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デジタルとフィルムと。後編
ピエニオンニさんのフィルムとデジタルを感じる写真展「visible & invisible」のフィルム部門、昨日終わりました。
ギャラリーに足を運んでくださった方、気にかけてくださった方ありがとうございます。
個人的にですが、やっぱりフィルムの写真には暖かみがある気がしています。それは撮り手もですが、撮り手以外にも関っているからでしょうか。
あと、デジタルとは違いすぐ見れないことと要所で時間がかかります。ただ、その時間が想像性や特別な愛しさを生むのかなとも思います。
フィルム部門の出展作品はこれです。
![](https://assets.st-note.com/img/1685890367552-2mACY7HSlu.jpg?width=1200)
蓮を多重で撮っています。私が使っているカメラNikonFE2にはフィルムを空送りできて1枚撮ったフィルムでもう1度シャッターを切っています。
蓮畑にある蕾と咲き切った蓮です。
2つの蓮は異なる時を刻んでおり、時間を表現してみました。蓮は仏教では輪廻の象徴と言われています。
それでタイトルは"輪廻"です。
輪廻(りんね):または輪廻転生(りんねてんしょう)とは、命あるものが何度も転生し、人だけでなく動物なども含めた生類として生まれ変わること。
フィルムにできて、デジタルにできないものとは?と考えた結果の結論です。合成でできなくはないですが、フィルムはこれと同じ写真はたぶん撮ることは難しいと思います。あとはすぐに見れないのでうまく撮れている保証もないのです。
もう1枚出展するか迷った多重の写真があったんですが、いつかどこかで出展できるとよいなと思ってます。