日本のクルマは軽でいい。タフト買いました。
ダイハツタフト、このような仕様にしてみました。ターボの場合、黒メッキのアルミが付きますが、それをレスオプションにして鉄チン白ホイールに変え、ミラーとドアの取っ手を白くすると、5000円のみアップ。リアにスペーサー噛ませてツライチにしたいところですね。ナンバープレートもまだ白で取れるみたいなのでそれもついでに。
タフトは自動ブレーキ、ACC、電動パーキングブレーキ、そしてオプションの自動パーキング(これはつけない)までいわゆるクルマのハイテクが全部入りの軽自動車です。「じっちゃんのにはついとらんの?」「ついとるんじゃこれがー」ということが、18年近くの年月でついに軽自動車にもついたという点で、ジジイは生きててよかった、わけで。
自動車が生まれて100何十年か経つわけですが、その中の20年の年月がないと、ここまで進化しないというのは、クルマはその進化速度があまりに遅い商品といえるでしょうね。その意味では、私は自動運転には懐疑的で、まだ相当な年月が必要だと思っています。生きてる間に実用化してくれたら、そのころ不自由な肉体を補ってくれるはずですが、これはまあムリだろうなと思っている次第。
軽自動車のエンジンはぜんぶ同じでいいと清水和夫氏が言ってますが、これまでの開発史を考え、今後を見るにとても賛同できません。以下引用
「清水:端的に言えば、もっと協調領域を広げないと、CASE時代に生き残れないのではと懸念しています。たとえば国内の軽自動車は、排気量660cc以下(国の規制)、ターボつけると出力は64馬力(自動車工業会自主規制)。これってもはや競争領域ではなく、協調領域ですよね。
だいぶ減ってはきましたが、それでもダイハツとスズキ、ホンダ、そして日産・三菱組が個別にエンジンをつくってます。排気量も同じ、気筒数も同じ。しかし、ボア間ピッチやボア・ストロークは各社バラバラ。そこにどんな意味があるのか、と疑問に思うのです。軽自動車のエンジンはもうぜんぶ同じでいいじゃないかと。」https://response.jp/article/2020/07/07/336321.html
9年前にMRワゴンの試乗記で『走り、デザイン、パッケージング全てにおいて、これまで40年近く乗ってきた軽の中で最高のもの。「ついにここまで来たか」と乗っていて思わず目頭が熱くなる軽だ。もはや日本のクルマはこれでいい。』などと書きました。
そして『スズキは中小企業の親父を自認する鈴木修会長が牽引している。本田宗一郎氏が生きていたら、豊田英二氏が現役だったらと考えると、ホンダもトヨタもずいぶん今とは違った会社であるように思える。しかしスズキは修会長が現役だ。日本のモノづくりの生き証人ともいえる人が、今も現役で引っ張っている会社、それがスズキ。昨年10月、(中略)鈴木会長は「電気自動車の時代になると地元部品メーカーは困るかもしれないが、高度な加工技術などはきっと役に立つ。どう事業展開ができるか、新たな産業革命のつもりでチャレンジして欲しい」という内容の挨拶をした。中小企業スピリットこそが、今後も日本のモノづくりを支えるはずだ。』とも。https://www.motordays.com/newcar/articles/mr_wagon_suzuki_imp_20110311/
「タフトはハスラーのパクリだ」という意見は消して否定しませんがw そうしたメーカー間の切磋琢磨があってこそ、このような素晴らしい軽自動車(すみません、買ったのにまだ試乗もしてないので素晴らしいかは不明w)が生まれているわけで、ニホンとして努力するのであれば、このモノづくりを縮小させるのではなく、それこそ海外へ打ち出すべきではと思ったりします。ちなみに軽トラは世界中で大人気らしいですね。
納車までいよいよあと一週間。個人的には軽自動車から始まって軽自動車で終わるクルマ人生となるのかw。日本のクルマはもう軽自動車だけでいいと思います。