アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン
あらすじ
ヨーロッパのソコビアにあるヒドラ党の基地へ、ロキの杖の奪回とヒドラ党の殲滅のために強襲するアベンジャーズ。ロキの杖は奪回するが、ワンダとピエトロの双子には逃げられる。
アベンジャーズ・タワーで作戦の成功を祝うアベンジャーズだが、ソコビアの戦闘中にワンダの精神攻撃のため自分以外のアベンジャーズが全滅する悪夢を見たトニーは、強敵が攻撃してもアベンジャーズと人類の命を守れるように、人工知能ウルトロンによる平和維持システムを作る。
だが、平和のために進化しない人類を滅ぼすという歪んだ使命に目覚めたウルトロンは、ワンダとピエトロの双子を従え、完全な肉体を手に入れるためにビラニウムを求めてアフリカに向かう。
アベンジャーズとウルトロンの戦闘中に、ワンダによる精神攻撃を受け、キャプテン・アメリカやブラック・ウィドウやソーは戦闘不能になり、ハルクは暴走してしまう。
この戦いでアフリカに甚大な被害を与えたアベンジャーズは、ホークアイの隠れ家に身を隠す。戦いのために被害がでること、ハルクとブラック・ウィドウはお互いを守るために、ホークアイは愛する妻子を守るために、キャプテン・アメリカの指示の下、人命救助を優先する作戦を立て、ウルトロンとの最後の戦いを挑む。
感想など
前作よりスケールアップしたスペクタクルアクションの数々(冒頭のキャプテン・アメリカとソーやブラック・ウィドウとハルクなどアベンジャーズの見事な連携プレーが光るバトル、ハルク・バスターとハルクのバトル、アベンジャーズ&双子とウルトロン軍団のバトル)、ニューヨーク決戦のトラウマから人工知能搭載のウルトロン軍団を作るトニーや非情なスパイ稼業をしてきた過去を抱え普通の幸せを密かに願うブラック・ウィドウや妻子を守るために戦うホークアイやブラック・ウィドウと心を通わせるハルクやホークアイに説得されトニーに対する復讐心を捨てアベンジャーズ入りするワンダとピエトロなど前作以上に深く描かれたスーパーヒーローの内面、「キャプテン・アメリカ・シビルウォー」の伏線となるトニーとスティーブの信念の対立や「マイティ・ソー・ナグナロク」の伏線となる精神攻撃を受けたソーが見た世界の破滅の幻が組み合わさって、熱い感動と興奮を約束するアベンジャーズ続編に仕上がっています。
作戦成功の打ち上げでの、ソー以外のアベンジャーズがムジョルニアを持ち上げられるかというゲームを楽しむシーンも、良いアクセントになっています。
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