チャートパターンと各取引
今回は各チャートパターンと各取引を見ていきましょう。
まずは復習でこちらを
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全てが繋がっていてお互いがお互いを補完し合っている。
一足飛びで楽な方に逃げれば先々苦しみます。
しっかり足元を固めていきましょう。
※記事・画像の無断転用はおやめください。
【チャートパターンと各取引(15種)】
【ダブルトップ・ダブルボトム】
ダブルトップは高値を2回つけて転換していくチャートパターンです。
ダブルボトムは反対に安値を2回つけて転換していくチャートパターンです。
ダブルトップを想定して高値から売りポジションを保有、もしくはネックライン割れで売りポジションを保有します。
ネックライン割れからポジションを保有する際の注意として、ブレイクアウトのみではなくネックラインのリターンムーブ(画像)も選択肢にいれておきましょう。
ダブルボトムを想定して安値から買いポジションを保有、もしくはネックライン抜けで買いポジションを保有します。
ネックライン抜けからポジションを保有する際の注意として、ブレイクアウトのみではなくネックラインのリターンムーブ(画像)も選択肢にいれておきましょう。
【トリプルトップ・トリプルボトム】
トリプルトップは3つの山を形成して反転下降していくチャートパターンです。
トリプルボトムは3つの谷を形成して反転上昇していくチャートパターンです。
トリプルトップを想定して高値から売りポジションを保有、もしくはネックライン割れで売りポジションを保有します。
ネックライン割れからポジションを保有する際の注意として、ブレイクアウトのみではなくネックラインのリターンムーブ(画像)も選択肢にいれておきましょう。
トリプルボトムを想定して安値から買いポジションを保有、もしくはネックライン抜けで買いポジションを保有します。
ネックライン抜けからポジションを保有する際の注意として、ブレイクアウトのみではなくネックラインのリターンムーブ(画像)も選択肢にいれておきましょう。
【ヘッド・アンド・ショルダー】
チャート上の値動きが人の頭(ヘッド)と左右の肩(ショルダー)を構成しているように見えることから、この名称がついています。
三尊は右の山(肩)形成しながら反転下降。逆三尊はその逆の上昇転換となります。
三尊を想定して右の山から売りポジションを保有。
ネックライン割れからポジションを保有する際の注意として、ブレイクアウトのみではなくネックラインのリターンムーブ(画像)も選択肢にいれておきましょう。
逆三尊を想定して右の谷から買いポジションを保有。
ネックライン抜けからポジションを保有する際の注意として、ブレイクアウトのみではなくネックラインのリターンムーブ(画像)も選択肢にいれておきましょう。
【ライントップ・ラインボトム】
ライントップは上昇してきた相場が横ばい(レンジ)に推移後、反転下降していくチャートパターン。
ラインボトムは下降してきた相場が横ばい(レンジ)に推移後、反転上昇していくチャートパターン。
ライントップの上限(レンジ上限)で売りポジションを保有する。もしくはネックライン割れで売りポジションを保有します。
ネックライン割れからポジションを保有する際の注意として、ブレイクアウトのみではなくネックラインのリターンムーブ(画像)も選択肢にいれておきましょう。
ラインボトムの下限(レンジ下限)で買いポジションを保有する。もしくはネックライン抜けで買い
ポジションを保有します。
ネックライン抜けからポジションを保有する際の注意として、ブレイクアウトのみではなくネックラインのリターンムーブ(画像)も選択肢にいれておきましょう。
【ソーサートップ・ソーサーボトム】
お皿で蓋をしたようなチャートパターンで、高値の更新率が悪くなり徐々に下降への転換を表す形。
トップとは逆のチャートパターンで、安値の更新率が悪くなり徐々に上昇への転換を表す形。
必ず高値の切り下げが発生するので、下降のトレンドライン(高値)で売りポジションを保有することが最も有利となります。
お皿のフチとなるネックライン割れを狙う際は、他チャートパターンと同様にリターンムーブも検討しておきましょう。
必ず安値の切り上げが発生するので、上昇のトレンドライン(安値)で買いポジションを保有することが最も有利となります。
お皿のフチとなるネックライン抜けを狙う際は、他チャートパターンと同様にリターンムーブも検討しておきましょう。
【シンメトリカルトライアングル】
シンメトリカル(対称)・トライアングル = 前のトレンド継続が基本となります。
上昇トレンドにおいてシンメトリカルトライアングルが見られた時は上昇に向かい、下降トレンドにおいてシンメトリカルトライアングルが見られた時は下降に向かいます。
トレンド方向に対してのレジスタンスのブレイクを見てポジションを保有します。画像は上昇パターンで下降は逆になります。
決済はサポートラインと平行に引いたライン(パラレルライン)付近が一つ決済の目安となりますが、黄色線の同幅も目安となります。
【上昇トライアングル・下降トライアングル】
上昇(アセンディングトライアングル)
下降(ディセンディングトライアングル)
『上昇トライアングル』は、レジスタンスは水平線、サポートは上向きのトレンドラインとなっている三角保ち合いのチャートパターンです。
安値が切り上がり、最終的にレジスタンの水平線を突破して元の上昇トレンドを継続するパターンが多い。
『下降トライアングル』は、レジスタンは下降トレンドライン、サポートが水平線となっている三角保ち合いのチャートパターンです。
高値が切り下がり、最終的にサポートの水平線を突破して元の下降トレンドを継続するパターンが多い。
