Tensor ArtとFace Transfer 2でDAZ G9キャラを複数生成し合成してみる
画像生成AIサイトの「Tensor Art」で複数生成したデジタル美少女の顔画像をDAZ Studioの「Face Transfer 2」に読み込んでGenesis 9キャラクターのバリエーションを生成し合成してみたので紹介します。
Tensor Artで顔画像を複数生成
詳しくは以下の記事を参考にしてください。
今回は、LoRAは1種類を固定し、ベースモデルを「BRA(Beautiful Realistic Asians)」系から8種類を選んで生成し比較してみました。
Face Transfer 2でDAZ G9キャラ化
この中から、V4, V5, Blessing Mixをピックアップして、顔の部分をトリミングし、Face Transfer 2でDAZ G9キャラ化してみます。
Face Transfer 2の使い方とライセンス認証については、以下の記事を参考にしてください。
Genesis 9モデルの準備
ポーズ付きG9モデルを読み込む
トップメニューの「File > New…」を選び、新規パネルからポーズ付きのGenesis 9モデルを選択し、「Create」をクリック、またはモデルアイコンをダブルクリックしてシーンに読み込みます。
G9用の無料dForceドレスを着用。今回は物理シミュレーション時にドレープが分かりやすいように、マテリアルは白にしました。
新しい無料の髪を試す
パネルの下の「Store」を見ると、無料(FREE)で使えるコンテンツがいくつか追加でアップされているので、今回はFreeの髪をクリックしてDAZ3Dサイトで内容を確認してみます。
「ADD TO CART」をクリックし、画面に従って(無料で)購入手続きを行います。
DAZIMでダウンロードとインストールを行います。
「Kin Hair…」にチェックを入れ、左下の「Start Queue」をクリックし、ダウンロードとインストールを開始します。
DAZ Studioに戻り、モデルに髪を着用し、カラーはブラウンにしました。
Face Transfer 2を使う
G9ベースモデルの準備
顔をクローズアップし、FT2との比較用にレンダリング。
Face Transfer 2で生成しレンダリング
ピックアップした3種類の顔画像を使って3Dキャラクターを生成しレンダリングして比較してみました。
3種類のFT2キャラをミックスし合成
個人的な好みにもとづき、BRA-V4の顔かたちとBRA-V5のテクスチャーを使ったキャラクターを合成し、首の長さを多少長くしてミックスしたキャラクターを作成してみました。
まとめ
Tensor ArtでLoRAは固定し、ベースモデルをBRA系8種類を使ってデジタル美少女の顔画像を生成した中から3種類を選定し、DAZ StudioのFace Transfer 2でG9キャラクターのバリエーションを生成し、合成してみたので紹介しています。
DAZ Studioでのレンダリングは、クラウドGPUを使っても約20分もかかっているので、次回以降は、G9モデルのDAZシーンをBlenderにインポートし物理シミュレーション後、CyclesやEEVEE NEXTでHDRI背景付きでレンダリングして比較したいと思います。