【日韓夫婦の結婚相談所】伝統的な韓国の結婚式文化
こんにちは
デイリエです!
韓国の結婚式といえば、韓国ドラマで出てくる西洋式のものを思い浮かべる人が多いかもしれません
ですが西洋式のほかに、韓国にはまだ伝統のある結婚式も存在しています
そこで今回は韓国の伝統ある結婚式の興味深い文化を皆さんと一緒に見ていきたいと思います。
韓国の結婚について
昔は男性と女性は好きになった人と自由に結婚することができず、ほとんどがお見合い結婚で、お金や家柄を守るためなどが考慮されていました。
年齢も重要視されていましたが、やはり円満な夫婦生活が送れることが重要。
『궁합(グンハプ)』といって2人が本当に相性がいいか占って確かめる習慣もありました
結納品
両家が男女の結婚を認めたら、儀式が始まります。
まず新郎がが洋服や宝石などの贈り物『예물(イェムル)』が入った箱『함(ハム)』を担ぎ、友人たちと花嫁の家に向かいます
この『함(ハム)』 は花嫁の家に向かう道中に一度も下に下ろしてはいけないという規定があり、昔の韓国では重い함(ハム)を担いで村から村へと数時間かけて向かったといいます
『함(ハム)』 を担いでいる新郎側の友人は顔にスルメのお面をつけて「ハムサセヨ~(ハム買ってください)」という言葉を発しながら花嫁の家に向かいますが、途中で歩みを止めたり、家に到着してもなかなか함(ハム) を渡そうとはしません。
そのたびに花嫁側がお金が入った封筒を渡したりお酒を用意したりしてなだめながらやっと花嫁側は受け取り、また長い道のりを来てくれた彼らに料理をふるまったりします
예물(イェムル)を受け取った花嫁側は、お返しとして『예단(イェダン)』といわれる贈り物を新郎側に送ります。
昔は新郎側から贈られた「ビダン(絹)」を使って服を作り新郎家族にプレゼントしていましたが、現代では新婦側から新郎側に贈るものすべてを意味します。
この交換の儀式を終えると、両家が正式に結婚を認めたことになります
その後、両家は結婚に必要な残りの準備を進めていきます。
結婚式招待状 、絹、韓服、宝石、穀物が入った5色の袋、そして新郎の父から花嫁の父へ、大切な娘さんが家族に加わることを許可してくれたことへの感謝の気持ちを表す手紙が含まれます。
5色の穀物袋は5つ意味を表しています:粘着性のある米が入った緑色の袋(永遠に一緒に暮らす)、小豆が入った赤い袋(幸運)、大豆ペーストが入った黄色の袋(花嫁の美徳)、そしてヒノキが入った緑色の袋(未来)などです。
結婚式
本当に伝統的な韓国の結婚式では今のような司会者がいなかったため、両親がテーブルについてお辞儀をし、お酒を交わして結婚式の管理をしたといいます。
ですが現代では西洋式の結婚式が入ってきて韓国伝統婚礼も進化してきました
今では一日で終わる結婚式が、昔は何日かかかっていたり、今では省かれる儀式も当時は行っていました。
その中の儀式として、新郎が新婦の母親に木でできた鴨のペアの置物を持ってきます。
鴨は一生にたった一匹のパートナーと結ばれ、パートナーが死んでも新しいパートナーを見つけることはないため、生涯ずっと寄り添う仲の意味を示します
その後、母親は鴨を新婦の部屋に投げ込みます。
鴨が横に着地した場合、最初の子供は娘になり、鴨が直立した場合、最初の子供は息子になるといいます
式では、新郎新婦がさまざまな物が乗ったテーブルに向かい合わせになって立ち、お互いにお辞儀をします。
風呂敷に包まれた雄鶏は、その鳴き声から新るくて新鮮なスタートを意味し、悪霊を追い払うという意味を示し、 雌鶏は卵を産むことから子宝に恵まれることを意味しています
また、一緒に置かれた椿、栗、赤いナツメ、竹などもそれぞれ意味をもっています。
結婚式後の儀式
韓国の伝統的な儀式のうち、ちょっとおかしな儀式があります
それは式の後に新郎が新婦の家で家族に挨拶する際、新郎が足を吊るされて、新婦の親族が足の裏を叩くという儀式!!!
新郎が逃げ出して新婦を捨てないようにするためなどや、婚礼の過程に緊張しきった新郎の血流をよくするなどの説があります。
この儀式で家族たちは盛り上がり、新郎をかばおうとする新婦の行動などで、夫婦仲が深まる効果もあるんだとか
一方、新婦は結婚式をおえると新郎と一緒に新郎の家族を訪ねて挨拶をします。この儀式を『페백(ペべク)』といいます
このペベクの儀式は現在も多くの結婚式の日程に組み込まれています。(最近は省く人たちも多くなってきましたが...)
このとき新婦は家族にささやかな贈り物を用意します。
(元々新婦の家で式を挙げて、1~3日後、婚家に行き新朗の家族に礼を挙げるために、新婦の家から準備して行く「供物」を用意することだった)
페백(ペべク)
新しく家族になる新婦が、嫁ぎ先の舅・姑や近親者に結婚の挨拶をする儀式のことというように現代では少し変わった。
また儀式の途中で新郎の両親がナツメと栗を投げるのですが、それを新郎新婦が布で一緒にキャッチし、キャッチした数だけ子宝に恵まれるという意味を持ちます
ナツメが中に種があるので男の子、栗が女の子を表します。
結婚式の化粧
韓国ドラマでは、頬に赤い点が2つ付いた花嫁をよく見かけます。 これは中国から韓国に伝わった伝統的な化粧です
赤い点は、結婚に不運をもたらす可能性のある悪霊を追い払い、新婦の若さと処女を象徴するといいます。
いかがでしたでしょうか?
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