短編『4・5』てつ・作(影の魔法のライセンス活用事例マンガ) 12 西島大介(島島) 2021年9月18日 16:04 「てつ(@Nbnpql)」さんが、「影の魔法のライセンス」を使って短編を描いてくれました。『世界の終わりの魔法使い 4 小さな王子さま』のスピンオフ、ブリッジ的な短編です。 『世界の終わりの魔法使い』には「影」という複製の魔法が登場します。 「影の魔法のライセンス」は、二次創作とその複製をうながす許可証です。 図像、設定、物語、いずれも引用可能で、商業利用もあり。グッズ化も、「てつ」さんのように作品化しても良いです。 今回は作者のnoteにて発表していますが、例えばこれを電子書籍や同人誌として「てつ」さんが販売することももちろん可能です。 あるいはライセンスものとに、例えば「影」魔法の設定を流用し、その作品を新人賞に応募し、賞金を得てもOK。作者へのキックバックは不要です。 ざっくり言えばクトゥルフ神話のように、「影の魔法」という設定が一人歩きして共有され、作者にバックがなくても良い、という考え。クリエイティブ・コモンズの思想にも影響を受けています。 今amazonを検索すると「世界の終わりの魔法使い」の違法と思われるアパレルグッズが溢れかえっているのですが、もし彼らがライセンスを意識しているなら、それはアリになります。だから僕は現状訴えていません。 このようなやや暴力的な複製の促進は、まさにサン・フェアリー・アンの魔法のようです。魔法は万能ではなく、リスクがあります。 と、理屈ばかり述べてきましたが、「てつ」さんの短編、切なくて、カワイイですね。ネズってシリーズ中一番の苦労人。報われてほしい・・・。素敵な創作をありがとうございました。作者としてとても嬉しいです。プー! こんな感じで、もっと短編が集まったら島島(作者のレーベル)から電子でアンソロジーでも出したいですね。作品求む! ライセンス条文はこちら。実はグッズでも一点もののアートにも対応し、個人、団体を問いません。ぜひご活用ください。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #マンガ #短編 #電子書籍 #西島大介 #世界の終わりの魔法使い #せかまほ #影の魔法のライセンス 12