新年にどんな未来を信じますか?
本年も残りわずかとなりましたが、
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
今日は大晦日ですね!
2020年はどんな年だったでしょうか?
真っ先に思うことは、新型コロナウイルスによる、
不安や悲しみが襲い新しい生活様式によって、
生活が一変した年でした。
僕は、相変わらず放射線の影響で
肋骨が4本折れたままですが
その介もあって、今のとこ癌はありません。
新年からまたヨガで整えはじめようと思ってます。
来年はがん宣告を受けて5年目です。
余命30ヶ月、5年生存率30%と言われ
絶望的になったあの日から、3月で丸5年です。
あの時も今のコロナ問題と同じように
不安でいっぱいでした。
先の見えない未来に絶望的で、
何をしても無駄だと思うこともありました。
何か問題に直面した時、癌にせよ、コロナにせよ、
人はその問題と向き合う必要があると思います。
がんを経験した僕が直面した「生」と「死」について向き合い
生きていく中で、もちろん、死生観は人それぞれ違って当然です。
ある人は、「最後までがんと闘う生き方」を選び、
ある人は、「あるがまま、頑張らなくてもいい生き方」を
大切にしたいと言います。
それぞれが大切にする「生き方」があります。
死と直面するからこそ、死を真面目に考えることができ
それは、「どう生きるか」を考えることにつながります。
コロナ問題で、仕事や家庭、子育てなど
これまで何気なく生きてきたことと向き合う時間が増え
色んな価値観の元、「どう生きるか」という
大きなテーマを考えた年になったかもしれません。
ただ、どう生きようとも、
「未来を信じる」というとても大切な気持ちは
心の中が不安でいっぱいになっていると、
つい忘れてしまいます。
5年前の絶望的な状況から、今年は息子が生まれ家族が増えました。
未来を信じ諦めず、少しずつ焦らずゆっくり歩んできた結果です。
決して諦めることのない未来を信じて
どう生きるかと向き合った結果です。
皆さんは大晦日の夜、
どんなことを想い、どんなことを顧み、
新年にどんな未来を信じますか?