最恐(さいこわ)の玉袋

私の玉袋は自我を持ち、感情を有している。だが、僕と性格は真反対。今日はそんな玉袋とのハッピーライフに至るまでの経緯を説明するよーん!

あれは7年前の夏だった。僕は仕事の後輩にナイフで刺され、コンビニに駆け寄ろうとした瞬間にトラックに引かれそうになった。『あぶなーい!』って声に出したら空間が歪み出したんだ。途端僕の頭上に精霊が現れたんだ。その精霊は『今すぐ逃げないと!奴が!来てしまうわ!』こう叫んだんだよ。僕は訳も分からず目の前の妖精を握りつぶしてしまったんだ。だけどその妖精は死んでなくて、死体から手足が78本あるビックリマークが出てきたんだ。混乱していると、仕事の後輩が『でたな!サランナータ!どりだぁぃぁぁぁぁあ』とそのハテナマークに切りかかろうとした寸前、その時だったんだよね。

ポーポーポーウーウーウーウー

どこからともなくサイレンの音が聞こえ始めたんだよ。すると、『タイムパトロールだ!』と上裸で下半身はジーパンの男が僕に話しかけてきた。その男は『時空管理法12条28項目に沿って、お前を逮捕する!!!』と理不尽な事を言い出したんだ。そこからはもう三角関係どころか、四角関係よ。ごちゃごちゃ皆うるさいっての。
そんな折、たまたま核爆発が僕たちの下で起きちゃって、その場にいた後輩、ハテナマーク、タイムパトロールの3人は蒸発しちゃって、その魂が僕の金玉に集合しちゃったんだよ。
これが自我金玉の始まり

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