【妄想祭】10/26 精霊への敬意を「ンゴロ・ワ・ンソンゴ（N'golo wa Nsong'o）」　- ンゴムバ村 / マラウイ共和国 -

マラウイ共和国の架空の村「ンゴムバ村」では、毎年10月26日に「ンゴロ・ワ・ンソンゴ」という伝統的な祭りが開催されます。この祭りは、収穫の感謝と次の年の豊穣を祈るためのもので、地域の人々が集まり盛大に祝います。

架空の村「ンゴムバ村」は、マラウイ共和国の中央部に位置し、豊かな自然と伝統文化を大切にする小さなコミュニティです。この村は山と湖に囲まれ、農業と漁業が盛んで、特にトウモロコシやキャッサバが主要な作物として栽培されています。

祭りの特色

ンゴロ・ワ・ンソンゴでは、村の中心に集まり、色鮮やかな民族衣装をまとった人々が、太鼓や笛の音に合わせて「ムビラ」という踊りを披露します。踊り手たちは、精霊への敬意を表すために顔や体に白い模様を描き、自然との調和を願いながら、エネルギッシュに踊ります。

儀式と食事
儀式の一環として、村の長老が収穫された穀物や野菜を供え、精霊と先祖に祈りを捧げます。その後、村全体で「チボロ」という、トウモロコシを主成分とした伝統的な料理を囲んで食事が始まります。村人たちは、伝統的な食事を分かち合い、家族や友人とともに一日中祝います。

伝統的な料理「チボロ」　素朴な味わい

未来の繁栄への祈り
祭りの最後には、子どもたちが手作りのランタンを持ち、村の外れまで行列を作ります。この行列は、村の未来の繁栄と、次世代への希望を象徴しており、ランタンの光が夜の闇を照らし、村の未来を明るく照らし出すとされています。

「ンゴロ・ワ・ンソンゴ」は、村の誇りと結束を象徴し、村民の絆を強める重要なイベントとして、何世代にもわたって受け継がれています。

N'golo wa Nsong'o（ンゴロ・ワ・ンソンゴ）の意味

• 「N'golo」は「力」や「強さ」を意味し、収穫と自然の力への敬意を表しています。

• 「wa」は「〜の」という意味の接続語

• 「Nsong'o」は「豊穣」や「実り」を指す言葉で、村にとって大切な収穫を祝う意味が込められています。

ンゴムバ村の特徴

• 自然環境
  ンゴムバ村はマラウイ湖の近くに位置し、青々とした山々や森林が周囲に広がっています。川や小さな滝もあり、自然散策を楽しむことができます。村の住民は土地と共に生きることを重視しており、伝統的な農法を用いて持続可能な生活を営んでいます。

• 文化と伝統
  村では精霊信仰が根強く、祖先や自然の精霊への感謝が重要視されています。祭り「ンゴロ・ワ・ンソンゴ」はその信仰を反映したもので、豊穣と村の繁栄を祈りながら、音楽や踊りを通じて地域の結束を深めます。

• 手工芸
  村の人々は色鮮やかな布を用いた手工芸品や、木彫りの彫刻を作ることでも知られています。これらの工芸品は観光客へのお土産として人気があり、村の重要な収入源です。

アクセス

ンゴムバ村へは、マラウイの首都リロングウェからバスで数時間の距離にあります。以下が一般的なアクセス方法です。
ンゴムバ村は交通の便が良くなく、少し冒険心のある訪問が求められます。

• 最寄りの町: マラウイの都市「リロングウェ」から車でおよそ4時間ほどの距離にあります。舗装されていない山道を進むため、四輪駆動の車を推奨します。

• バスとタクシーの組み合わせ: リロングウェから出るローカルバスで近隣の村まで行き、そこからはタクシーを手配してンゴムバ村まで向かいます。

• ガイドツアー: 最近では、ンゴムバ村への訪問を専門にしたツアーも増えており、ガイドと共に訪れることで、アクセスが難しい分、安全に村まで辿り着くことができます。

取材メモ：

取材中、編集長は村の若者たちと一緒に「ムビラ」の踊りを踊ることになりました。最初はリズムが取れず、ステップを間違えて転んでしまう場面もありましたが、それを見た子どもたちは大笑い。
でも、負けじと踊り続け、次第にリズムに乗れるようになりました。そんな編集長に、村人たちは「村の一員」として迎えてくれる温かさを感じました。（同行者：佐藤）

「チボロ」また食べたいな。（編集長：ハロー上田）

若かりし頃の上田編集長　※今と違いすぎです。。。by佐藤