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スクリーム6 主人公交代しての「スクリーム」新章開始!

あらすじ

カーペンター姉妹とミンディ&チャド姉弟(メイソン・グッディング、ジャスミン・サボイ・ブラウン)、ゴーストフェイスの魔の手から何とか生き延びた4人は、ウッズボローの街を出て、大都会ニューヨークで大学に通いながら新たな生活を始めることに。
街中や地下鉄内がハロウィンのため仮装した人々でごった返す中、サムとタラのカーペンター姉妹(メリッサ・バレラ、ジェナ・オルテガ)は地下鉄で再びあの姿を見つけ恐怖に駆られる…
スラッシャー・ホラーの傑作シリーズ最新作。全米では6作目にしてシリーズ最高のオープニング興収を記録!

感想など

今回は、シリーズ初、舞台のウッズボローを離れて、大都会ニューヨークが舞台になり、シリーズ最高最怖に予想外の展開が繰り広げられる。
シリーズのお約束である冒頭に登場するスターキャストは、監督の出世作繋がりでサマラ・ウィーヴィング。
さらに、早速ゴーストフェイス・キラーの正体をバラし、今回は倒叙ものなのかと思わせて裏をかく冒頭から、これまでのルールが通じないサプライズ満載の展開が、ブチかまされる。
以前のシリーズで腕力が弱かったりしたゴーストフェイス・キラーが、さらに腕力も動き回るスピードも、パワーアップしているし、以前のシリーズでは、大学など限定された空間しか姿を表さなかったけど、街中のスーパーだろうが地下鉄だろうが、一般市民を巻き添えにしながら襲ってくる。
ゴーストフェイス・キラー事件の呪いに苦しめられたシドニーと同じく、シリーズの主人公を引き継いだサマンサは、自らの中に流れる殺人鬼の血と前作の事件の真犯人という濡れ衣と戦って妹のタラに過保護気味に守ろうとし、事件を忘れて普通の女の子になりたいタラはサマンサに反発するという苦境に、晒されるが、姉妹で力を合わせてゴーストフェイス・キラーと呪われた血に立ち向かう中で姉妹の絆を強くしていく姉妹愛が、ちゃんと軸になっていてエモーショナルな熱い青春映画にもなっている。
今回の犯人は、かなり予想外だったけど、別の意味で歪んでいて恐ろしいし、見応えあるシリーズ第6作。

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