監督は魔法使いじゃねえ。FA杯ウルブズ戦20200104
再試合かー
ディレイで見ました。
試合前のポイント
①やっぱターンオーバーするよね
②とはいえ再試合は避けたい
③若手がんがれ
って感じです。
ウルブズも多少ターンオーバーしてきたんで、塩試合になりそう…と思ったらそのとおりに。
攻撃の形が…って言われるソーシャーですが、個人的には、
①できないことをできるようにするのは監督の仕事じゃない
②攻撃より守備の形というか狙った奪い方ができてないほうが問題
以上の二点じゃね?という。
①は、グアルディオラでさえできないやつは使わない方向なのに、できないやつをいきなりできるようにするのは無理だ、っていう話です。
監督にできるのは、
1・規律やルール、原則の設定
2・その中での組み合わせ
くらいなものです。
まあそこに至るまでの指導にあれこれ魔法があったりするんじゃないか、って幻想があったりなかったりするものですが、現実はパラメーター0のものを1にすることはできないよ、って話です。
攻撃の形はたしかに見えないのですが、どう考えてもカウンターしてなんぼなメンツしかいない上に、スパイス加えるメンツも揃っていないので、誰をどう活かしましょうか?って話の前に、ボールをどう奪いましょう?って部分が見えないというか、守備で振り回されてたら話にならなくね?というところが根本です。
縦に速く、も、狙ってボール奪えなかったらデザインされらカウンターなんて再現性がなさすぎて無理ちゃう。という。
数的有利が難しくても、空間的、時間的優位を生み出すカウンターをデザインするには、狙った位置でボールを奪えないことには始まりません。
てか、現状ボールもたされて数的、空間的、時間的不利な状態でどうにかできるタレントはポグバしかいないので、どうやって優位性・ストロングポイントを作り出すか、って話になると、この話は避けて通れない。
その点フェライニって空間的優位を無理やり作り出す兵器だったな…
話は戻りますが、結局リソースを活かすことしか監督にはできないので、短期的にも中期的にも、原則的にも、まずは守備整備が先じゃね?というのが個人の見解です。
止まった状態から違いをクリエイティブできるのは本当にポグバしかいないので、現状として頼れない現実を考えると、緻密な守備、傲慢すぎるくらいの攻撃、を設計しましょう、ってお話でした。
若いチームなので、一貫性を保つのは難しいと思いますが、だからこそ、攻撃で自由を与えるための緻密な守備は相当やりこまないといかんがな、という。
悪い試合と言われる試合って、持たされる前に、まず守備で振り回されて奪い方に再現性がないことがほとんどなので。
いきなりペレイラとマティッチにビルドアップ頑張れ!って言ってもできることなんざないわ…
という素人の小言でした。
カラバオどうなりますかね…
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