認識できましたw
あと、これは言い訳(愚痴)なんですが、個人的には相当下振れしていたと感じます。特に今回は2位が4回あるのですが、これらは全部確率では勝っていたのにターンリバーでやられました。以下バッドビートを羅列すると、例えばトップヒットしてるときに相手からオールイン→コールで相手はミドルヒットも3カード作られたり、AKvsKQのオールイン合戦になってQを当てられたり、こっちはフロップ2ペア作ってオールイン→相手コールで1ペアなのにバックドアでストレートやフラッシュを作られたり、ターンでフラッシュを作るもリバーで同スーツの高カードを持ってる相手にフラッシュを作られる等々、、また、バッドビートでは無いですがポケハンvs2ペアはこっちのポケハンは相手のハンドがヒットし、こっちの2オーバーはヒットしないことも今回はかなりありました。確率的にはほぼ五分五分なのに、体感33%くらいでした。まぁこんなことあるあるなんですけど、それでもそういうことが多かったなと感じました。もちろんたまにこっちが(ATvsKKのオールインでAを当てる)などの肩勝ちすることもありましたが。
なお、一時期ツイッターで呟いていたAAやKKで勝てないというのも実はこのKOGURE#23でトーナメントのことです。(これらは同卓してた愛知勢が見て覚えててくれてると思います、多分w)
ただ、下振れしててもこの戦い方で実績は残せたので、やはりこのやり方が有用なのではないかと個人的に結論を出しました。
とはいっても、今回のシーズンはおそらく今までで一番参加者が少ないシーズンだったと思います。また、36戦のうち30戦参加と参加率が高いこともあっての結果ですのでそりゃ上位に行けるだろと言われれば、まぁそうだろうなとも思います。(決して自分が実力外で2位になったとは思っていませんが)
さて、今回はポーカースタジアムのトーナメントで上位の結果を出すための戦略について話をさせていただきましたが如何だったでしょうか?この記事が有用だなと思っていただけたら幸いです。なお、決して優勝するための戦い方ではないのでご注意ください。トーナメントで優勝するための戦略はまた別記事を書こうと思いますのでご期待ください。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?