上昇・下降どちらも水平線ブレイクからポジション保有がセオリーです。
ただしリターンムーブも選択肢に入れておきましょう。
【リバーストライアングル】
リバーストライアングルはトライアングルとは逆の方向を向いた三角形のチャートパターンで徐々に取引量が増している相場状況を示します。
まずリバーストライアングルを形成している相場は、値動きがスピーディーで激しい傾向があります。この点を注意しておきましょう。
取引に関しては、高値・安値の2点目以降を結んで構築したライン沿いでポジションを保有する方法が1つ。(上記画像)
上記画像のようにトライアングル抜けからポジションを保有する方法もあります。
このブレイク狙いの場合はリターンムーブも考慮しておきましょう。
【ペナント】
トライアングルの手前に明確なトレンドが発生している。それによって三角の旗のように見えるチャートパターンです。
基本的にトレンドの継続を示唆します。
トライアングルとの違いを簡単に述べると
レンジ⇒三角形成=トライアングル
トレンド⇒三角形成=ペナント
トレンド方向へのブレイクに合わせてポジションを保有していくことがセオリーとなりますが、リターンムーブも考慮しておきましょう。
形成中のトライアングル内にて、トレンド方向へポジションを保有していくことも有効。
(上昇はサポートライン沿い、下降はレジスタンスライン沿い)
【リバースペナント】
リバースペナントは、その名の通りトライアングルがペナントと逆になります。
リバーストライアングルをブレイクした後、明確な上昇・下降トレンドが発生し形成されるチャートパターンです。
取引量が増えている状態からそのまま強い上昇・下降が発生します。
ペナントと同様で、トレンド方向へのブレイクに合わせてポジションを保有していくことがセオリーとなりますが、リターンムーブも考慮しておきましょう。
形成中のトライアングル内にて、トレンド方向へポジションを保有していくことも有効。
(上昇はサポートライン沿い、下降はレジスタンスライン沿い)
【ウェッジ】
進むにつれて先端が尖っていく形のチャートパターンでトライアングル形成途中でブレイクアウトしていきます。
トレンドの転換、継続の両方で出現の可能性があります。
セオリーはブレイクからのポジション保有ですが、こちらもリターンムーブを選択肢に入れておきましょう。
【ボックス】
上昇、横、下降と同じ幅のチャネルラインで動いていくチャートパターンです。
ボックスはこちらを参照下さい。
【フラッグ】
フラッグとはその名の通り旗の形状をしており、トレンド継続方向に抜ける可能性が高いチャートパターンです。
調整局面で形成されます。
トレンド方向へのブレイクからポジションを保有することがセオリーとなります。ブレイク後のリターンムーブも頭に入れておきましょう。
ボックス内3回目以降のラインタッチ(買いならサポート側、売りならレジスタンス側)でポジションを保有し、ブレイクを待つのも有効です。
【ダイヤモンド】
ダイヤモンドはリバース(拡散)でブレイクすることなく、再びトライアングル(収縮)に転じて形成されるチャートパターンです。
転換、継続どちらにも現れます。
ブレイクからのポジション保有がセオリーとなります。
リターンムーブも忘れないようにしましょう。
【カップ&ハンドル】
その名の通りティーカップ形状をしたチャートパターンです。
基本的には上昇局面への転換や継続のパターンとして有名ですが、下降局面でも現れます。
ハンドル部(ネックライン)抜けでポジションを保有することがセオリーとなります。
この場合もリターンムーブをしっかり頭に入れておきましょう。
下の画像の場合もあります。
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ここまでチャートパターンとそれぞれに合わせた取引法を記載しましたが、決済位置の選定に触れていません。
決済位置・目標に関しては以下を使っていきましょう。
【値幅と紐づけ】
以下に簡単な例を記載します。(例2からは同一チャートで一連のながれを記載)
例1
例2
例3
例4
例5
上記画像の通り、調整のパターンを形成して次の流れへ移行します。そして目標値を達成したところで再び調整のパターンです。
最初は止まっているチャートで構いませんので、『自身で言語化』できるようにしましょう。
止まっているチャートに対して言語化できないようだと、リアルタイムで動くチャートに対して、仮説を立てながら追従することはまず無理です。
一足飛びで目先の餌に飛びつかず確実にベースを固めましょう。
【リアルタイムで言語化】
以下にリアルタイムで見ていたらどう言語化できるのか簡単に例を記載しておきます。(単一時間軸)
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(右下安値で一つ値幅は達成しているので決済ok)
以下そのまま流していきます。
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次に行く前に
以下の2パターンが見えていると素晴らしいです。
では引き続き
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ここまで簡単ではありますが時系列を追ってみました。
売りの流れで追いかけたので買いに対しては記載を省いていましたが、
以下に↓↓↓↓
以上で本記事は終わりになりますが、チャートを見ながら実況できる位になると良いのではないかなと思います。
勿論これだけで勝ち切れるわけではありませんが、何かお役に立てたのであれば幸いです。
それでは良いトレードライフを
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