後記 コービー・ブライアント 長崎精霊流し
グッズの生産と発送に追われながら、あっという間に当日が来ました。
この日が来るのをとても楽しみにしていました。
友達がLAから仕入れた特別な日にしか履かないお気に入りのスニーカーで参加
いざ長崎へ
実は依頼してくれた彼とはSNSでのメッセージのやり取りだけで、会うのは今回が初めて、会って知ったのですが実はまだ19歳ということでびっくり、とても行動力があるなと感心しました。
仲間達が集まり出発の時間が近づいてきました。
近所の方々が見守ってくださり町と地域全体がお祭りの雰囲気になってきました。
まだこの時は長崎精霊流しがどの様なものか知りませんでした。
お祭りに使用する船は軽車両と同じ扱いになるそうです。
注意事項を説明し、皆でコービー・ブライアントとジアナちゃんの魂に黙祷を捧げました。
いい感じの出来栄えです。
家の駐車場で夜遅くまで、家族や友達の力を借りながら作りあげたそうです。
船の高さはコービーの身長と同じに仕上げられています
素晴らしい!!
今回この計画を起こした彼はコービーの引退試合を本国アメリカまで観に行ったそうです、彼の情熱、行動力が周りの人や仲間を巻き込み、夢の様な事を現実にしてしまう、沢山の応援が集まり全ての経費を賄うことが出来ました。
この場をお借りして、グッズを購入して応援してくださった方々に心よりお礼申し上げます
ありがとうございました。
メッセージも沢山綴られています
レイカーズカラーのピザ🍕も用意されていました。
この活動を応援してくださった方からの差し入れでした。
もちろん味も美味でした。
チーズとレッドキャベツでチームカラーを表現しています。
ありがとうございました。
おばあちゃんが作ってくれたマスクを皆で装着!!
ジャバーソックス
今回使用する爆竹の量です
こんな量は福岡では見たことないです、まるで卸売り業者です
ではいよいよ出発です
本当にこの日を無事に迎えることが出来き最高でした!
いい仲間がいれば様々な思いが形になる
日がゆっくりと落ち始め、町に近づくにつれ、お祭りの雰囲気が気持ちをどんどん高ぶらせていきました
耳栓は必ずした方がいいです
爆竹の跳ね返りが顔に当たったりしてちょっと痛いですが、すぐに慣れてきます
とにかく爆竹🧨爆竹🧨爆竹🧨です
多分、中国文化とかの影響で爆音で魔を払う効果があるそうです
最初は爆竹にあまり慣れてなかったのですが、だんだんと面白くなってきて自分でもどんどん着火する様になりました
ちょっとした快感です
メイン通りに出ると圧巻の光景でした
こんなお祭りを見たのは初めてでした。
道路はそこらじゅう爆竹の灰だらけ、いたるところで爆竹が鳴り響き、故人の大きな写真を祀った巨大な船がずらりと並び、喧嘩が始まったり、警察官の数も見たことないぐらいに集まっていました。
長崎のイメージって何となく九州でも穏やかな異国文化みたいに勝手に思っていたのですが、このお祭りに参加している男性や女性を見ていると生まれ育った筑豊や北九州に似た熱い雰囲気を感じました
そして長崎の独特な雰囲気のお祭りに終始圧倒されっぱなしでした。
なので写真を完全に撮り忘れていました。
初盆の方をお見送りするための船です、この様な船がたくさんいます
この一夜のみ使用するために何百万円もするそうです。
長崎の方々がお祭り県民である事を全然知りませんでした。
失礼致しました
道端に落ちている不発の爆竹達を拾い集めダンボール箱いっぱいにためていきます。
ちいさなキッズ達も爆竹を慣れたおもちゃの様にバンバン着火して遊んでおりました
お祭り独特の熱気に満ち満ちてました
ギャラリーも歩道からお祭りの様子を観ています、今年はやはり例年より少ない様でした
が、お祭りは大盛り上がりです
3〜4時間ほど流し、最後はゴール地点で船を預け見送りました。
本当にあっという間の一日の出来事でしたが、初めて体験する長崎精霊祭りは強烈なインパクトでした。
最初はただの仕事の依頼から始まり
軽くした返事からどんどんプロジェクトに加わっていく中で
僕も彼が思い描いたもの(夢)が現実になった瞬間をこの目で見たいと思う様になっていきました。
SAMURAI BALLERSのU-LAWさんのご協力もあり大変心強かったです。
本当に沢山の方々のご協力があり、僕ができた部分はほんの少しですが
誰かの夢が形になる瞬間を共に感じる事ができた有難い機会でした
頭の中にあったイメージが現実になった時、そこに向かっていく時の興奮は生きる醍醐味だと思っています。
強く信じる事、日々念じる事、そしてアクションする事でそれは本当になっていく
いい経験をさせてもらいました。
ありがとうございました
皆さんお疲れ様でした。
また会いましょう。
偉大なバスケットプレイヤーとして、父親として多くの人に感動を与えたコービー・ブライアント選手とジアナちゃん
どうか心安らかに
R.I.P