パンツパーティ
「パンツパーティしよう。」
地元の友人5人で飲み会を開き、3次会と称して僕の家でスマブラをしていた時に、1人の友人が「パンツパーティしよう。」とパーティ開催宣言をした。僕は表情は変えなかったものの、心の中では「遂に来たか、、」と思った。他の友人もそうだったであろう。
パンツパーティの詳細はと言うと、その地域毎でのローカルルールはあるものの、全てに共通して存在する2つのルールがある。
1『互いに脱がせ合い、最後までパンツを履いていたものが勝者』
2『ズボンを脱ぎ、スーパーパンツ状態(パンツ1枚)になるまでは目を隠し、スタートと共に目隠しを外す。』
である。
僕達は先程までの楽しい雰囲気とは一変し、緊張が走る喉が詰まるような雰囲気となった。
僕達はズボンを脱いだ。
「スーパーパンツ状態、チェックイン」×5
全員が準備完了の掛け声を出した。
「ブースト!」×5
僕は目隠しを取る。
戦慄した。
僕の目に映ったのは、4つの男性器。4人分のチンコ。
そして4人の目にも僕のチンコが映っていた。
僕たち全員は、鼻から勝つつもりは無かった。
僕達は、自由だ。
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