見出し画像

最近みた映画のはなし。

最近みた映画の感想
内容が重めな3作品です。

★チェチェンへようこそ~ゲイの粛清~


衝撃的なドキュメンタリー。
チェチェン国とはロシア連邦北カフカース連邦管区に属する共和国。
ロシアの支配下にある国。

この土地でとても人として許せる事ではないことが起きている。

ゲイ狩り。

映画をみている時何度画面から目を背けたか。。。
実際に起きた本当の映像を使っている場面がいくつもあり、とても直視してみることが出来ないような内容でした。

なぜこの時代に時代錯誤のようなことを行うのか。
ロシアはそれを何故見て見ぬふりをしているのか。

ゲイ狩りに対して、人権を守ろうとする方たちがいることが唯一の救いだなと思いました。

ただ酷いことが起きているのはこの国だけではなく、
あたしたちが知らないだけで他の国でも行われている。
中国のウルグイ問題や、きっとそれ以外にもあるんだと思う。

日本はとても安全で、生きていくのに不自由しない。この国に生まれてよかったと思うけど、
それと同時に安全だと思って油断しているとあっという間に違う国に飲み込まれてしまうなとも思う。
現状今日本はとても貧しくなっているし。

自分で情報を集めて判断し、行動することが大事だなと改めて思いました。

衝撃的だけど色んな人がこの映画に触れることになれば何かが変わるかも。
そんなドキュメンタリー映画でした。


★死刑にいたる病


史上最悪の連続殺人鬼からの依頼―
それは一件の冤罪証明だった。
ある大学生・雅也のもとに届いた一通の手紙。
それは世間を震撼させた稀代の連続殺人鬼・榛村からだった。
「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人が他にいることを証明してほしい」。
過去に地元のパン屋で店主をしていた頃には信頼を寄せていた榛村の願いを聞き入れ、 事件を独自に調べ始めた雅也。
しかし、そこには想像を超える残酷な事件の真相があった―。

公式より

これは阿部サダヲさんの演技が最高でした。
ほんとにサイコパス(いや、実際のサイコパス見たことないんだけど)なんじゃないかと思わせる演技が凄い。

岡田くんもよかった。

一見どこにでもいるような人柄のよさそうな人が裏で殺人をしていたという怖さと
人間の心の弱さや隙を利用する怖さが見物でした。

ラストの衝撃もなかなかだったのでミステリー好きの人は是非見に行ってほしい作品でした。

ちなみに去年の映画で「キャラクター」という菅田将暉さん主演の映画があったんですが、
その映画に出ていたsekai no owariの深瀬さんの役が怖すぎて未だにトラウマです。
まじでこの映画怖くて面白かった。

★流浪の月


帰れない事情を抱えた少女・更紗(さらさ)と、彼女を家に招き入れた孤独な大学生・文(ふみ)。
居場所を見つけた幸せを噛みしめたその夏の終わり、文は「誘拐犯」、更紗は「被害女児」となった。
15年後。偶然の再会を遂げたふたり。それぞれの隣には現在の恋人、亮と谷がいた。

公式より

久しぶりの松坂桃李の映画楽しみにしてました!
(孤狼の血2ぶり?久しぶりじゃないか🤔)
相変わらずの闇感はさすがでした。
そしてすずちゃんもよかった!

誘拐として事件になってしまったけど、
そこには2人しかわからないものがある。

もちろんこどもを攫ったら犯罪になるのは当たり前なんだけど、違うやり方は無かったのかなと思うけど、絶対にそんなこと許されないし、許しちゃいけないんだけど、
2人にしかわからない感情がそこにはあって
大人になっても変わらない2人の絆が愛しく感じる作品でした。


ドキュメンタリーはあんまりみないんですが、チェチェンへようこそみたいな作品があるならこれからはみてみようかなーと思います。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集