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2021/1/4-1/8 dB日誌

1月4日(月)

曇り
例年、お正月は空気が澄んでいるが、今年の空はぬけるようにおもい、風の冷たさも心地よい。

dB初出、困難な年明けかもしれないが、ただ楽しく、みんなが過ごせることを願う。
事務所で簡単なお祝い。そのあと、駒ヶ林神社に初詣。皆んなの健康をお願いする。おみくじはQRコードで。大吉が多かったように思う。

事務所に帰って、d Bのこれからについて、それぞれが思っていることを話す。
理屈を構築することも大切だと思うが、一方で、身体的な感覚から生まれることも大事だと思う。
少し、CWニコルさんの話をしましたが、[身体を忘れた日本人]という養老孟司さんとの対談は、循環型の社会を改めて考える機会になりました。(大谷)

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1月5日(火)

バタバタと家を出て、ダッシュでアグロガーデンへ。欲しい物の名称が何か分からず、店員さんに「荷物乗せてコロコロするやつどこですか」と訊いたら「コロコロですね」とあっさり通じた。さっさとコロコロにA3用紙を2000枚積み込む。今日は横堀氏と保育園がまだ始まっていないだっくんと3人で神戸駅前にあるボランタリープラザで長田ルンバの最新号の印刷に行く。雨が降らなくてよかった。「長田ルンバ」は、ずっと手作業でやってきている。印刷室の使用は2時間以内。毎回時間との闘いだ。1年以上ぶりなので作業の感覚が鈍る。しかし、横堀氏とのナイス連携で1時間ちょいで作業終了。印刷・帳合・裁断した長田ルンバをまた箱詰めしてコロコロと事務所まで持ち帰る。だっくんは終始おしゃべりしながらぴょんぴょん跳ねている。本当に元気だ。次はミシンで縫製作業。今回も糸見立て人ミミヤマミシンの曽田朋子氏に綺麗なグリーンの糸を選んでもらった。なんだかミシンの速度が遅いような気がしてきた(翌日、ついに止まってしまった。どなたか不要のミシンありましたら譲っていただけないでしょうか)。50部ほど縫って、出来立てホヤホヤの長田ルンバを手に横堀氏と長田教坊(きょばん)へ。韓国ブームに乗っかってずっと行きたかった「よもぎ蒸し」をついに体験しにきた。教坊のスタジオが、今日はよもぎの匂いとなんか神聖な設えになっている。立派な黄土でできた専用椅子はしっかりと温まっていて、若干チマチョゴリ気分になれそうな専用マント?を頭からかぶり、直に蒸され続けること40分。横堀氏と戸惑いながらもヘラヘラと笑いが止まらない。しかしヘミ(趙恵美)さんが優しく頼もしくそばに居てくれるので、安心。まだ勉強中とのことだが最後に「壺読み」をしてもらった。よもぎが入っていた壺の水の減り具合や汗とともに体内から出てきたもの(ヒョエー)を見て健康状態を教えてもらう。これを韓国女子は涼しい顔してやってるのか…韓国美容の底力を見せつけられた。身体の芯までポカポカになりその日はぐっすり眠れた。これはハマりますなー。(田中)

[コロナ対応]印刷室は、ドアを開けたまま換気。使用後は、機械やテーブル触ったもの全部除菌。ボランタリープラザのあるクリスタルタワーのエレベーターは、定員7名。全員壁側を向いて立つ。よもぎ蒸しは、1m以上の間隔をあけ並んで蒸す。

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1月6日(水)

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1月7日(木)

晴れ、くもり、雨、霰、雪、強風、大寒波、が一気にきた。本当ならば北区の小学校でアウトリーチの打合せだったのだが、雪で帰宅困難になる先生が出てしまう恐れがあるため、急遽延期になった。ダンスボックスがある新長田ではお昼前、風は強かったものの日差しはあり、まさか、と思っていたが、山の方を見るとドス黒い分厚い雲が居たので、六甲山を超えると雪が積もっていたのかもしれない。神戸市、やっぱり広い。

関東の方では緊急事態宣言が再発令された。兵庫県でもまたもやどんどん増えいている。今週末に開催予定だった「子どもダンス留学・入門編」も中止にした。目に見えないものによって、目に見えて文化芸術が子どもたちから奪われていく日々。学校に行くにも簡単にはいかない。状況に応じて対応しないといけないし、前準備や先回りしてやっておいた方が良いことが山ほどある。抜け落ちていることありそうだなあ、と不安になりつつ、その対応で今日1日が終わった。この先一体どうなるのかなあ。。。(新家)

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1月8日(金)

晴れ、洗濯は1回。
打合せも特に入っていない、パソコン仕事にひたすら没頭する一日でした。

2月の「こんにちは、共生社会」のオンライン・フェスティバルに向けて、アーティストへのオファーを順に行う。
オンライン配信のプログラムをつくる一環でのオファーなので、これまでのお願いの仕方が変わっている。例えば「振付」を依頼した時、どのようにその「振付」を納品して頂くのか、など。

夜ご飯は、「サイゴン・チュンハイ」のビーフシチューと生春巻きが食べたくて、テイクアウトすることにする。店主のチュンハイさんといろいろ話す。どうやら、お母さんが昔のベトナムで撮影された「カイルオン(ベトナム南部で発展した伝統歌劇)」のVHSを持っているようだ。それは貴重だ!次、チュンハイさんが実家に帰ったときに、お母さんにビデオをまだ持っておられるか聞いてもらえるようお願いし、店をあとにした。「サイゴン・チュンハイ」のご飯は、やはり美味しかった。(横堀)


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