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ルビー・ローズ 戦うイケメン女優は、美しい

最近映画ファン特にアクション映画好きな男性だけでなく女性のハートをがっちり掴んでいるのが、「トリプルX再起動」で凄腕スナイパー・アデル役で大活躍し「ジョン・ウィック・チャプター2」で聾唖の殺し屋アレス役でキアヌ・リーブスと互角の勝負を繰り広げたルビー・ローズである。
少女漫画から抜け出してきたような鋭角的な美貌と180センチ近い長身、そして映画顔負けの戦う女性として生きてきた生きざまは、男性だけでなく女性の憧れになっている。
ルビー・ローズは、世界バンタム級チャンピオンのライオネル・ローズが名付け親で、第1次世界大戦屈指の激戦ガリポリ半島の戦いの生き残りの血筋を引いている。
ルビーは、12歳で同性愛者であることを両親にカミングアウトしたが、自分のセクシャリティに悩み一時は性適合手術を受けようか悩んだこともあり、学生時代は壮絶ないじめに遭い双極性障害を抱えるほどだった。
ルビーは、モデルやDJをやる中でアメリカで女優を目指して故郷オーストラリアを離れ渡米する。2年ほどはエージェント無しでオーディションを受けるなどしたが、なかなか芽が出ないルビーは、自らを表現するために制作、脚本、主演、主題歌の作詞も手掛けた短編映画「Break・Free」を制作した。内容は、女性らしい女性を演じてきた女性が、髪を切り落とし、タトゥーを隠した化粧を落として、ハイヒールを止めレザーブーツを履き、クールなファッションに身を包み、自分らしく生きようとする自伝的な内容だった。
この映像がキャスティングディレクターの目に留まり、Netflixドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」の中性的でクールな女囚ステラ・カーリン役に結びつきルビーの人気に火がついた。
その後、ルビーは「トリプルX再起動」での凄腕スナイパー・アデル役でドSでクールな魅力だけでなくクールなスナイパーぶりと華麗なガンアクション、「ジョン・ウィック・チャプター2」での聾唖の殺し屋アレス役でのタイトなスーツを着こなしながらボクシングで鍛えた格闘センスを生かした華麗なアクションで人気となり、「ピッチ・パーフェクト3」などオファーが殺到している。
ルビーは、インスタグラムやTwitterからジェンダー・フリーを訴え、LGTBQのアイコンとして今も戦っている。

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