1970/1971 FAカップ決勝 リヴァプールvsアーセナル | テーマ:50-80年代イングランドEFL
1971年5月8日 FAカップ決勝 リヴァプールvsアーセナル (1-2ET)
赤シャツがリヴァプール、黃シャツがアーセナル。
[Liverpool]
9Heighway, 10Toshack, 8A.Evans | 6Hughes, 11Hall, 7Callaghan | 3Lindsay, 5Lloyd, 4T.Smith, 2Lawler | 1Clemence | (12P.Thompson)
9ハイウェイ, 10トシャック, 8エバンス, 6ヒューズ, 11ホール, 7キャラガン, 3リンジー, 5ロイド, 4T.スミス, 2ローラー,1クレメンス
[Arsenal]
7Armstrong, 10R.Kennedy, 9Radford, 4Storey | 11George, 8Graham | 3McNab, 6Simpson, 5McLintock, 2Rice | 1Wilson | (12Kelly)
10R.ケネディ, 9ラドフッ, 7アームストロング, 8グレーム, 11ジョージ, 4ストーリ, 3マクナブ, 6シンプソン, 5マクリントク, 2ライス, 1
1925年のオフサイド2人制改正後のWMやMM系統のフォーメーションを経て、4-2-4や4-3-3系統がイングランドでも定番となった時代。
リヴァプールvsアーセナル。
リヴァプールは4-3-3。リーグ戦は5位で優勝争い漏れ。加入初年度のトシャックも得点欠乏。
アーセナルは4-3-3とも4-4-2とも見て取れるが、注目出来る点はMFのNo8, No11, No4は相手にマッチアップベースでついて守るところ。(グレーム&ジョージ&ストーリ)
このアーセナルに関しては、4-3-2 &左ウイングのアームストロング(No9)、3-3-3 &左サイドバックのマクナブ(No3)のような布陣と動き方。左タッチライン側のNo7とNo3の2枚を合流線に置き、メインのエリアに加わってくるようなイメージ。この3と2の組み合わせのフォーメーションでいうと、アーセナルが生みの親チームであるWMシステムにも通ずる。マンツーマンを取り入れる場合も、この当時欧州の躍進するクラブで多かった最後尾リベロ採用はイングランド勢は少なかった。
この70/71シーズンにアーセナルはリーグ優勝。のちの黄金期リヴァプールの主要メンバーとなるレイ・ケネディがチーム得点王のストライカー。リヴァプールではポジションがコンバートされる。
::note::
2515 ARS: No11+No8+No4マーク >No7+No11+No6
2600 ARS:
3220 ARS: No8攻撃参加で置き去り 以後の守備
大ざっぱ見
Arsenal ....
サラサラ長髪がNo11のジョージ。
レイ・ケネディが左利きの選手。
| ゴール数 ARSENAL (EFL) |
1970/1971
R.Kennedy (19G/41app), Radford (15G/41app) ...Graham (11G/37app), Armstrong (7G/42app), George (5G/17app)
参考:
スリーライン
マンツーマンディフェンス
ゾーンディフェンス
リベロ
オーバーラップ
カバリング
オフサイド
テーマ:
50-80年代イングランドEFL