VMware Windows11 24H2 でPassMarkベンチマークをWindows10と比較|OMEN by HP 17 中古品
24H2の最初の更新後にVMware Windows11でPassMarkベンチマークテストを行った結果をホストOSのWindows10と比較してみたので紹介します。
なお、2024年10月9日時点で24H2のネット接続問題が指摘されています。
しかし、今回(2024年10月10日時点)ではPassMarkベンチマークアプリのダウンロードやこの記事の執筆、FAST.comの通信速度の計測などのネット利用においては特に問題はありませんでしたが・・・
VMware Windows11 24H2 の場合
2024年10月10日にダウンロードしインストールしたPassMark PerformanceTestアプリ(無料お試し版)によりベンチマーク計測した結果は以下です。(カッコ内はWindows10 ホストOSのスコア)
・PassMarkレート : 4666.8 (5318.2) 88%
・CPU マルチコア: 6069~6123 (7278) 84%
・CPU シングルコア: 1785 ( --- )
・3D マーク : 計測失敗 (11544)
・メモリー マーク : 2492 (2728) 91%
・ディスク マーク : 9249 (20833) 44% *1)
・通信速度 FAST:190Mbps (190Mbps) 100%
CPUベンチマークを単独で行うと以下のようになりました。
ベースラインとの比較としては、CPUはインテル Core i7-7700(第7世代)かつグラフィックボードがNVIDIA GTX 1070のものをピックアップしています。
3Dベンチマークでは、ゲームっぽい3DCGアニメーション(80から100fps)が表示されていましたが、以下のエラーが発生し、スコアは計測できませんでしたが・・・
(参考)Windows10 の場合
2024年10月3日に行ったホストOSのWindows10で同様のベンチマークテストを行った結果は以下です。
まとめ
24H2の最初の更新後にVMware Windows11でPassMarkベンチマークテストを行った結果を、ホストOSのWindows10と比較して紹介しています。
Windows10のホストOSに比べ、おおむね80 ~ 90%のスコアになったので、かなりスコアが低くなるのではないか?と想定していましたが、想定外の好結果となり、一般的な用途では十分実用的だと感じました。
今後、3DCGアプリのDAZ StudioやBlenderなどで、VMware仮想マシンでも、NVIDIA GeForce GTX 1070 グラフィックボードがレンダリングやdForce物理シミュレーションに大きな貢献ができるのか?などについて検証していきたいと思います。